「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

謀殺された幼馴染みの復讐のため、テレビ局のADとなった竜泉佑樹。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

春夏秋冬と不審死が発覚!四人の人物がいずれも“完全犯罪完全指南”という裏ファイルに従い、物的証拠を残さずに遺恨ある相手を殺害したのだ。

その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま…。

遺伝子操作、AI、人間強化、VR、ベーシックインカム。 未来の技術・制度が実現したとき、人々の胸に宿るのは希望か絶望か。

大正の東京。 秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる 血液学研究の大家・村山博士が刺殺された。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

人工知能探偵・相以（あい）の驚異的な推理力に大敗を喫した以相（いあ）。

殺害現場から消えた一枚のメイプルリーフ金貨が臨床犯罪学者・火村英生を真相に導く。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。

美術にまつわる犯罪を解決するために警視庁に新設された「美術犯罪課」。

天才音楽家が名曲に秘めた謎。構想30年、格式高き芸術ミステリ。

「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」 詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、 訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。

オマージュを超えた柄刀一版《国名シリーズ》第一弾 首なし死体は、なぜ磔にされねばならなかったのか? 名探偵・南美樹風が挑む四つの怪事件 解説:千街晶之 カメラマンの南美樹風は、大学の後輩たち五人を連れ、山間部のコテージへと夏合宿にやってきた。

冬の朝の学生寮で、少女が死体で発見された。白い雪に覆われた地面には足跡がなく、警察は自殺として処理する。

警視庁捜査一課の吉敷竹史は美術展で一枚の日本画に惹きつけられた。

目覚めると、手首を縛られ、目の前には顔を焼かれた死体――。

わたしがまだ時折、自殺願望に取り付かれていた頃、サラちゃんは殺された── 新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。

Ｋ氏には人目をはばかる趣味がある。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。

集中豪雨で崩壊、全滅した山村にただ一人生き残った男を、テレビカメラとレポーターが、貪るようにしゃぶりつくす。

福家さんには、全部お見通しなのね。

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」 伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたＯＬ・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

僕の殺人の邪魔をするのは誰だ! 孤立した島の中で次々に起こる惨劇。ここには僕以外にもう一人、殺人者がいる。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

『最後のトリック』の著者による、芸術探偵シリーズ最新作! 創立十五周年記念公演を目前とした名門バレエ団に 公演中止を要求する脅迫状が届いた。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

天賦の才能に恵まれ、華麗な私生活を送る世界的テノール歌手・藤枝和行。

奇妙な文様が刻まれている魔偶――土偶の骨董――は、所有する者に福と禍をもたらすという……。

ミステリの最前線で活躍するスター作家が各々の趣向を凝らした珠玉の6作を一気読み! 驚きも面白さも絶対保証の豪華アンソロジー。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。

小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

本格ミステリーの天敵、降臨! この男、事件を解決する気がまったくない。

孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。

北沢大学新入生のぼく=二本松翔は、サークル“あかずの扉”研究会に入会した。

歌劇『トスカ』公演の真っ最中。プリマドンナが相手役のバリトン歌手を突き刺したそのナイフは、なぜか本物だった。