黒いトランク

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初版刊行(参考)
種別
長編
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8,826回
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12
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76
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あらすじ

2002年01月01日 黒いトランク (創元推理文庫)

鮎川哲也の戦後本格の出発点となった里程標的名作。綿密な校訂と著者の加筆訂正による決定版。(「BOOK」データベースより)

評判

黒いトランクの評価:

6.00/10点 レビュー 8件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

黒いトランクの総合評価:

8.13/10点 レビュー 48件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(7pt)

トランクの行方とアリバイ崩し〜論理を突き詰めた究極のパズル小説

本作は、刑事である鬼貫が主人公となって、事件を追います。よくある刑事小説とは違って鬼貫刑事には刑事臭さがなく、純粋に謎を追うため機能してくれます。
事件の舞台は九州。溜まっていた有給を消化して、顔見知りの婦人の依頼によって事件の調査を引き受けることになります。
出版されたのが1950年とあるので、半世紀以上も前の作品なのですが、とっつにきにくい文章は少なく、意外とスラスラ読むことができました。ですが、他のレビュアーさんの意見にあるとおり本書が読みづらくさせる要因は、事件の複雑さでしょう。
トランクの行方を追ったり、死体の行方や、犯人と協力者の行動を追わなければならず、頭がこんがらがってしまいます。
途中、参考のために図や時刻表を挟んであったのは、作者なりの配慮で助かりましたが。しかし、時刻表も細かく時刻が書いており、私など読み飛ばしてしまったので、鬼貫の推理のときのみ役に立ちましたが。(推理パート前に時刻表を仔細に読み、事前に謎を看破できる読者がいるのでしょうか?)
ただ、解決パートはなるほどと納得できました。鬼貫の推理の過程、矛盾、解決まで丁寧に描かれていました。
登場人物が少なかったのも親切だったと思います。実質、容疑者は二人ですが、私は絶対に犯人はこの人だろうと思い、見事的中していました。フーダニット小説ではないので、読者の八割近くは犯人を当てることができると思います。
次に再読するときにはメモ帳とペンを用意して、トランクの流れと犯人の行動を整理しながら読もうと思います。

それにしても、マッチ棒をいじっている合間に、このトリックを思いついたと自著解説にあるので、凄いと思いました。

bamboo
NU17PFML
No.2
(8pt)

黒いトランクの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1
(7pt)

黒いトランクの感想

鮎川哲也さん初読了。日本の時刻表トリックものの先駆け的作品にして快作。解かれてみると真相はいたってシンプルだった。

水生
89I2I7TQ

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.40
(5pt)

よくできてる

黒いトランクのすり替えロジックはしっかりしてて納得できた。

容疑者Xの献身の元ネタはこれなんじゃないかと思った
黒いトランク (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒いトランク (創元推理文庫)より
4488403034
No.39
(4pt)

エンタメ要素を極力排除し、トリックの緻密さに全振りした作品

時刻表トリックを扱ったアリバイ崩しミステリで、クロフツの名作「樽」を連想させる有名作。古典的ミステリながら現代でも極めて評価が高く、2013年文春刊の「東西ミステリーベスト100」において歴代国内ミステリ11位に入るほどだ。
ただ、エンタメ小説としての要素を極力排除し、アリバイトリックの緻密さに全振りした作品となっており、登場人物のキャラクター造形もかなり簡素。
複雑に入り組んだ推理クイズをそのまま小説にした感じで、メモを取りながら読まないと十分に理解することは難しいと思われる。
わくわくしながら読む勧められるタイプの作品ではないので、かなりミステリを読み慣れた方向けだろう。自分はちょっとしんどかった。
黒いトランク (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒いトランク (創元推理文庫)より
4488403034
No.38
(4pt)

本格推理の傑作とされているが、古臭い感はある

鮎川哲也初読み。キンドル無料をきっかけに読む。クロフツ「樽」、横溝正史「蝶々殺人事件」に似ている。犯人の動機が、①時代遅れの軍国主義者に対する怒り ②友人の恋を邪魔して喜ぶクズ男に対する怒り ➂友人と知恵比べをして負かしたいという欲求 ④不治の病に侵されて失うものは何もないという自分の状況 以上の4つである。犯人の遺書によりすべてが明らかにされて終了と思ったら、まだまだ先に尾ひれがついていた。好きな女性は一緒に暮らすと本性が見えてきて幻滅するから、遠くから眺めているほうが幸せなんだという結論に達する鬼貫刑事。なかなかシニカルな見方である。肝心のトランクのトリックに関しては、頭がついていけなくて無理でした。それと、文章や言葉遣いが古臭い感じがした。横溝正史や江戸川乱歩など、古い小説には慣れている筈なのに。
黒いトランク 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒いトランク 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)より
4334732631
No.37
(4pt)

本格推理の傑作とされているが、古臭い感はある

鮎川哲也初読み。キンドル無料をきっかけに読む。クロフツ「樽」、横溝正史「蝶々殺人事件」に似ている。犯人の動機が、①時代遅れの軍国主義者に対する怒り ②友人の恋を邪魔して喜ぶクズ男に対する怒り ➂友人と知恵比べをして負かしたいという欲求 ④不治の病に侵されて失うものは何もないという自分の状況 以上の4つである。犯人の遺書によりすべてが明らかにされて終了と思ったら、まだまだ先に尾ひれがついていた。好きな女性は一緒に暮らすと本性が見えてきて幻滅するから、遠くから眺めているほうが幸せなんだという結論に達する鬼貫刑事。なかなかシニカルな見方である。肝心のトランクのトリックに関しては、頭がついていけなくて無理でした。それと、文章や言葉遣いが古臭い感じがした。横溝正史や江戸川乱歩など、古い小説には慣れている筈なのに。
黒いトランク (角川文庫 緑 374-1) Amazon書評・レビュー: 黒いトランク (角川文庫 緑 374-1)より
4041374014
No.36
(2pt)

トランクを開けてからが

つまらなく思えて、途中でやめた。
黒いトランク (角川文庫 緑 374-1) Amazon書評・レビュー: 黒いトランク (角川文庫 緑 374-1)より
4041374014

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