冒険好きな若夫婦のトミーとタペンスが、国際探偵事務所を開設した。

情報部からナチの大物スパイ“NとM”の正体を秘密裡に探るという任務を帯びたトミーは、妻のタペンスには内緒で任地へと赴いた。

「あなたは幸せ?でないならパーカー・パイン氏に相談を」こんな奇妙な新聞広告に誘われて、依頼人が次々とパイン氏の事務所を訪れる。

セント・メアリ・ミード村の牧師館で治安判事が殺害された。被害者は厳しい性格で、恨みをもつ人間には事欠かない。

「未解決の謎か」ある秋の宵、ミス・マープルの家に集った客が口にした言葉がきっかけで、<火曜の夜クラブ>が結成された。

おしどり探偵トミーとタッペンスが開いた国際秘密探偵社に持ちこまれる難事件、怪事件の数々。

かつて老執事が奇怪な死を遂げた“幽霊屋敷”ことロングウッド・ハウス。

お金をもうけよう―ひさかたぶりに再会した幼なじみのトミーとタペンスは、青年冒険家商会なるものをつくった。

常に傍観者として、過剰なほどの興味をもって他者の人生を眺めて過ごしてきた小柄な老人、サタスウェイト。

優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。

真夜中のパリで見つかった奇妙な女性の死体。

エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、 ホテルの部屋で死体を発見 おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・ アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞 若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。

牧師の息子ボビイはゴルフの最中に、崖下に転落した瀕死の男を発見する。

「ストレートで高純度の本格ミステリ。 よくぞ掘り出してくれました。

亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。

真犯人は別にいた！ 『読んでいない本について堂々と語る方法』の著者が、 完璧と思える名探偵の推理を覆し、 驚愕の真相を明らかにする。

旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。

相棒エイダルフに殺害容疑が 処刑は翌朝。

ある小国の元首相の手記を南アフリカからロンドンの出版社に届けてほしいと旧友から頼まれたケイド。

村の名士アクロイド氏が短刀で刺殺されるという事件がもちあがった。そのまえにさる婦人が睡眠薬を飲みすぎて死んでいる。

長閑な生活をおくるべく、トミーとタペンスは田舎の家へ引っ越した。

残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった。殺されたのは金持ちの老婦人。

十一月の朝、P分署に二重殺人発生の報がはいる。被害者は同じ部屋に住む二十代の兄妹。

注意することだ―ポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。

戸根市で対立する暴力団・北浦組と大門組は、事あるごとにいがみ合っていた。そんなある日、北浦組の組長が殺害された。

豪華家具付き、家賃は格安、そのうえ使用人は家主の負担。

下宿屋ビーコンハウスに現れた謎の男イノセント・スミスを私設法廷にて裁く。嫌疑は殺人未遂、強盗、重婚。

母は無実だったのです―娘の頼みにポアロの心は動いた。事件が起きたのは16年前。

ニューヨーク湾に浮かんだ死体は、行方不明だった大富豪ハッター家の当主ヨークのものだった。

海をのぞむ美しい眺望で人々を魅了する“ジプシーが丘”。が、同時に呪われた地として皆から恐れられてもいた。

「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。

美貌の資産家リネットと若き夫サイモンのハネムーンはナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。突然轟く一発の銃声。

ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集っていた。

マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。

胸アツ法廷エンタメ、待望の新シリーズ始動 テネシー州プラスキ。

ベルギーの小さな村に侵入したドイツ兵士を、謎の爆発現象で吹き飛ばしたのは聖女と評判の修道女であった。

インドが共和国になる寸前の1949年12月31日。外交官のジェームズ卿が殺された。

雪に閉ざされたゲストハウスに電話が入った。ロンドンで起きた殺人事件の関係で警察が向かっているという。

ハロウィーンの夜、少女が殺された。彼女は死の直前、殺人を見たことがあると嘯いていた。

富豪の一族が久方ぶりに集った館で、偏屈な老当主が殺された。犯人は家族か使用人か。

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。

窓にうつる幽霊の影が目撃したもの。事件当日にメイドが大空に見た不吉な徴候。

晩餐後、科学者サー・クロード・エイモリーは家の者を集め「この中に極秘書類を盗んだ者がいる」と叫んだ。

厳寒の季節に似合わず国際列車オリエント急行は世界各国からの乗客でいつになく混んでいた。

若妻グエンダはヴィクトリア朝風の家で新生活を始めた。だが、奇妙なことに初めて見るはずの家の中に既視感を抱く。

大都会ロンドンの一画に、エドワード王朝時代そのままのたたずまいを保つバートラム・ホテル。

舞踏会のさなかに刺殺された子爵と美貌の婚約者の変死、消え失せた機密書類の行方、忽然と消えた使用人の謎など、ポアロとヘイスティングズの名コンビが数々の難事件に挑戦する!ポアロもの11篇のほかに、ミス・マープルもの1篇、怪奇もの1篇を収録。

異様な罪を犯した人間たちの物語。幼少期の体験を描く自伝的エッセイ。

違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はスキーシーズンのヴァルベルク山へ登った。

おしゃれで、潔癖で、自負心が強く、小柄な体格で風変わりなベルギー人が、“灰色の脳細胞”を駆使して、次々と難事件を解決する…いまや世界に知らぬ人のない名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む!ミステリ史上屈指の名コンビが

突然ポアロの家に倒れ込んできた英国情報部員は、うわの空で数字の4を書くばかり―国際犯罪組織〈ビッグ4〉と名探偵の対決はこうして幕を開けた。

英国のEU離脱で沸く2016年。バッキンガム宮殿の屋内プールで王室家政婦ミセス・ハリスが不慮の死を遂げる。

英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。

考古学者と再婚したルイーズの元に、死んだはずの先夫から脅迫状が舞いこんだ。