第四の暴力



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    初公開日(参考)2019年04月
    分類

    長編小説

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    第四の暴力

    2019年04月17日 第四の暴力

    集中豪雨で崩壊、全滅した山村にただ一人生き残った男を、テレビカメラとレポーターが、貪るようにしゃぶりつくす。遺族の感情を逆撫でし、ネタにしようと群がるハイエナたちに、男は怒りが弾け、暴れ回る。怒りの引き金を引いた女性アナウンサーは業界を去り、男は彼女もまたマスコミの犠牲者であったことに気づく。その二人が場末の食堂で再会したのは、運命だったのか、それとも―。強烈な皮肉と諧謔が、日本に世界に猛威を振るっている「第四の暴力」マスコミに深く鋭く突き刺さる!日頃抱いているギョーカイへの疑問と怒りが痛快に爆発する問題作、激辛の味付けで登場!!(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (1pt)

    幼稚な文章

    この著者の本は初めて読みましたが、文章がひどいしストーリーが雑すぎる。ゲームブックでももう少しはマシでしょう。戸梶圭太を幼稚にした感じといえばいいでしょうか。
    テーマは悪くないので星ひとつおまけします。ほんとはゼロにしたいくらいです。金返せ。
    第四の暴力Amazon書評・レビュー:第四の暴力より
    4334912788
    No.1:
    (5pt)

    「衝撃」のひとことに尽きる

    本作品は、その内容のあまりの過激さに、著者の作品を読んできた読者は、大きな衝撃を受けるのではないか、と思います。

    著者は、非常にトリッキーな一作「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」(のちに、「最後のトリック」と改題)で、メフィスト賞を受賞し、デビュー。
    その後は、絵画や音楽を題材に本格ミステリとの融合を図った「芸術探偵」シリーズで、読者を魅了してきました。
    このシリーズ以外の単発作品でも、近作としては、「ミステリー・アリーナ」や「倒叙の四季 破られたトリック」など、ミステリの王道を踏襲しつつも、新しい視点で構成された作品で、読者を唸らせてきました。

    本作品の題名である「第四の暴力」とは、マスコミへの痛烈な批判です。
    かつてのマスコミは、司法・立法・行政に次ぐ、「第四の権力」と評されていたが、今は、「第四の暴力」に成り下がっている、と。

    物語は、樫原という中年の男性が、自分の家族の住む村を離れ、叔父の家で一夜を過ごすシーンから。
    一夜が明け、車で村に戻ると、昨夜の大雨で、ダムが決壊、村は土石流で埋まっていた。
    妻と子どもが絶望的な状況の中、テレビ局のレポーターがカメラマンを従えて盛んにインタビューを迫ってくる。
    その無頓着な振る舞いに樫原は、暴力を振るってしまうが…。

    と、ここまでは、このページの作品紹介にもあるので、記述しましたが、その後の展開は、記載できません。
    読者にとって、全く思いもよらない展開になっているからです。
    ただ、もし著者のこれまでの作風を想定していると、「期待していたのと違う」という感想を持たれる方もいると思われるので、敢えて申し上げると、いわゆる「本格ミステリ」とは、全然違う、ということです。

    ちなみに奥付には、こんな断り書きがあります。
    「◎本文中、今日の社会情勢と異なる事実や表現、あるいは差別的と受け取られない表現がある場合もありますが、著者に差別的意図のないこと、および作品が書かれた時代的背景を考慮し、概ね発表当時のままといたしました。読者の皆様にご理解いただきますようお願いいたします」
    この断り書きは、よく何十年も前に書かれた作品に掲げられている文言ですが、本作品は、新作ですよね。
    なのに、なぜこんな文言が?
    それは、最後まで読んでいただいた方だけが分かるものになっています。

    また、こんな一文も。
    「本作品の一部に、著者の演出上の意図をもって空白になっているページがあります」
    私は、そのページに差し掛かった時、Kindle化した際の、プログラムミスかな?と思ったのですが、そうではありませんでした。

    この二つの断り書きを読むと、確かに本格ミステリではないが、緻密に計算された作品だということがよく分かります。

    とてつもない作品に出会ってしまったな、というのが、正直な感想です。
    第四の暴力Amazon書評・レビュー:第四の暴力より
    4334912788



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