未来図と蜘蛛の巣



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    初公開日(参考)2025年03月
    分類

    長編小説

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    未来図と蜘蛛の巣

    2025年03月19日 未来図と蜘蛛の巣

    鬼才、覚醒。 矢部嵩の前では、すべてが平等だ。 二十五編の物語。 表題作「未来図と蜘蛛の巣」及びそのシリーズ(講談社「tree」で連載)に加え、既発表の掌編と書き下ろしを収録。 矢部嵩の小説に説明は不要。 矢部ワールドに足を踏み入れたが最後、あなたはそこから出られない。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    これはホラー短編集ではないが、生そのものが本質的にホラー

    冒頭の短編「待ち合わせる」がものすごく好きで何回も読みました。ほぼなんでもない日常とも言えるような状況なのだけれど、薄氷を踏むような不安と緊張感と、すがりつくような必死な愛情を感じました。

    中編「エンタ」は少女庭国にも似て、やはり実験装置の中のケーススタディのように受け取りました。ウマ娘のようなゲームの中で競わされるキャラクターをよく見てみれば、そこにはこんな生の泥臭さがあるはず、ということでしょうか。「昨日と今日が別のものだと嘘をつく」。「自分が間抜けだとわかっていたことにしたくなる」といったような表現が実に矢部的で好きです。

    全体的には難しかったです。自分にとっては、確かに良い、好きだ、と思えるものと、正直よくわかんなかったなというものが混在します。著者のこれまでの作品でも、これはホラーなんでしたっけと私は感じていましたが、本作を読んでわかった気がしたことは、この著者の場合、生そのものが本質的にホラーである、というか、未来に進むということに不確実性や不安という以上に恐怖の要素があるよね、という感覚を持っているようだということです。でもその恐怖をまた愉快と感じているみたいなところもあるのが複雑な味なのかと思いました。
    未来図と蜘蛛の巣Amazon書評・レビュー:未来図と蜘蛛の巣より
    4065383102



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