手のひらサイズの物語はいかが? 切なかったり、幸せだったり、恐ろしかったり、美しかったり――あらゆる物語の楽しみが、ここにあります。

元ヤンキーの大和と小学生の息子・進の期間限定親子生活を描いた「ホリデー」シリーズ。

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》! □「応募してませんよ、わたしは」 新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車) □「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」 あ

内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。

こわがりなのに、大学の推理小説研究会に入ってしまった「僕」と、ミステリが大好きな中学生の「先生」が、身のまわりで起きるちょっとした「?」を解決していく“二葉と隼人の事件簿”シリーズの第2弾。

連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者―稀代の毒婦、佐竹純子。

駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。

「とある地方の小さな書店が経営の危機にあるらしい」よくある悲しい噂のひとつだと思っていたが、書店営業仲間の女性がそのことを妙に気にしていて…。

―君のこと忘れたこと、なかったよ、これから先も、百歳になっても。十六年前に起きた『西池袋事件』。

祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

東京の半グレ集団、美人ジャーナリスト、消えた幼馴染み、 そして平凡な大学生…… 誰が味方で、誰が敵か。

兼業漫画家の立石晴奈がまだ幼かった頃、放火されて実家が全焼し、家の中から誰も知らない女性の写真が出てきた。

書店員は超多忙。

「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。

お騒がせコンビの中学生男子が持ち込んだのは、金色に輝くお宮の写真。トラブルが始まったのは、それがきっかけだった…。

フリーライターのなっちゃんは、編集者の依頼にいつでも応えられるよう、多くのアイディアをパソコン保存していた。

人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。

自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ…、文学賞の贈呈式では、当日、会場に受賞者が現れない…!?新人出版社営業部員の井辻くんは、個性的な面々に囲まれながら、波爛万丈の日々を奮闘中。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

八田泳、高校一年生。そこそこ裕福でいわゆる幸せな家庭の息子。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

これは僕の失恋であり、同時に、初恋の物語だ。七草は引き算の魔女を知っていますか――。

タワーマンションの最上階、四〇一二号室に暮らす人気作家、三芳珠美は、人生の絶頂にいながら満たされずにいた。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。今夜はその授賞式。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

小学六年生の奈都は、父の実家で暮らすことになった。とんでもなく大きくて古い屋敷に両親と離れて。

(瑠璃子さん…今日はね、ふうちゃんの結婚式なんだよ。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。

この遺体、なかったことになりませんか? マンションで発見した独居老人の死の謎に 中年男と高校生のコンビが挑む、心温まるミステリー。

カワイイ至上主義の世界に放り込まれた男子の運命は!? 少女向けファッション誌の新米男子編集者・佳孝はくせ者揃いのスタッフや年下のモデル達、かわいい洋服や小物に囲まれ悪戦苦闘!

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

死を目前にした人にかつて食べた最上の味を完璧に再現する“最期の料理請負人”が挑む、極上のミステリー。

都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

届けたい。間に合わないものなんてないから。

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

四十九院香澄は、大学入学と同時に「鉄道旅同好会」の扉を叩いた。

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。

大手出版社に勤める彰彦は、落ち目の作家の素晴らしい原稿を手にして、本にしたいと願う。