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首無の如き祟るもの



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首無の如き祟るものの評価: 8.62/10点 レビュー 21件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.62pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

首無の如き祟るものの感想

当サイトSランクの未読本を読んでみようと、手にした1冊。
当サイト評価Ave8.70。アマゾン評価Ave3.55。
かなりの差が見られる。
それこそ、本書の特徴を如実に示している。
いわゆるミステリー好きが多いこのサイトでは、評価が高く、多様な趣向の読み手が多いアマゾンサイトでは、中庸点。
まさに読者層を選ぶ1冊であった。

当方にとって、まず登場人物の名前が読みにくくて覚えづらい。
最初に主な登場人物の名前と続柄等が書かれてはあるが、なぜだかなかなか頭に入らない。
さらに登場地の地名や事件現場の建物名、建物の構造・位置関係などが全く整理できない。
それに、この事件に関係があるのかないのか良く分からない中で、ミステリー作家が多く出てきて、これまた混乱の一因。
当方、深くは考えず、まずは筋書きだけを読みきることに専念して、読み終えた。

二転三転ありで、面白くはあったが、なかなか難しい本であったなと、そういう感想を持った。
これは、本当のところは、二度読み必須なんであろう。恐らく概略を知った上で、二度目をじっくり落ち着いて読むと、筆者が落とし込んだ餌が次々と点と線で繋がり、謎解きのミステリーを楽しむ醍醐味が得られると思う。そういう類の本だと思う。
しかし、当方にはちょっと無理っぽいかもしれない。
とは言え、読後のこの微妙なホラー感。この味は面白い。すべての解答を与えず、読み手に不可解な消化不良感を残す。
それが謎解きとは別の本書の本当のところの醍醐味である、そういう気がした。
ということで、当方の評価はアマゾン評価の3.5点。すなわち当サイト評価7点とした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

首無の如き祟るものの感想

誰が誰だか…首があってもなくてもわかりません。あらゆる絡繰りを駆使しラストのラストまで翻弄されました。読後でさえも、まだ実は…が隠されているのではとしばらく頭の中がぐるぐる…。
前2作に比べ、読みやすいのにトリックは秀逸。シリーズ最高位の作品であることに納得です。
オススメします❗

はつえ
L7BVQMDY
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

首無の如き祟るものの感想

なんかよくわからなかった…

呑んだくれ
P3S7II56
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

首無の如き祟るものの感想

村の因習や跡継ぎ問題など、おどろおどろしい雰囲気とロジックとのバランスが、さすが、という長編。

なかなかのボリュームに、何日か掛けてじっくり腰を据えて読みました。

ところで、読んでいる最中にランニングに行ったら、その後一週間ほど『足首』が痛むのですが、これも淡首の祟りでしょうか?

師匠
ZKU30DY3
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

首無の如き祟るものの感想

最後の最後まで飽きさせない終盤の展開が凄いです。

▼以下、ネタバレ感想

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Morphe
CTP9H472
No.1:10人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

首無の如き祟るものの感想

これは一言で云うと面白い。ミステリーでいうトリックが幾重にもあり、最後の最後までドンデン返しのある仕掛けで書かれている。全体の話としては横溝 正史の世界のようで名作「八つ墓村」を彷彿とさせるものだが、密室殺人、首なし死体、その土地に代々伝わる祟りと亡霊の物語などクラシックと云えばそのとうりだが、良くできたプロットと入念に練られた物語の構成などで一気に読ませる。因習の村、繁栄のための男児の誕生、首なし様の伝説、密室の山、探偵小説、一言のセリフが伏線として存在するなど手が込んでいる。目の肥えた人もそうでない人も楽しめるミステリー小説としておススメの一冊です。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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