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首無の如き祟るもの
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首無の如き祟るものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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こういう類の話は情緒が大切。文章も大切。好みの問題もあるだろうが、まるでAIが作った文章のように味気ない。といって、長々と読まされるほど秀逸なトリックもなし。編集者はどう思ってるんだろうと、首を傾げたくなります。いや、編集者も同じ感覚なのか。 | ||||
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6歳児が出てくるのだが、こいつ、天才か?と驚く。登場人物も驚いていた。現実味がなくてしらける。 地方の寒村が舞台だが、方言だと理解しづらくなるので標準語にしたとのことだったが、読み進めると舌の根も乾かないうちに関西出身の産婆だけ、「〜やでえ」と大阪弁炸裂。いっそのこと統一してくれ。 ということでいろいろ耐えきれなくなり挫折。そういったところが気にならない人向けかなあ。 漢字が多くてそれはいいんだけど、読み方もその都度違っていて変に複雑にしている。トリックがすごいらしいので読み切りたいが…しんどいなあ。 | ||||
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私にはあいませんでした。 | ||||
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なんというか横溝正史の劣化パロという感じ。本格推理ものとして比較したら新本格の中でもかなり低いレベル。 これを傑作というなら他の作品を読んでないだけだろう。 登場人物はあまりにマヌケで警察もマヌケ。そもそもトリックが穴だらけの上に「謎」にもなっていない。 オチも強引で、あんだけ周りがマヌケならいくらでも後付けで決められるような話。小学生レベルの終わり方。 伝奇物としてまったりと読むにはいいのかもしれないが、推理ものとして期待すれば間違いなくレベルの低さに驚かされる。 | ||||
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トリックのための物語という感じで読むのが苦痛でした | ||||
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首無し姫の伝説が因習として残る村での連続首無し殺人と、今にも金田一が頭を掻き毟りながら出てきそうな設定です。作中でも横溝正史、江戸川乱歩の名前が出てくるので作者が好きなんだろうなあというのがビンビン伝わってきます。 自分も横溝作品は好きなので楽しく読んでいたんですけど、半分近く読んだところで、ふつふつと疑念が湧いてきました。これは木を隠すなら森の中方式の、大量のダミー情報で真相を覆い隠すタイプの作品なのではないかと。 で、結末まで読んだ結果。予感は的中しました。 トリックや動機、人物描写にツッコミどころが多いのは、まあいいんです。 (最後の殺人は動機がリスクに見合ってなさすぎじゃないかとは思いますが) 自分にとっては、あまりに読者を煙にまくためだけのネタが多すぎました。特に気になったのは、冒頭の無理心中事件がなんの事件の真相に関係もなかったこと。最初の事件の日に消えた奉公人の娘(雑技団出身とか……)の真相をサラッと流していること。これらのネタがただのダミーではなくて、パズルのピースとして、収まるべきところに収まっていれば、そうだったのか! とスッキリするのですが。 最後のどんでん返しの連発も、やりすぎ感があって薄っぺらくなった気がします。 なんといいますか……炭酸の抜けたコーラでも飲んだ気分というか、もっとスッキリ騙してほしかったなと。 | ||||
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これはアンフェアでしょう。 最後の最後になって、作者が「実は今まで書いてきた事実はウソでした」と言うなんて。 これじゃあ、いったい、何を信じて読めばよいのでしょうか。 | ||||
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代表作のようなので最後まで読もうと頑張りましたが 途中で何度も眠くなってしまい、ついには半分ほどで 気力が尽きました。 事件以外の部分がかなり多い割に各キャラの掘り下げが 弱くて、やり取りをしていてもなにか物足りません。いくら トリック重視だと言ってもあまりうすすぎるとトリックのための 駒という印象が強くなってしまいます。 情景描写の臨場感が残念ながらまだ足りなくて非常に 惜しいと感じる部分が多いです。事件が起こる前のパートの 描写が弱いのはまだいいんですが、肝心の事件中の描写が 弱くて臨場感や緊張感があまり出ていないです。せっかく これだけの最高の舞台を用意しているのにもったいないです。 ホラーや伝奇だと描写の臨場感はかなり重要な要素になる はずなので、なんとか工夫してほしい所です。 文章は決して下手ではなく読みやすくて、舞台も間違いなく 魅力的なものなので、あともう少し面白みが出てくれば かなりのところまで行けそうです。 | ||||
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恐ろしく評判が良いみたいですが僕には合いませんでした。 まず、情景の描き方が薄くて、ちっとも入り込めない。登場人物の心情に共感しづらい。 トリックに凝れば凝るほど、上記が引っかかってしまいました。 「江戸川乱歩」「横溝正史」などのキーワードからもっと重厚で、淫靡で、すえたミステリを期待していましたが、個人的には一切感じることはできませんでした。 | ||||
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この登場人物は何で悲しまないのだろうか。という違和感が酷かった。そいつが犯人だろうとそうじゃなかろうと。犯人だとしても悲しむふりはするはず。 トリックを成立させるためというか、伏線やキーポイントを記述するためだけに登場人物を人形のように動かしている。推理だけを求めてる人にはいいかもしれないが、小説の完成度としてはいまいち。ただ、怪異の描写は秀逸。 | ||||
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嫌いではないが、これといった盛り上がりがないのが欠点。 一言で言うと怖くない。 おどろおどろしさもない。 トリックはまあミステリを読みなれた読者にはある程度 想像がつくものです。 | ||||
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横溝正史を思わせる発端の思わせ振りな文章に惹かれ購入しましたが、 はっきり言って期待は大きく裏切られました。 最大の問題点は、作者が小説家として未熟で、折角の面白い素材なのに 構成力と描写力が未熟な為、「小説」としてちっとも面白く無い事です。 伏線の貼り方の殆どが、いわゆる「伏線の為の伏線」でしか無いため、 事件解決の場面でのカタルシスというものが全く無く、「そう言えばそうか」程度の 作者の頭の中だけで通用する伏線を、ただ淡々と説明していく事に終始し、 白けること夥しいものがあります。これを読むと横溝正史や江戸川乱歩が、 いかに巧みに読者の気を引く文章や構成に心を砕いたかが改めて実感され、 「小説家」としての乱歩や正史の偉大さを改めて思い知られました。 | ||||
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つながりがあるようなので「山魔の〜」と一緒に読んでみました。整理されていない筋書きに、途中で何度か止めようかと思うほど退屈でした。また全く怖くない(心理的に)のも、ガッカリです。一緒に読んだ「山魔の〜」の方が、話の筋にブレが無くてマシでした。 | ||||
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つくづく思った。文章力、人物描写の浅薄さ、説明の多さ、その他、??と 疑念渦巻く個所が多すぎる。せっかく、近来珍しく背景、素材の面白さで 期待したのだが、少々裏切られた。重要登場人物の一人の、年齢からは 信じられない老成さ?も不可解。 | ||||
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古い因習に縛られた村、いがみ合う旧家、跡取を巡る策謀、奇怪な儀式、首の無い死体……横溝正史を連想させる数々の道具立てを駆使して、巧緻な本格推理に真正面から挑戦しています。ラストの度重なるどんでん返しはいささかやり過ぎな感じもしますし、度々行われる関係者のアリバイの検討も細かすぎてやや退屈を覚えます。それでも、使い古されたトリックに新しい角度から光を当て、緻密な推理の積木を組み立ててみせた著者の力には感服します。 しかし、「これで話が面白くならない訳がない」というほど数多くの道具立てや仕掛けがあるのに、読んでいてちっとも面白くないのです。数々の材料が咀嚼されずナマの形のまま並べられ、それを説明文で繋げてみせただけだからでしょう。登場人物の動きに不自然さが目立ち、セリフも説明調のものが多く、地の文も説明ばかりになっているので、登場人物には血が通っていないし、物語世界にも入り込めない。同じ材料で横溝正史が書いていたら、ものすごく面白くなっていたろうになあ、と溜息をつかずにいられません。 最近の小説は「説明」ばかりが多く、「描写」がないがしろにされる傾向があると思います。本書にもやはり、最近の小説に見られる悪い面が顕著に表れています。著者はホラー系の方との事。尚更、「描写」は大事なテクニックではないかと思うのですが。 | ||||
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