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狼の領域



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【この小説が収録されている参考書籍】
狼の領域 (講談社文庫)

狼の領域の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

原点回帰した、シンプルでパワフルなアクション・サスペンス

ジョー・ピケット・シリーズの第10作。山奥で遭遇した双子の兄弟に襲われ重傷を負ったジョーが自分の信念を貫くために再度、敵に立ち向かっていくアクション・サスペンスである。
家族が住む地元に帰ることになったジョーは任地での最後の仕事として単身パトロールに出て、人跡まれな奥地で不審な様相の双子の男に遭遇した。彼らが許可証を持っていないためジョーは違反切符を切るのだが、翌日、彼らに襲撃された。必死に逃げる途中で山中のキャビンに住む女性に出会い、何とか生還することができた。双子のことを調査すると不可解なことがいくつもあり、さらに2年前から行方不明の女性が関係しているのではないかと判明するに至り、ジョーは親友・ネイトの助けを借りて、再び双子と対決することになった。
事件の背景は複雑だが、メインストーリーは法と秩序と正義のためには自分のすべてをかけて戦うというジョーの生き方の物語で、まさに本シリーズの基本に立ち返った感がある。舞台となるワイオミングの山々、ジョーを取り巻く家族や友人などのエピソードも、いつも通りの読み応えである。
シリーズ読者には外せない作品であり、またシリーズ未読の人にも十分に楽しめる作品としてオススメする。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

今までで一番はまったかも!?

CJボックスの本は今まで数冊(まだアップしていませんが)読んでいますが
今までで一番夢中になって読みました。
数々のミステリーの中で夢中になれるものとそうでないものがありますよね。
このシリーズは全く未知の世界のことなのに、目の前で繰り広げられているような気さえします。
それが作者の腕なのでしょうが、ほんと頭が下がる思いがします、尊敬ものです。

主人公のジョーは、私の中ではメルギブソン!
相棒役はちょっとまだ浮かびませんが、その内固定化するでしょう。
次のシリーズも楽しみです!

ももか
3UKDKR1P

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