ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。

映画館で人気のないゾンビ映画を観ていた警視庁捜査一課の刑事、和戸宋志。 終幕後に照明が点くと観客の一人が殺されていた。

分からんのか? つまり、犬神家状態ってわけだよ。

全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉（えりさわせん）。

わたしは今すぐ逃げなければならない。 あいつらから、この森から。

劇場型犯罪 VS.劇場型探偵！スリリングな攻防が読者を翻弄する！！　東川篤哉 その仕事、丁寧で堅実。

5歳の男児が神森で行方不明になった。同じ一週間、4人の男女も森に迷い込んでいた。

ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の「僕」は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

小鳩常悟朗、高校三年生。小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された。

安楽死が救済か、それとも殺人か。中山七里が贈る警察医療ミステリ! 『帰ったら母親が死んでいました。

時代の濁流が兄弟の運命を翻弄する。

夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。

死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及した社会で、推しのアイドルの秘密のKonKonアカウントを見つけてしまい感情爆発した社会人女性がとんでもない凶行へと驀進してしまう表題作のほか、この現実とちょっとだけ異なる世界の謎と関係性の物

美術にまつわる犯罪を解決するために警視庁に新設された「美術犯罪課」。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。

巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。

一行を読み逃せば、謎の迷宮から出られない。

殺人鬼の咆哮が轟き、村人がまた祟り殺された 岡山県津山市姫野村。

海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。

「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。

アラバマ州グレイス。連続少女失踪事件が解決されないまま、サマーという少女が失踪した。

叔母が空から流れたのは、とても良い秋晴れの日だった―― 静かに滅びゆくコロニーで暮らす女性ふたりが、叔母の弔いのために小さな旅をする表題作。

一一八六年。

「私の目を、最後まで見つめていて」 そう告げた『道連れの魔女』リリィがヒースクリフの瞳を見ながら絶命すると、二人は1日前に戻っていた。

文化人類学の学徒たちが“地図にない島”で遭遇する! 異様な世界(クローズド・サークル)、異常な殺戮(ジェノサイド)、異形な真実(アルゴリズム)! 帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島ーー鳥

「知る」ことこそが「生きる」こと 研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。

新聞記者 vs. 医大理事。一歩もひかぬ、二人の女。

特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事 「あの、私も妹も、交通課から来ました」。

なにもできない二人が、 逃げ、考え、罠にかける! 頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚! 黒羽烏由宇は、ビルから墜落し死につつあった。

孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。

大学の寮で、高校の部室で、 亡き祖父の書斎で―― ぼくらが遭遇した五つの謎。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。

油絵画家の井口は、泥棒に転職した蓮野を連れて、数十年前に置時計を譲ってもらった、ロデウィック氏という発明家の富豪の元へ訪れる。

その死体は信長――密室殺人事件に巻き込まれた私は、うっかり本能寺の変の謎に挑んでしまう……。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

本格ミステリ大賞受賞の鬼才が仕掛ける、空前絶後の推理迷宮。 精神科医の象山は家族を愛している。

悪名高い故ワイルドフェア判事の旧宅である緑樹館は〈悪魔のひじ〉に聳え立つ。

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。

エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻、57年ぶり新訳で登場! エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻は、ニューヨーク中心部にある日本風邸宅が舞台。

アイヌの出自を持ち、独自のスタイルで地位を確立したアーティスト・ミワ。彼女との出会いが人に与えるものは。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

人間の身体と記憶を乗っ取る人工生命体〈蛇〉は、“衣裳替え”を繰り返し悠久の時を生きてきた。

第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。

『11枚のとらんぷ』を筆頭に、『乱れからくり』等数々の名作でわが国推理文壇に不動の地位を築いた泡坂妻夫が、この一作をもってデビューを飾った記念すべき作品―それが本書冒頭に収めた「DL2号機事件」である。

大学の客員教授、久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。

東京地方裁判所、104号法廷。

時代に先駆けてピル解禁を訴えていた女は――突然、姿を消した。

ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。

「永遠の命はほしい？」 巨大な版図を誇るラーマ国。