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(短編集)

展望塔の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
展望塔の殺人 (カッパ・ノベルス)
展望塔の殺人 (光文社文庫)

展望塔の殺人の評価: 6.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(10pt)

昭和の短編集だが中身は予見的。

珠玉の短編集である。「法月綸太郎の冒険」に匹敵するクオリティを持つ。
まず目次を開いて並んだ諸作の題名を見て感じたのは江戸川乱歩へのオマージュかという事。実際最後の2編は乱歩作品の本歌取りであった。
だが何にも増して驚嘆させられたのはその先駆的題材である。
昨今巷間を賑わしているストーカー犯罪、キレる若者による突発的犯行。“昭和62年”の時点でこの“平成の世”の社会の歪みを予見していたかのようである。恐るべし、島田、流石は島田と褒め称えよう!

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S

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