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特捜部Q キジ殺し



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特捜部Q キジ殺しの評価: 7.50/10点 レビュー 6件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アサド!大好き!

前作「檻の中の女」のレビューでは、タイトルと表紙のことを触れましたが
今回の作品は、タイトルも表紙も(たとえどんなタイトルであっても)(特捜部Xや特捜部Aであっても)まったく気にすることなく、どんどん読める面白さ満点でした。
私は「檻の中の女」より、こちらが好きかも・・・。

まだ読んでいない方には是非とも手に取っていただきたい!
ユーモアあり、ハラハラあり、絶対に損はないです。
(途中、何度も声を出して笑ってしまいました)・・・(笑



ももか
3UKDKR1P
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

特捜部Q キジ殺しの感想


▼以下、ネタバレ感想

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松千代
5ZZMYCZT
No.2:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

キレキレの第2弾

特捜部Qの2作目という事で1作目が何年もの軟禁されていた女性の事件でその異常性や緊迫感で相当高い評価をしていた為、読む前から果たして1作目を超えられるのかと期待は正直していなかったが、これが予想に反してというか想像をはるかに超えて面白い。今作も過去の未解決事件を特捜部Qのメンバ-が追って行くのだが、今回は初めから犯人が分かっていて過去の学生時代の1グル-プで今ではそれぞれが国でも有数なビジネスリ-ダ-で金と権力で真実をねじ伏せる。趣味が狩りでその悪役っぷりというか悪毒さはいかにもセレブな悪役像でサイコ的な要因をプラスして誰でも嫌悪感をもつ悪役で分かり易い。話はそれだけでは済まない。元々学生時代で同グル-プだった唯一の女性キミ-がなぜか彼らを追い詰める。彼女の破滅的?壊れた人格・精神性は今作の重みを増し、また、読み離せなくなるトリガ-となっている。

主人公のカ-ル?前作よりだいぶマシになったかな?

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ますます快調!

デンマークの警察小説「特捜部Q」シリーズの第二作。カール・マーク警部補とアシスタント・アサドのコンビに女性アシスタント・ローセが加わって、特捜部Qがさらにパワーアップした大活躍を繰り広げる。
このローセの、「警察学校を最優秀で修業しながら運転免許試験に落ちて警察官になれなかったため、秘書として警察に入った」という設定が笑える。そのキャラクターも、アサドに負けず劣らずユニークで、シリーズとしての面白さに一味も二味も新味が加わったといえる。
今回の主題は、二十年前の殺人事件、それも犯人が服役中の事件の再捜査である。犯人がひとりではなく、共犯者として同じ寄宿制学校の複数の同級生、しかも、いずれも社会的な成功をおさめている人物がいることを確信した特捜部のメンバーが、警察上層部をはじめとする様々な圧力を受けながらも真相にたどり着いて行く。事件の背景は、社会的エリートの秘められた暴力性という、まあ、ありがちな設定だが、メンバーのひとりが女性で、しかもわざと路上生活者として生きているというのがユニークで、ストーリーに変化をもたらしてくれる。
ところどころで、犯人達の精神構造を表現する重要な道具として「時計じかけのオレンジ」が使われているのが、あの映画をリアルタイムで観た世代として非常に興味深かった。
次回以降の作品への期待は高い。

iisan
927253Y1

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