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首無の如き祟るもの
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首無の如き祟るものの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 1~20 1/3ページ
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| 前2作と違い書き手、語り手が刀城言耶ではない事が生きているし読みやすさに貢献している。 ホラーと推理の融合が良くできていて、ラストが特に背筋を凍らせてくれた。 | ||||
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| 小説家が実際に起こった未解決事件を連載作品として執筆しながら、自分自身で推理して解決に導いていくか、読者に謎を解いてもらいたい、という体裁で書かれた作中作として物語は進みます。 事件に外側から関わった警察官と、内側から関わった少年、2つの視点で交互に描かれる構成なのですが、この構成と作中作であるということを大いに利用した数々の伏線と巧妙なミスリード、そして驚愕のトリックが大変素晴らしかったです。 たった1つの真実に気付くだけで数多くの謎が一気に解けるという、そのあまりにも鮮やかな謎解きには息を呑み、まさかの真相に震え上がり、どんでん返しで驚愕した…と思ったら、二転三転してまたひっくり返されて、更に畳み掛けてくるという終盤の展開はもう圧巻の一言です。 今まで読んできたミステリーの中でもトップクラスの大傑作。 星5つじゃ全然足りません。 | ||||
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| おすすめのホラー小説は?という議題で必ず挙がる作品。その評判に惹かれ電子書籍で購入。大昔が舞台のお話なのに文章が読みやすくてスルスル頭に入る⋯が、読んでも読んでも読み終わらない。いったい何ページあるんだと商品詳細を見てみると驚異の500ページ超えでした。そりゃなかなか読み終わらないはずだ⋯。 というわけで数年前から読み始め、途中リアルが多忙になり年単位で中断しつつも最近ようやく読み終わりました。長い戦いだった。主に私が忙しかったせいですが。 本作は大昔の連続首切り事件を追憶し読者に推理を促す形式で進められます。なので事件自体はすでに迷宮入りしており未解決事件扱いです。つまり犯人逮捕のカタルシスはないのでその点はモヤモヤが残るかも。別の方向性から真犯人に天罰が下るので胸糞まではいきませんが。 連続猟奇殺人事件の他にお家騒動も絡んでくるのでとにかく登場人物が多い。正直なところ覚えられなかったので推理は早々に諦めました。 最後の最後まで謎が山のように積み上がり何一つ解決しないままラスト数ページになったので「これちゃんと回収できるのか?」とハラハラしましたが終盤に名探偵が登場し(遅くない!?)一気に解決。真相は明かされるとそんなのあり?と突っ込みたくなるような大味さで、なるほどと納得できる緻密なトリックではありませんでした。でもまあこの作品自体古いものだし、太古の推理小説ってぶっ飛んでるものが多かったしな⋯と無理やり飲み込みました。 首がない死体が続くことにより推理小説においてどんなトリックが可能になるかを考えれば自ずと事件の全貌が想像つくと思います。本作はそこにひと手間加え(そのひと手間がズル技なのですが)そのトリックから目を逸らさせようとしています。私はヒントが少なすぎて「なるほど!」よりも「そんなのアリ?」って感想になったのでこの辺は人によって意見分かれるかな。他の方も言っていますが超有名な「占星術殺人事件」と同じ方向性のトリックと言えばだいたいわかるかと。 本作はオカルト要素も絡んできますが最終的にオカルトは「ある」ものとして締めたのも驚きました。となると首なしの神様が祟る条件がわからなかった。事件が起きたのは数十年前なのに真犯人が老人になってから突如祟ったのはなぜ。謎のタイムラグ。オカルトが実在するという終わり方にするなら首なしの神様の祟りシステムも作り込んでほしかったのが正直なところ。 そういえば途中でまったく関係ない喉裂き魔の事件も描写され続編が匂わされてました。続編⋯どうしようかな〜。文章の読みやすさはピカイチだけど、トリックが斜め上すぎて合わなかったので読むかどうかは悩んでみます。 | ||||
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| 著者の代表作として必ず挙げられる本作。やはり傑作である。 刀城言耶シリーズの3作目にあたるが、前2作とはかなり色合いが異なる。登場人物のひとりが執筆する「小説」という形で物語が進行し、名探偵・刀城言耶もなかなか登場しない。 だが、首なし死体をめぐる大技トリックはあっと驚く素晴らしい出来栄えで、完全に騙された。突っ込みどころはあるものの、島田荘司氏の大傑作「占星術殺人事件」を連想するほどで脱帽です。 このまま本格謎解きミステリとして仕上げても良かったと思うが、そのままでは終わらず、ひとひねりもふたひねりも加えるところがいかにも著者らしいと思う。 | ||||
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| どんでん返し系ミステリの私的ナンバーワン。 一人称の小説でも、なんで自分の思いを語ってるんだろうとか、変なとここだわっちゃうから、凝り過ぎな叙述とか、編者の記みたいな「メタ(外枠)」にも全て意味と仕掛けを施してるのがたまらん…… 最初こそ、600ページは超えてるは登場人物多すぎだわで辟易して夏休み使ってのんびり読むかと思ってたが、あまりの面白さに一日で半分読んでしまった。民俗学薀蓄もたまらない。 因習残る集落が舞台、○○様の祟りによる殺人事件、戦中〜戦後初期に渡る物語、伝奇ホラー✕ミステリー……これ京極夏彦や坂東眞砂子っていうより、ひぐらしでは!? なんて思いもしたが、ちゃんと本格ミステリですのでご安心を。 事件というより怪異レベルの謎、終盤にも関わらず次ぐ超展開の連続に、これ本当に解決するのかと思いきや……まさか一つのトリックで全ての謎が解けてしまうとは恐れいった 『厭魅の如き憑くもの』はフーダニットものの傑作だし、『凶鳥の如き忌むもの』はハウダニットものの傑作だし、『首無の如き祟るもの』はメタ・どんでん返し系の傑作。 三津田信三はあらゆるジャンルのミステリーで傑作書いてるのが本当に凄い | ||||
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| 数多くの不可解な事象が、ただ1点の見方を変えるだけでことごとく解明される。細かい点での瑕疵はあるものの、比類のない論理的カタルシスを感じさせる傑作である。怪奇小説としての要素も、緻密な論理構成とよく融合している。ホラー映画で経験するような即物的な恐怖感ではなく、根源的な不気味さを覚えさせる要素になっている。 | ||||
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| 全体的には面白かったです。ホラー要素は作中での文字表現の割には不足気味の印象。ミステリー要素はええっそう来るかという感じで意外性もあり良かったです。作者の他の作品は未読ですが、ほぼこのような作り方(山深く隔絶された集落、古くから続く家と風変わりな人々、昔からの言い伝えや因習、それらの舞台設定の中で起こる奇妙な殺人)と想像。ちょっと横溝正史テイスト。このような雰囲気のミステリーを好む読者にはハマる作品。 | ||||
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| こういう類の話は情緒が大切。文章も大切。好みの問題もあるだろうが、まるでAIが作った文章のように味気ない。といって、長々と読まされるほど秀逸なトリックもなし。編集者はどう思ってるんだろうと、首を傾げたくなります。いや、編集者も同じ感覚なのか。 | ||||
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| 6歳児が出てくるのだが、こいつ、天才か?と驚く。登場人物も驚いていた。現実味がなくてしらける。 地方の寒村が舞台だが、方言だと理解しづらくなるので標準語にしたとのことだったが、読み進めると舌の根も乾かないうちに関西出身の産婆だけ、「〜やでえ」と大阪弁炸裂。いっそのこと統一してくれ。 ということでいろいろ耐えきれなくなり挫折。そういったところが気にならない人向けかなあ。 漢字が多くてそれはいいんだけど、読み方もその都度違っていて変に複雑にしている。トリックがすごいらしいので読み切りたいが…しんどいなあ。 | ||||
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| 小さな謎が積み重なって山のようになった後、名探偵が提示するあるシンプルなトリックによって全てが解き明かされる、その快感。ミステリを読むことの醍醐味。 それを味わわせてくれる作品のうちのひとつだと思います。 先人たちの築いた数々の傑作ミステリへのオマージュが散りばめられているのも嬉しいです。 書名のおどろおどろしさから予想されるよりも読みやすい文章の手ざわりは、横溝正史さんの作品に近いように私には感じられます。内容からも、あの作品や、あの作品を連想しました。 作者の、ミステリを愛する心と、先達への経緯と、読者へのサービス精神を感じて、読んでいて嬉しくなります。 本格推理が好きな読者も、新本格が好きな読者も楽しませたい、という意欲作であると思いました。 横溝正史さんの「八つ墓村」、島田荘司さんの「占星術殺人事件」、麻耶雄嵩さんの「翼ある闇」がお好きな方に、一読をお勧めしたいです。 なお、刀城言耶シリーズを読んだのは、本作が初めてですが、特に問題は感じませんでした。ここから読んでも大丈夫だと思います。 | ||||
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| 「厭魅〜」から始まる刀城言耶シリーズを刊行順に読んできましたが、 今の所こちらが一番面白かったです。 三重にも四重にもなる密室状態、時折ちらつく首無しの怪異。 話に進むにつれ謎が増えていき 事件に関する謎だけでも最終的にざっと37個。 それが1つの真実で解説できると豪語する探偵役。 二転三転する犯人当て。などなど読んでるこちらも右往左往しました。いい意味で。 トリックや真相は過去作の中でもトップクラスに感嘆させられる部類でした。 しかし猟奇的な犯行に関わらず、(この作者の推理モノ全般に言えることですが)動機が弱いのが残念。 加えて「驚くべき事実が明らかに!」で2章も引っ張ったのにはちょっと苦笑してしまいました。 ポンポンと話が進み、話の勢いそのまま鮮やかに犯人まで辿り着くような物語ではなく 話の進み具合はゆっくりで、時には事件を振り返ったり、まとめたり。 とじっくり読むタイプのお話です。 | ||||
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| 私にはあいませんでした。 | ||||
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| P571に 2つの切断面が一致しない と書かれてますが中婚舍の屍体は長寿郎なので一致すると思うんですよね。 私がなにか勘違いしているのかな… | ||||
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| 何が信用できて、何が嘘か。 結局この作品はオカルトホラーなのか推理小説なのか。 最後まで悩ませてくれました。 他のレビューを見るにこの道の玄人には物足りない部分があるみたいですが、ミステリー初心者の私には予想通りのところも有れば想定外のところもあり、色々と新鮮かつ贅沢盛りでまるでお子様ランチのような、とても良い一作だったと思います。 | ||||
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| なんというか横溝正史の劣化パロという感じ。本格推理ものとして比較したら新本格の中でもかなり低いレベル。 これを傑作というなら他の作品を読んでないだけだろう。 登場人物はあまりにマヌケで警察もマヌケ。そもそもトリックが穴だらけの上に「謎」にもなっていない。 オチも強引で、あんだけ周りがマヌケならいくらでも後付けで決められるような話。小学生レベルの終わり方。 伝奇物としてまったりと読むにはいいのかもしれないが、推理ものとして期待すれば間違いなくレベルの低さに驚かされる。 | ||||
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| 登場人物が多いこともあり、ちょっと読みにくい。ややこしい。 (例えば旧家の人々。一守家、二守家、三守家と、ここだけで登場人物が20人位いる) トリックは面白いとは思うが、個人的には「あぁ、そう」と拍子抜けレベル。 頑張って読んだ分、軽い徒労感を覚える。 ちなみに、怖さ・ホラー感は皆無。 全体的にちょっと軽いかな? 旧家の人々の描写(とくにジジババ)が、失笑的なほどステレオタイプ。現実感がない。 ついでに、トリックも現実的ではない。 恐らく、読み手を選ぶ小説だと思う。こういうの好きな人には、いいんじゃないかな? 個人的には、後に残るものはそんなになく、同じ作者の他のシリーズを読みたいとも思わない。 | ||||
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| トリックのための物語という感じで読むのが苦痛でした | ||||
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| 奥多摩の山村の名家の跡取り騒動に纏わる連続殺人劇。おどろおどろしい伝承や不気味な因習が、横溝正史のような世界観を醸し出しています。 密室状態での首無し殺人や作中作のような構成など、かなり大風呂敷を広げた感じがしましたが、伏線も見事に回収されました。二転三転する真相はかなり疲れますが、最後にもちょっとした仕掛けもあり、余韻の残るラストでした。 | ||||
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| 首無し姫の伝説が因習として残る村での連続首無し殺人と、今にも金田一が頭を掻き毟りながら出てきそうな設定です。作中でも横溝正史、江戸川乱歩の名前が出てくるので作者が好きなんだろうなあというのがビンビン伝わってきます。 自分も横溝作品は好きなので楽しく読んでいたんですけど、半分近く読んだところで、ふつふつと疑念が湧いてきました。これは木を隠すなら森の中方式の、大量のダミー情報で真相を覆い隠すタイプの作品なのではないかと。 で、結末まで読んだ結果。予感は的中しました。 トリックや動機、人物描写にツッコミどころが多いのは、まあいいんです。 (最後の殺人は動機がリスクに見合ってなさすぎじゃないかとは思いますが) 自分にとっては、あまりに読者を煙にまくためだけのネタが多すぎました。特に気になったのは、冒頭の無理心中事件がなんの事件の真相に関係もなかったこと。最初の事件の日に消えた奉公人の娘(雑技団出身とか……)の真相をサラッと流していること。これらのネタがただのダミーではなくて、パズルのピースとして、収まるべきところに収まっていれば、そうだったのか! とスッキリするのですが。 最後のどんでん返しの連発も、やりすぎ感があって薄っぺらくなった気がします。 なんといいますか……炭酸の抜けたコーラでも飲んだ気分というか、もっとスッキリ騙してほしかったなと。 | ||||
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| 大傑作。他の作品は仕掛けが途中で何となく分かるけど、これはさっぱり分からない。そのぐらいすれすれのところで書いている。ほとんど掟破りだけど、こういうのが良い。 ただ、毎度おなじみのモヤモヤしたラストは、いい加減にやめてほしい。今どき、はやらない。 | ||||
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