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(短編集)

花の下にて春死なむ



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花の下にて春死なむの評価: 6.67/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

花の下にて春死なむの感想

第52回日本推理作家協会賞受賞作。安楽椅子探偵物かつ日常の謎物だと思って読み始めましたが、結構重い犯罪も出て来るので、物悲しい雰囲気の終わり方が多かったですね。今さらの初読ですが、本作の事はかなり気に入りました。とにかく文体が素晴らしい。読み始めてから、何がこんなに気持ち良いのか?と思っていましたが、文体が好みだった訳です。で、最後に解説を読んで、「短編独自に要求される純度の高い文体の持ち主」と書いてある事に深く納得。謎と推理の出来栄えも悪く無いですが、バーの雰囲気と世界観を楽しむ作品じゃ無いでしょうか。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

花の下にて春死なむの感想

香菜里屋シリーズの第一作目。
格調高い美しい文章は純文学作品を思い起こさせてくれます。
表題作の「花の下にて春死なむ」、「家族写真」「魚の交わり」はかなりの良作です。
マスターの工藤さんが完璧超人すぎてあまり好きになれなかったのと、会話シーンが読みづらいのが少し残念でした。
食べ物の描写は半端なく上手です。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9

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