愛媛に署長として赴任してきた若き警察キャリア。やる気ナシ。

早瀬の旧家、東屋敷の一人娘が殺害された。敬次郎の呪いの罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。

汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。

死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。

連続通り魔殺人事件の容疑者“コートの男"を追う所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

憎い……憎い……。この恨み、晴らさずにはおくものか……。

カラマーゾフ事件から十三年後。

触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。

小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。

橋岡恒彦は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とは電話詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。

炎の密室で愛が生む残虐なトリック!三つ子の巫女が揃い、秘祭が復活するとき、残虐で奇怪な事件がふたたび―伝奇本格ミステリの邪道にして王道!

これは、怒れる神の鉄槌なのか。伝説の地、アララト山で、ノアの方舟調査隊隊員が次々と壮絶な最期を遂げる。

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。

魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。

島と二つの異形建築。"瞬間移動"殺人と謎の教団。

鳴り響くサイレン、倒れ伏す人々―最新鋭化学工場の警備員として働く島浦は、突如としてパニックに巻き込まれた。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

舞い込んだ不思議な仕事。墓前での奇妙な花宴。

店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う“旗師”宇佐見陶子。

愛媛県南予町の町役場職員・沢井結衣は、窓際部署と噂される“推進室”に異動した。

人工知能の研究で世界的な名声を博す科学者。

この本を読んではいけない―奇妙な警告文の挟まれた古書がオカルト雑誌の編集部に持ち込まれた。

究極のバイオハザードと――怒涛のどんでん返し! ! メフィスト賞出身作家・周木律の新境地&渾身、一気読みホラーミステリー誕生。

出会いはひととき、思い出は永遠。 ビアバー《香菜里屋》からメニューが消えた訳とは。

謎の巨大獣に家畜が襲われる事件が発生、やがて被害は人間にも及ぶ。

リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。

元弁護士の著者ならではの、女性弁護士が奔走する傑作本格推理! 夫の浮気相手にたいして妻が起こした損害賠償請求を受け持つことになった、弁護士の横手皐月。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

ベータ基板が盗まれた!?ありえないほどの高得点を打ち立て続けるプレイヤー?発売後に見つかったプログラムの改竄…。

圧倒的な密度と熱量。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

イタリアの森で、男女がゾンビに襲われるという衝撃的な事件が発生した。

訪れた者の命を次々と飲み込む魔の館! 殺人者が仕掛けた究極の罠とは!? メフィスト賞受賞の人気シリーズ、最新刊! テーマは「ゲーム理論」!? 狂気の建築家が建てた、訪れた者を死に誘う館──教会堂。

お隣り、伊達町の副町長に、総務省から出向してきた官僚葉山怜亜が就任した。

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。

元陸自のパイロット・新居見充は平成南海トラフ大地震で家族を亡くした喪失感とともに生きていた。

戦争阻止にはこれしかない。 中国の尖閣支配、北朝鮮の核配備、形骸化する日米安保――。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

宮澤賢治は、親友の女学校教師・藤原嘉藤治から不思議な話を聞く。教え子の父親が、電信柱が歩くのを見たというのだ。

思い出は人を幸せにも不幸にもする――京都府警元刑事が始めた「思い出探偵社」をめぐる、切なくて懐かしいハートフルミステリ第二弾。

老舗呉服屋の邸宅で発見された首吊り死体。

中国の戦略型原子力潜水艦が、日

警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。 容疑は入管法違反。

資格を剝奪され路頭に迷っていた元プロボクサーの最上は、ある企業に拾われる。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

「警察官僚はいっぱいいるけど、二度も警察署長をする者なんて、そうそういないぞ」。