(短編集)

モロッコ水晶の謎

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2008年03月14日 モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)

とある社長邸のパーティに招かれた推理作家・有栖川の目前で毒殺事件が発生!邸内にいた10人の中でグラスに毒物を混入できたのは誰か、そして動機は…。犯罪学者・火村が超絶論理で謎に挑む表題作ほか「助教授の身代金」「ABCキラー」「推理合戦」を収録。本格推理の醍醐味に満ちた“国名シリーズ”第8弾。(「BOOK」データベースより)

評判

モロッコ水晶の謎の評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

モロッコ水晶の謎の総合評価:

7.60/10点 レビュー 15件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14
(3pt)

結末がいまいち

この作者の国名シリーズの評価の高いのを数冊読んだが、多くの話が謎が解けるまでは結構
惹きつけられるが、最後の謎解きの段階になると安易に都合のよい事実が突然
出たりして解決してしまい、腹にストンと落ちないというか、満足感が得られないのが欠点。
モロッコ水晶の謎 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)より
4062759888
No.13
(3pt)

結末がいまいち

この作者の国名シリーズの評価の高いのを数冊読んだが、多くの話が謎が解けるまでは結構
惹きつけられるが、最後の謎解きの段階になると安易に都合のよい事実が突然
出たりして解決してしまい、腹にストンと落ちないというか、満足感が得られないのが欠点。
モロッコ水晶の謎 Amazon書評・レビュー: モロッコ水晶の謎より
406182418X
No.12
(4pt)

表題作がベスト

中篇3つに、掌編一つという構成です。
最初の短編は、謎解きの焦点が分散して、こねくり回したような印象を受けていまひとつでしたが、それが却って魅力と思う人もいるかもしれません。
二つの作品は、クリスティーのABC殺人事件を下敷きにしていますが、最初の作品と違って、捏ねくりまわした感じの解決が、著名作品を超える試みのように思えて、この作品ではプラス要素に思えるのだから、読者の感想なんて勝手なものです。
掌編を一つ挟んでの表題作は、物語の構成だすっきりして読みやすいこと、謎解きの肝と物語設定が巧みにリンクした意外性があることなど、3作品の中で一番読ませる作品です。わがままな読者としては、もっと人物描写が巧みだったら動機も説得力があったのに、とか、偽の手がかりや容疑者が色々出たらもっと振り回されて面白かったのになど、好き勝手な注文をつけたくなりました。
モロッコ水晶の謎 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)より
4062759888
No.11
(4pt)

表題作がベスト

中篇3つに、掌編一つという構成です。
最初の短編は、謎解きの焦点が分散して、こねくり回したような印象を受けていまひとつでしたが、それが却って魅力と思う人もいるかもしれません。
二つの作品は、クリスティーのABC殺人事件を下敷きにしていますが、最初の作品と違って、捏ねくりまわした感じの解決が、著名作品を超える試みのように思えて、この作品ではプラス要素に思えるのだから、読者の感想なんて勝手なものです。
掌編を一つ挟んでの表題作は、物語の構成だすっきりして読みやすいこと、謎解きの肝と物語設定が巧みにリンクした意外性があることなど、3作品の中で一番読ませる作品です。わがままな読者としては、もっと人物描写が巧みだったら動機も説得力があったのに、とか、偽の手がかりや容疑者が色々出たらもっと振り回されて面白かったのになど、好き勝手な注文をつけたくなりました。
モロッコ水晶の謎 Amazon書評・レビュー: モロッコ水晶の謎より
406182418X
No.10
(4pt)

なかなか粒よりの中編集

「助教授の身代金」なかなか意表をついた真相でした。人間の裏側、嫉妬、醜さがこの犯罪を起こしてしまったような。細かな伏線もよかったと思います。
「ABCキラー」アルファベットのAから始まる地名の場所で、Aから始まる名前の人物が殺された、そして次にはBから始まる場所で、Bさんが・・。警察には犯人らしい人物からのメッセージが届き、連続殺人を暗示している。果たしてC,Dと続くのか・・・というお話ですが、アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」からアイデアを得たものだそうです。最初はアンソロジーの「『ABC』殺人事件」に収録されました。犯行の動機が昼ドラ並みのドロドロな理由だったのがちょっとなあ・・という感じではありましたが、アイデアはおもしろいと思います。
「推理合戦」しゃれたショートショート風のお話です。最後のオチは笑いました。本格中編3つの間の休息のような一篇ですが、今回は実はこれが一番好きかも。
「モロッコ水晶の謎」資産家のお屋敷、パーティで起きた殺人事件、怪しい家族たち、主人が傾倒していた女性占い師、モロッコから持ち帰られた曇りなく美しい水晶球など、雰囲気のある要素がいっぱいです。正統派本格ミステリの王道という感じでした。なかなか粒選りの中編が揃ったと思います。

他のレビューアさんもおっしゃっていましたが、私も、最後の佳多山氏の解説にどうも納得がいきませんでした。有栖川氏は「ツイストの利いた解説を書いて下さった」と謝辞を述べておられますが。「モロッコ水晶」に占いと予言が取り上げられているからか、まったく種類や雰囲気の違う3つの中編、そして合間の掌編までをもすべて「予言」という言葉で分析しようとし、ただ理屈っぽく無理やりこじつけたようにしか思えません。「モロッコ水晶」の真相の裏読みは、さすがに”それは違うでしょう”と思ってしまいました。有栖川氏はいつも自分であとがきを書かれ、後に文庫化された時、さらに”文庫版のあとがき”を追加されますが、ご本人の書かれたものだけで充分だと思います。このあとがきも創作の裏話などが伺えて、いつもとても楽しみです。
モロッコ水晶の謎 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: モロッコ水晶の謎 (講談社文庫)より
4062759888

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