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首無の如き祟るもの



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首無の如き祟るものの評価: 3.62/5点 レビュー 60件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

大昔の未解決事件に挑む

おすすめのホラー小説は?という議題で必ず挙がる作品。その評判に惹かれ電子書籍で購入。大昔が舞台のお話なのに文章が読みやすくてスルスル頭に入る⋯が、読んでも読んでも読み終わらない。いったい何ページあるんだと商品詳細を見てみると驚異の500ページ超えでした。そりゃなかなか読み終わらないはずだ⋯。
というわけで数年前から読み始め、途中リアルが多忙になり年単位で中断しつつも最近ようやく読み終わりました。長い戦いだった。主に私が忙しかったせいですが。
本作は大昔の連続首切り事件を追憶し読者に推理を促す形式で進められます。なので事件自体はすでに迷宮入りしており未解決事件扱いです。つまり犯人逮捕のカタルシスはないのでその点はモヤモヤが残るかも。別の方向性から真犯人に天罰が下るので胸糞まではいきませんが。
連続猟奇殺人事件の他にお家騒動も絡んでくるのでとにかく登場人物が多い。正直なところ覚えられなかったので推理は早々に諦めました。
最後の最後まで謎が山のように積み上がり何一つ解決しないままラスト数ページになったので「これちゃんと回収できるのか?」とハラハラしましたが終盤に名探偵が登場し(遅くない!?)一気に解決。真相は明かされるとそんなのあり?と突っ込みたくなるような大味さで、なるほどと納得できる緻密なトリックではありませんでした。でもまあこの作品自体古いものだし、太古の推理小説ってぶっ飛んでるものが多かったしな⋯と無理やり飲み込みました。
首がない死体が続くことにより推理小説においてどんなトリックが可能になるかを考えれば自ずと事件の全貌が想像つくと思います。本作はそこにひと手間加え(そのひと手間がズル技なのですが)そのトリックから目を逸らさせようとしています。私はヒントが少なすぎて「なるほど!」よりも「そんなのアリ?」って感想になったのでこの辺は人によって意見分かれるかな。他の方も言っていますが超有名な「占星術殺人事件」と同じ方向性のトリックと言えばだいたいわかるかと。
本作はオカルト要素も絡んできますが最終的にオカルトは「ある」ものとして締めたのも驚きました。となると首なしの神様が祟る条件がわからなかった。事件が起きたのは数十年前なのに真犯人が老人になってから突如祟ったのはなぜ。謎のタイムラグ。オカルトが実在するという終わり方にするなら首なしの神様の祟りシステムも作り込んでほしかったのが正直なところ。
そういえば途中でまったく関係ない喉裂き魔の事件も描写され続編が匂わされてました。続編⋯どうしようかな〜。文章の読みやすさはピカイチだけど、トリックが斜め上すぎて合わなかったので読むかどうかは悩んでみます。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.6:
(3pt)

まぁまぁ。暇つぶしにはなったかな。

登場人物が多いこともあり、ちょっと読みにくい。ややこしい。
(例えば旧家の人々。一守家、二守家、三守家と、ここだけで登場人物が20人位いる)
トリックは面白いとは思うが、個人的には「あぁ、そう」と拍子抜けレベル。
頑張って読んだ分、軽い徒労感を覚える。
ちなみに、怖さ・ホラー感は皆無。
全体的にちょっと軽いかな? 旧家の人々の描写(とくにジジババ)が、失笑的なほどステレオタイプ。現実感がない。
ついでに、トリックも現実的ではない。
恐らく、読み手を選ぶ小説だと思う。こういうの好きな人には、いいんじゃないかな?
個人的には、後に残るものはそんなになく、同じ作者の他のシリーズを読みたいとも思わない。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.5:
(3pt)

横溝正史へのオマージュ

横溝正史や江戸川乱歩へのオマージュっぽいシーンが
あちこちに鏤められてます。
こちらは犬神家ならぬ、一守(いちがみ)家ですが。
獄門島や八つ墓村、乱歩の黒蜥蜴等も。

雰囲気や舞台設定、一族への祟りと、本家と分家の確執等、
横溝正史なんかが好きな人なら興味深く読めると思います。

首なし屍体というオーソドックスな設定ながら
上手に処理してると思います。

ただ、若干冗長な部分や、間延びした途中が気になります。
それと最後のクライマックスはちょっと小粒かな。
よく考えられてるとは思いますけどね。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.4:
(3pt)

謎解きフェチのための専門図書

 読者を選ぶ作品です。解説の柄刀一などは大絶賛です。でも、密室殺人のトリックや容疑者の犯行時間とアリバイとかに夢中になれる謎解きフェチの人でないと楽しめません。更に、横溝正史ラブ、江戸川乱歩ラブの人なら大満足でしょう。地名や人名にそういう香りがぷんぷんします。
 殺人や死体解体についての物理的なリアリティーより、密室性の穴とか首無し死体は本当は誰?とかの謎解きが好きな人向けです。
 私のような一般読者にすると、変な構造の建物の説明とか、三重四重の密室とか書かれた段階でげんなりしました。すみません、間違ったお店に入っちゃいました…みたいな。終盤、疑問点を20以上整理されたところでは、無視して読むスピードを加速させました。
 トリック好き以外の皆さん、私のようにうかつに足を踏み入れてはなりません。通の人、上級者のための専門図書です。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.3:
(3pt)

二転三転。

買ってから読み終えるまでにやや時間を費やしてしまった。途中で読まずに置きっぱなしにしてしまったからだ。理由は、真ん中のあたりがだらだらと長く感じられたから。もう少し短くても物語は成り立つのでは…?と思ってしまったのだが、最後まで読み終えるとやはり必要な描写だったのだと気づかされた。
このシリーズはまだ2作しか読んだことがないのでわからないのだが、いつもこのように最後の最後でばたばたと二転三転になるのだろうか。それと、物語としては確かに面白かったのだが、最後の部分を余韻としてしまったところが、いい雰囲気であり、しかし、その後の顛末をもっと読みたいようなもどかしさも覚える。
内容については他のレビュアーの方が書いておられるので、感想のみ書いた。解説は柄刀一先生だが、解説の最初に編集部の注意があるように、「解説を読むのは絶対に物語を読み終えてから」をお勧めする。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.2:
(3pt)

近年の推理小説では凝った面白さがあるが、反面読み難さも感じた作品

旧家の確執、伝説的な怪奇ものの挿入、本格推理と盛り沢山で、近年の推理小説では凝った面白い作品ということは間違いないのすが、文書の構成、特に、幕間が結構頻繁な挿入(整理はしてくれているのですが急に語り手の客観的な意見が入り)は、読んでいて話の腰が折られている気がしました。また謎解き役の刀城の登場も突飛で小説としては少々魅力に欠けたキャラクターの感じも拭えなかった。
首無の如き祟るもの (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.1:
(3pt)

これから刀城シリーズに入りました。

3作目から入ったため、1作目は今一ピンと来なかったのですが。
作者お得意(?)の二転三転する仕掛け、シリーズモノの第三作です。
良くも悪くも「探偵不在」な為、これからでも十分に読めます。
読後最初から再度読み返すのがミステリーの楽しみの一つでもありますが、
この作品にはその傾向がとても強いです。
表紙の美麗さと不気味さにそこそこ見合う内容と思います。
ただ、読みづらい文体ではないとは言えスピード感にかけるため星三つで。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718

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