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ロウフィールド館の惨劇



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【この小説が収録されている参考書籍】
ロウフィールド館の惨劇 (角川文庫 (5709))

ロウフィールド館の惨劇の評価: 7.67/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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No.1:
(5pt)

惨劇への道程

本書の冒頭で全ての結末が明かされ、それに至るまでの経緯を全てを知っている俯瞰した視点から語られる文章を読者は読んでいくことになる。もしあの時あれこれしていれば(していなければ)、ユーニス・パーチマンはロウフィールド館に住む一家を惨殺することにはならなかったのに…というような神にでも選ばれたかのような視点からの文章が面白さであり、辟易もしました。というのもカヴァデイル一家の岐路に立たされた時の選択と、惨劇の強い因果関係が見出せなかったので…

識字できないユーニスが、文字にとらわれる度に激しい憤りに満ちる様子が丁寧に描かれていましたが、それが発展し殺意に至るまでの描写があっさりしすぎていたかなと思いました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03

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