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NYの億万長者ビッドウェルが誘拐され、犯人が五千万ドルの身代金を要求してきた。
北アルプス山岳救助隊員・紫門一鬼は、札幌に住む友人・古尾から、知人の若竹多恵子が、知床の通称「乙女の涙」と呼ばれる滝で自殺したという電話を受けた。
明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。
警視庁捜査一課の十津川警部は、奇妙な新聞広告を目にした。〈ヒロシ1031Dのことで話がついた〉。
轟音が伊豆の晩秋の静寂を切り裂いた。何者かが旧天城トンネルを爆破したのだ。
死体の額には鋭い角で突かれたような痕があった。衆人環視のなか行なわれた謎の殺人。
不慮の自動車事故で負傷した人気作家ポール・シェルダンは、熱心な愛読者アニーに助けられるのだが、そのまま監禁され、彼女だけのための作品執筆を強要される。
少年の名はマーク、11歳。その日彼は弟のリッキーをつれてタバコを吸うために森へ行き、一人の男の自殺に遭遇してしまう。
赤坂のホテルで恋人の壮と誕生祝いの食事をした美緒は、そこで殺人事件に遭遇した。被害者は岩手県議の加津田勤。
景勝の地・北近畿を舞台に、平家の末裔たちがくりひろげる殺意の謎。暗号を駆使した、著者全力の書下ろし本格推理傑作。
連続殺人の動機にせまる里見警部は、犯人に襲われ重傷を負う精神科医にインタビューを試みる。
連続殺人の犯人が射殺された。あまりにも意外なその素顔が明らかにされたものの、もう本人による自供は得られない。
幼馴染みがヤクザの幹部になっている徳持刑事は、なにかと癒着が疑われていた。
白川美帆は、修学旅行で京都へやってきた。骨董品屋で勾玉を見つけ、その好奇心旺盛な性格から、思わず買ってしまう。
大手都市銀行・西東京銀行に、相次いで強迫・テロまがいの事件が発生していた。
満員のデパートのエレベーター内で中年男が毒殺された。名刺と古い写真だけを手がかりにすすめられる捜査。
ある晩、フロリダのストリップ酒場で、ダンサーのエリンをめぐって、ちょっとした騒ぎが起きた。
ガルシア部長刑事や酒場の用心棒シャドの力を借りて、なんとか窮地を切り抜けようとするエリン。
東京S区の開陽中学では校内暴力の嵐が吹き荒れていた。そんな中である日、三年の不良女生徒・舟木エリが死体で発見された。
太平様戦争中サイパンで米軍に肉親を奪われた財界の巨頭矢俣頼造は、傀儡政権をつくり実質的な独裁者となった。
本書は、視力とともに栄光の座を失った一人の男が、挫折から再起を目指して徒手空拳の戦いを挑む、苛烈なビルドゥングスロマンである。
琵琶湖に近い別荘の浴室で、京都の不動産会社社長が溺死体となって発見された。
タフで人情味あふれる女子プロレスラー・エヴァは、幼なじみのクリスタルに泣きつかれ、娼婦だった彼女の姉が殺された事件の犯人探しをはじめるが、事件は思っていた以上に奥が深くて…。
都心の高層マンション“京南スカイコーポ”のモデルルームで、後頭部を殴打され、浴槽に頭を突っ込む格好で死んでいる男の死体が発見された。
本格推理小説の中でも人気の高い“アリバイもの”の傑作8編を収録。
たよりないほど細いワンピース姿、さりげなく下ろした髪、なのにその東洋系の美貌、そして黒いダイヤのような目はオーウェンの心を捉えて離さない。
工業デザイナーを目ざす私、昆虫に魅入られた写真家のロバ、不安神経症を乗り越え、医者を志す愛子、美容師として活躍する曜子。
ついに、クィラランが莫大な遺産を受け取る日が来た。今後のことを考えるため、彼は猫たちを連れて静かな山荘を訪れた。
冷戦の時代を背景に、緊張感のある巧みな構成と壮大なスケールで描く力作巨篇、下巻。
東京のテレビドラマ制作会社に勤める中川夏子と、彼女の大学以来の友人で新聞社に勤務する冬子は、ともに恋人の裏切り、社内不倫の清算のため退社することになった。
雑誌記者の中山由加子は大学時代に親友の松原美加子に恋人の桐村を奪われ、その数カ月後、桐村は不慮の事故死を遂げた。
伝説も生まれぬベネズエラの涸れた油田地帯には多数の難民が住みつき、マリアという聖女が人々の団結の象徴となる。
アメリカの巨大鉱業会社から、ペルーの山岳ゲリラの首領抹殺の仕事を依頼された破壊工作員・志度正平は、首都リマに到着、二人のインディオと共にゲリラの進発地チャカラコ渓谷に向かう。
浦島・羽衣伝説をめぐる取材旅行の先々で起る奇径な事件。民俗説話や古代史と今日的犯罪を結びつけた長篇推理。
離婚後、ひとり息子をかかえ、ケータリング業に奮闘中のゴルディについに幸せの時が。今日はシェルツ刑事との結婚式なのだ。
子供にあげるお年玉の額から、雌猿の美醜まで、あらゆることに興味を示す著者の、エスプリが冴えわたる魅力的エッセイ。
かつて十津川の部下だった私立探偵・橋本は奇妙な依頼を受けた。祖谷のホテルで、女性に現金五百万円を手渡せというのだ。
前世の悪縁か、吉野山を取材する浅見の目の前で起こる事件の数々―人間の栄枯を静かに見守る天河神社のご神体「五十鈴」はすべてを知っていた。
最果ての地でめばえた炎のような愛と憎しみ―青梅の料亭旅館の女将雅代は、年来の愛人である流行作家の麻生と芸者駒太の仲に疑いを抱いていた。
ジェラールが社長に就任してから、社内では原稿や原画が紛失するトラブルや、社員が自殺するという不祥事が続いていた。
北多摩署刑事・相馬は、ある事件で知り合った少女・坪山千江と三年後の再会を約束していた。
スペンサーのよき理解者で、二十年来の友人でもある、ボストン市警察殺人課のフランク・ベルソン部長刑事。
老舗「櫟本呉服店」の御曹子・櫟本宗太郎の変死体が一条戻橋で発見された。
石塚輝雄はその甘いマスクとプレイボーイぶりから“光源氏”などと呼ばれている。
LA市警の警官ジャックは、ガソリンスタンドへ滑りこむレクサスの美しいボディを見るともなく眺めた。いい車だな。
“天使の街”ロサンジェルスの殺伐さに嫌気がさしたジャックは、縁あって家族ぐるみモンタナの農場に引っ越した。
大雨で増水した相模川と酒匂川で同日同時刻、建設会社の常務夫人と愛人が殺害された。
全寮制私立校ブレッドガー・チェンバーズは、良家の子女だけが入学を許されるイギリスの名門校だ。
町外れでハンクとその兄と友人の3人は墜落した小型飛行機の中に死体と現金440万ドルの入った袋をみつけた。
パリ郊外、低家賃団地が建ち並ぶ街サルセル。団地の人びとは誰もが鬱屈した思いを抱き、少しずつ常軌を逸していた。
瀬戸内海の真ん中に男爵島という離れ小島がある。全島が赤松に覆われ、島の中ほどの小高い丘の上に奇妙な建物がたっていた。
子供は発作―入院―退院を繰り返している。発作は決って退院後の母親と二人きりの時に起きる。
レポートのため、女子高生・間近紀子(M)はとあるオフィスを訪れた。
樹齢八百年といわれる金木犀の強い芳香に魅き寄せられるように、新宿発の最終夜行列車で夜明けの信州を目指し一人旅に出たOL中瀬恵子はふっつりと消息を絶った。
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