■スポンサードリンク
首無の如き祟るもの
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
首無の如き祟るものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が多いこともあり、ちょっと読みにくい。ややこしい。 (例えば旧家の人々。一守家、二守家、三守家と、ここだけで登場人物が20人位いる) トリックは面白いとは思うが、個人的には「あぁ、そう」と拍子抜けレベル。 頑張って読んだ分、軽い徒労感を覚える。 ちなみに、怖さ・ホラー感は皆無。 全体的にちょっと軽いかな? 旧家の人々の描写(とくにジジババ)が、失笑的なほどステレオタイプ。現実感がない。 ついでに、トリックも現実的ではない。 恐らく、読み手を選ぶ小説だと思う。こういうの好きな人には、いいんじゃないかな? 個人的には、後に残るものはそんなになく、同じ作者の他のシリーズを読みたいとも思わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横溝正史や江戸川乱歩へのオマージュっぽいシーンが あちこちに鏤められてます。 こちらは犬神家ならぬ、一守(いちがみ)家ですが。 獄門島や八つ墓村、乱歩の黒蜥蜴等も。 雰囲気や舞台設定、一族への祟りと、本家と分家の確執等、 横溝正史なんかが好きな人なら興味深く読めると思います。 首なし屍体というオーソドックスな設定ながら 上手に処理してると思います。 ただ、若干冗長な部分や、間延びした途中が気になります。 それと最後のクライマックスはちょっと小粒かな。 よく考えられてるとは思いますけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読者を選ぶ作品です。解説の柄刀一などは大絶賛です。でも、密室殺人のトリックや容疑者の犯行時間とアリバイとかに夢中になれる謎解きフェチの人でないと楽しめません。更に、横溝正史ラブ、江戸川乱歩ラブの人なら大満足でしょう。地名や人名にそういう香りがぷんぷんします。 殺人や死体解体についての物理的なリアリティーより、密室性の穴とか首無し死体は本当は誰?とかの謎解きが好きな人向けです。 私のような一般読者にすると、変な構造の建物の説明とか、三重四重の密室とか書かれた段階でげんなりしました。すみません、間違ったお店に入っちゃいました…みたいな。終盤、疑問点を20以上整理されたところでは、無視して読むスピードを加速させました。 トリック好き以外の皆さん、私のようにうかつに足を踏み入れてはなりません。通の人、上級者のための専門図書です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
買ってから読み終えるまでにやや時間を費やしてしまった。途中で読まずに置きっぱなしにしてしまったからだ。理由は、真ん中のあたりがだらだらと長く感じられたから。もう少し短くても物語は成り立つのでは…?と思ってしまったのだが、最後まで読み終えるとやはり必要な描写だったのだと気づかされた。 このシリーズはまだ2作しか読んだことがないのでわからないのだが、いつもこのように最後の最後でばたばたと二転三転になるのだろうか。それと、物語としては確かに面白かったのだが、最後の部分を余韻としてしまったところが、いい雰囲気であり、しかし、その後の顛末をもっと読みたいようなもどかしさも覚える。 内容については他のレビュアーの方が書いておられるので、感想のみ書いた。解説は柄刀一先生だが、解説の最初に編集部の注意があるように、「解説を読むのは絶対に物語を読み終えてから」をお勧めする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
旧家の確執、伝説的な怪奇ものの挿入、本格推理と盛り沢山で、近年の推理小説では凝った面白い作品ということは間違いないのすが、文書の構成、特に、幕間が結構頻繁な挿入(整理はしてくれているのですが急に語り手の客観的な意見が入り)は、読んでいて話の腰が折られている気がしました。また謎解き役の刀城の登場も突飛で小説としては少々魅力に欠けたキャラクターの感じも拭えなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3作目から入ったため、1作目は今一ピンと来なかったのですが。 作者お得意(?)の二転三転する仕掛け、シリーズモノの第三作です。 良くも悪くも「探偵不在」な為、これからでも十分に読めます。 読後最初から再度読み返すのがミステリーの楽しみの一つでもありますが、 この作品にはその傾向がとても強いです。 表紙の美麗さと不気味さにそこそこ見合う内容と思います。 ただ、読みづらい文体ではないとは言えスピード感にかけるため星三つで。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!