ミッキー7 反物質ブルース
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前作「ミッキー7」を読み直してから本作を読みました.どちらもテンポのよいエンタメ小説だ思います. 本作はムカデの存在感が大きいです.そして笑わせてくれます.数多のエイリアンの中で,近い雰囲気の ものとしてロバート・J・ソウヤー氏の「さよならダイノサウルス」に登場する「ヘット」を思い出しま した. 前作と同様に,現場のストーリーとユニオン世界の歴史(地球からの脱出や他の植民星での話)が,入れ違 いに話が進みます.よくある手法ですが,どちらもよく練られていて現場のストーリーに奥行きを加えて いると感じました. 主人公のミッキーは植民に必要とされる専門のエキスパートではないので,エクスペンダブル(使い捨て 人間)として参加するしかなかったわけですが.元々前作で歴史に興味がある人物という設定になってい ました.植民星では役に立たないはずのミッキーの歴史好きですが,彼の活躍や語り口に歴史の知識が自 然と活かされているのがよいと思います.(「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーに代表されるように, これも目新しい設定ではありませんが.) ミッキーの友人であるベルトの身体能力とか,ムカデとの意思疎通が簡単すぎる点とか,悪く言えばご都 合主義的な部分も目立つのですが,とにかく面白い小説なので純粋なエンタメとしてお勧めしたいです. ジョン・スコルジー氏の「老人と宇宙」シリーズが好きな方はこの2冊も楽しめると思います. しかし,文庫本も高くなりましたね.手元の「さよなら..」(1996年)は本体621円+消費税3%,「老 人と...」(2007年)は本体840円+消費税5%でした.本書は税込みでKindle 1366円,紙 1518円です か... | ||||
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