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神のロジック・人間のマジック(次は誰の番ですか?)



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神のロジック・人間のマジック(次は誰の番ですか?)の評価: 6.13/10点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.13pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

神のロジック・人間のマジックの感想

11歳の僕は唐突に親元から引き離されある施設に預けられた。 異国の地で異国の同級生との共同生活を行う、そこでは<実習>という名の推理合戦の課題が課される。 スパイの養成施設? 特別な才能の持ち主? 僕たちは一体何の為に集められたのか。 新入生の登場に揺れる級友、学校に潜む“何か ”が目覚めようとしていた・・・。

 
 10年以上振りに再文庫化され手に入りやすくなりました。 でも反復するような旧題の方が素敵かな。 
物語は11歳の主人公が突然異国の土地の施設に飛ばされることから始まる。 自身の存在理由、施設の目的をクラスメイトと推理するも分からないまま時は過ぎていく、しかし新入生の登場を機に事態は一変、ホラーなのか或いはファンタジーなのか現実なのか空想なのか終盤に至るまで輪郭さえも掴めさせないようなアクロバットなストーリーになっている。
 


▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

気になるタイトル

なんだか魅力的なタイトルですね。「神のロジック 人間のマジック」リズムが良くて印象に残りますし、是非とも読んでみたい!となりました。結論から言うと、このタイトルと文庫本の表紙は内容と結び付けられません。良くも悪くも誰が読んでも、想像していたのとは違った!となること間違いなしでしょう。
読み始めてすぐに奇妙な世界感を味わうことができます。学校に連れて来られた時の記憶が曖昧な人々が謎解きの授業を受け、この学校の真実を探ろうとする、かなり独特です。

読んでいてモヤモヤするので早く結末が知りたい思いに任せて一気読みできましたが、結末にはちょっとガッカリです。悲劇の謎解きも合わせて収録されていますが、そこまでかなと。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:
(5pt)

神のロジック・人間のマジックの感想

出だしはハリーポッター風に始まり、ファンタジー作品?と感じますが、中身はミステリーです。
タイトルに惹かれて読みましたが、やや名前負けしていると感じました。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

神のロジック・人間のマジックの感想

うーん、タイトルから面白そうな予感を持って読み始めたが、全体的にもラストの意外性もイマイチって感じだった。特殊な環境を構築するデボラ・シウォード博士の言葉も説得力が無いように感じられる。部分的な記憶を失くしている少年マモルは、他の仲間たちと自分たちの居る施設≒学校についてあれこれと推理を巡らせるが、そう謎めいた雰囲気も無く少々退屈だ。それは最後への伏線であるからで本格的な謎解きの様相を呈していないせいだろう。起きる殺人もそう不可思議な状況ではなく読んでいてワクワク感もない。途中言葉や表現などにオイオイと思ったが、それはそれで周到な計算だったわけだ。だがしかし西澤流のレトリックは不発だったと云う印象だけれど、他のレビューにあるように仮にアノ作品を読まずにこっちを先に読んでいたら、それはそれで違った感想になったと思う。そういったところでは少し残念な気もする。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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