オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【ジョン・ディクスン・カー】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
死時計の評価:
2.50/10点 レビュー 2件。 E ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点2.50pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
バランス悪くない?
この作品は正直十分理解したと云えない所がある。カーの作品の中でも随一の難解さを誇る作品だからだ。それは視点人物が誰なのか、非常に判りにくいこと、事件もなんだかぎくしゃくしていること、そしてなによりも冒頭にアンフェアとも取れる表現があることだ。一応事件を要約すると以下のようになる。フェル博士が友人のメルスンと共にカーヴァー邸を訪れると、巡査が急いだ様子でカーヴァー邸に入るところだった。不穏な空気を察知した2人が邸に入ると、死体と銃を持った同居人ボスクーム、その友人の警部スタンレーの姿があった。しかし死体には銃創はなく、大時計の針が突き刺さっていた。ハドリー警部が駆けつけ、死体を見た途端、その正体がエイムズ警部だと判明する。彼はデパートで起きた殺人事件の捜査中でもあった。彼エイムズは事件の有力な情報を掴んで、カーヴァー邸を訪れたようで、焦った容疑者が彼を殺害したようだった。事件は明白のようだったが、奇妙な凶器がそれを阻んでいた。とにかく人の出入りが激しく、内容は件のデパートの事件も語られ、頭の中を整理するのが非常に困難な作品である。そして皮肉なことにメインの事件よりも語られるデパートの事件の方が面白いのだ。そして先にも述べたがアンフェア感漂う表現。これはミスリードとは呼べないだろう。単に意外な犯人をこしらえるために、故意にそう書いたように思える。原文がどのように書かれているか解らないが、この文章にどこに力点が置かれているかによって、フェアかアンフェアか判断が分かれるところだろう。ミステリが犯人当てをメインとし、本書もまたその趣向の作品であることを考えると、作者の意図と反して、これはやはり嘘をついたとしか私には思えない。バランス、叙述、そして内容など全てにおいて、カーの中では出来の悪い作品であると云えよう。
読み辛い
和訳が悪くて読み辛く、頭に情景が入ってこなかった。そのため、意外な犯人物の本書だが、犯人が明かされても設定が頭に入ってない為、あまり感動が無く終わってしまった。
この作品は正直十分理解したと云えない所がある。カーの作品の中でも随一の難解さを誇る作品だからだ。それは視点人物が誰なのか、非常に判りにくいこと、事件もなんだかぎくしゃくしていること、そしてなによりも冒頭にアンフェアとも取れる表現があることだ。
一応事件を要約すると以下のようになる。
フェル博士が友人のメルスンと共にカーヴァー邸を訪れると、巡査が急いだ様子でカーヴァー邸に入るところだった。不穏な空気を察知した2人が邸に入ると、死体と銃を持った同居人ボスクーム、その友人の警部スタンレーの姿があった。しかし死体には銃創はなく、大時計の針が突き刺さっていた。ハドリー警部が駆けつけ、死体を見た途端、その正体がエイムズ警部だと判明する。彼はデパートで起きた殺人事件の捜査中でもあった。彼エイムズは事件の有力な情報を掴んで、カーヴァー邸を訪れたようで、焦った容疑者が彼を殺害したようだった。
事件は明白のようだったが、奇妙な凶器がそれを阻んでいた。
とにかく人の出入りが激しく、内容は件のデパートの事件も語られ、頭の中を整理するのが非常に困難な作品である。そして皮肉なことにメインの事件よりも語られるデパートの事件の方が面白いのだ。
そして先にも述べたがアンフェア感漂う表現。これはミスリードとは呼べないだろう。単に意外な犯人をこしらえるために、故意にそう書いたように思える。原文がどのように書かれているか解らないが、この文章にどこに力点が置かれているかによって、フェアかアンフェアか判断が分かれるところだろう。ミステリが犯人当てをメインとし、本書もまたその趣向の作品であることを考えると、作者の意図と反して、これはやはり嘘をついたとしか私には思えない。
バランス、叙述、そして内容など全てにおいて、カーの中では出来の悪い作品であると云えよう。