東京都内で発生した連続変死事件を追う、ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、死者の共通点が「南極深層の氷」にあることを突き止める。

「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。

対怪異アンドロイド開発研究室の白川教授が、怪異を調査するために生み出した高性能アンドロイド・アリサ。

名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語 ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

荒廃した東京で過酷なシェルター暮らしを送るあみぱん。

「――人生は、ゲームとは違いますよ」 進路相談でそう担任に告げられて散々な気分のあの日、出会ってしまったんだ。

自動車期間工の本田昴は、2年11カ月の寮生活最終日、同僚がSUVブレイクショットのボルトを車体内に落とすのを目撃するが。

【AIと人類を巡る超巨弾エンタメ小説が文庫化】 今日も働く、人類へ 至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。

おれは吸血鬼に会ったんだぜ、本当さ。

誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

1967年末。

過去は変わらないはずだった―1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。

二百年前の人骨のDNAが 四年前に失踪した妹のものと一致!? ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。

男性が死の間際に「御羊」に変身する一族に仕える「わたくし」はその肉を捌き血族に食べさせることを生業とするアンドロイド。

記憶を失くした状態で、船内にいた見知らぬ7人の男女。

時間の止まった死体、自分の銃殺シーン 時間の流れがおかしくなる異常事態 現実化を阻止するため調査を始める―― 時間犯罪取締局（TEA）の元調査官ジャニュアリーはタイムトラベラー特有の病気である時間離脱症（アンスタック）を患って退職し、時空港（タイムポート

地球から一万光年離れた惑星カザンで、文明の急激な成長と滅亡が観測される。

東京墨田区の外国人たちの相談役的存在で、「シスター」と慕われる、予備校の英語講師、能條玲。

取り返しのつかないあの夜の過ちが、あったはずの平凡な人生を奪い去った。

2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。

人類は銀河の友に、どう貢献すべきか？ 現代ＳＦの最前線を押し上げる、新世代ハードＳＦ作家の初長篇！ 『法治の獣』でベストＳＦ2022国内篇第1位＆星雲賞国内短編部門を受賞した春暮康一が満を持して放つ、レム、イーガンに匹敵する、驚きの宇宙探査ＳＦ。

この現実と異なる謎だらけの危険な裏世界、その開拓を進めていく空魚と鳥子。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。

高校を退学になったばかりの少女チャーリーは、ある盗みをきっかけに姉の恋人と争いになり、抵抗の果てに彼を殺してしまう。

時は19世紀。医師サイラス・コードが乗船する小型帆船デメテル号は、ノルウェー沿岸のフィヨルドへ極地探検にむかっていた。

ぼくの住む町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。

わたしたちは、いつまで人間でいられるのか? 新しい暗号通貨、分断のないSNS、超小型人工衛星…… 宮内悠介が迫る、8つのテクノロジーの新時代!

ネット怪談×異世界探険 「検索してはいけないもの」を探しにいこう。

華夏(ホワシア)の辺境の娘、則天(ゾーティエン)は、異星の機械生物・渾沌(フンドゥン)と戦う人類解放軍に入隊する。

雨が夜にしか降らなくなった都市を描いた表題作ほか、書下ろし「天窓」 「南洋の河太郎」2編等、真骨頂を味わえる全10編。

叔母が空から流れたのは、とても良い秋晴れの日だった―― 静かに滅びゆくコロニーで暮らす女性ふたりが、叔母の弔いのために小さな旅をする表題作。

荒廃した世界から浮上したかつてのベンガルールの街は、徹底的に能力本位の技術統治体制がしかれ、〝頂点都市〟と改名して繁栄を極める。

時空を歪曲するシャドウスペース技術を発見した人類は、銀河系に進出し、異星種族連合体マジョダと出会う。

鬼才、覚醒。 矢部嵩の前では、すべてが平等だ。

性格のない人間・如月空子。

令和最注目の作家・斜線堂有紀が描く、推し(アイドル)の恋。

２人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。

突如発生した霧により、世界は滅亡した。

法廷×デスゲーム×本格ミステリ！　第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。大学生の美帆に届いた裁判員選任の案内状。

誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。

作家・宮内悠介が誕生する前。 誰に向けてでもなく、一人虚空に吼えるように書き連ねた大量の日記、詩、散文の数々。

大学生の水野真広に届いたのは謎の同窓会案内。

軽蔑してくれ、悪意を向けてくれ、人間が人間にしかできない感情をむき出してくれ。

宇宙開発で危険な仕事をこなす、使い捨て人間(エクスペンダブル)の役割から無事逃れることができたミッキーだったが、さらに新たな無茶ぶり仕事が!?