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egut さんのレビュー一覧
egutさんのページへレビュー数745件
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純粋な推理とパズルの事柄が組み合わさる展開が大変面白かったです。
全編が謎の発見と推理だけの構成です。パズラー小説が好きな方へはおすすめです。 事件の始まりは、残業した男女二人のうち、女性の方が忘れ物をしたと言い、 エレベーターに乗ってオフィスに戻る途中そのまま行方不明になるというもの。 あらすじから感じる話の内容はとても地味なのですが、 監視カメラに映る内容の違和感や、何故忘れ物をしたのか?そもそも忘れものは何だったのか? エレベーター搭乗後オフィスに戻れたのか?戻ってないのか? と、細かく疑問点をロジカルに推理していく展開が楽しめます。 また、話に登場してくる胡散臭い人物達、細かい手がかりの数々など、 読んでいく中で、あぁこれは何かある。怪しいと読者は感じると思いますが、 それらの要素が物語中、無駄なく活用されるのが見事です。 タイトルの『あみだくじ』の印象通り、 起点となる要素から推理していく中で、 外れの道もあれば断片的に当たりの道も通っていく推理。 誤推理だったとしても真相に触れて近づいている前進感は得られ、 パズルゲームのコンテニューをしている気分でした。 突拍子もない手がかりや結末の失望感はあるものの、 推理やパズルの魅力が勝り、楽しく読めました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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TVで話題の人気霊媒師の仕組みは、裏で情報を収集する調査チームによるものだった。
この調査チームの人々を視点に依頼者の悩みや素性を調べるうちに意外な真実を発見していく短編集。 霊媒師として、人々を嘘や詐欺で騙してはいるものの、 依頼主達の悩みを解消する事で家族や人間関係に暖かさが宿り、 結果として幸せになる様子は気持ちがよいものでした。 謎や推理や意外な展開は見られなず、淡々と進みますが、 手軽に読む分には楽しめました。 |
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SFの世界感や本格ミステリの要素単品で考えると、ちょっと空想過ぎて残念。
事前に伏線を散りばめて、納得させて欲しかった内容。 ミステリの謎は正統派ではないので、 本格ミステリ大賞候補というレッテルからの印象と読後感は悪い作用になりそうです。 ただ、世界観と物語は読んでいて楽しかったです。 蒸気の発達した世界はSFやファンタジーなど 色々な作品で触れてはいるのですが、本書は既読感なく楽しめました。 あと個人的に表紙のイラストが頭の中のイメージ作りにとても役立ち良かったです。 SFの難解さや事件の陰鬱さはなく、 主人公のエマを筆頭に登場人物達が明るく活気あって楽しい作品でした。 これはヤングアダルトには打って付けの作品だと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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映像制作合宿で起きる現実と虚構の事件。
現実と虚構の不確かさを魅力的に描くミステリ作品は多くありますが、 本作は分かり辛く物語が楽しめなかったのが正直な感想です。 何故こんなに把握し辛い読書になってしまったのか、 個人的に考えてみたのですが、それは『登場人物達の名前』が関係していると思いました。 よくある小説では人物の初見登場時には名前のルビを振りますが、それが本書にはありません。 人物紹介にもルビがありません。 それでいて名前が現代の子の名前なので、こう読むのだろう。と言う推測で読みます。 すると、文章中の名前の漢字が記号として頭の中で認識するのですが、 使用されている『漢字の形や印象』の重複が多いので混乱します。 "真壁"、"真由"、"真琴"、"真綾"、『真』が多いですし、 "遊佐"、"佐伯"、"佐織"で『佐』。 "大迫"と"佐伯"、で白 "彩菜"、"日菜子"、"晴花"で、菜や花のイメージ。 似ているものが多い為、読書中の無意識下で人物の分担がうまくいかなそうです。 さらに1人に対して、『名字』『名前』『あだ名』『偽名』で呼び合うので、 誰が誰で、現在このシーンに誰がいるのかわかり辛く、 さらに、章区切りで人物の視点も変わるので、物語の把握が困難でした。 名前を記号化して他の要素を引き立てる手法がありますので、 前向きに捉えれば 現実と虚構の交差や酩酊状態を演出する為に、意図的に設定した仕掛けかもしれませんが、 本書は物語に入れない状況になってしまい、私には合いませんでした。 逆に、名前の区別がしっかり出来れば作品の印象が変わる勿体なさを受けました。 2作目だからシリーズとして書く事になった気がするのですが、 前作をネタばれしないように気を使った書き方なども苦労に感じてしまい、 本書のネタとシリーズ化がミスマッチだった気もしました。 悪い事ばかりですみませんが、 前作が好みだったので少し残念でした。 |
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経済状況の悪化により、死者はそのまま火葬すべく直送が一般的となり、
葬式が行われなくなった世界を舞台にしている。 この導入は起こりえる未来を暗示していて面白いです。 また、葬式という舞台はよくあるミステリの事件のその後なので、 遺言の意味はなんだったのか?何故葬儀を行いたくないのか? と言った、あまり見られない謎が面白く読めました。 ただ、非常にあっさりに感じられたのと、 葬式が行われない世界が、社会的メッセージなだけで ミステリに活かせていなかったと思うのが残念です。 ミステリ作品としてインパクトを与えようとしたラストも正直な所、勿体ないと感じました。 好みによると思いますが。。 感情的に『父の葬式』。謎解きで『妻の葬式』が好みです。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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著者買いして作品一気読みなんて何年ぶりだろう。久々にハマってしまいました。
※本書の注意事項は、必ず過去作品を読む必要があります。 『[映] アムリタ』『舞面真面とお面の女』『死なない生徒殺人事件』『小説家の作り方』『パーフェクトフレンド』 これらの作品の続編をも意味するのが本書の『2』です。 『2』だけ読んでも意味が分からないですし、著者の作品の傾向に慣れておらず駄作に感じるかもしれません。 逆に言えば、ここまで順当に作品を読んできて著者の作品が気に入っているなら自ずと高評価になるものです。 デビュー作『[映] アムリタ』を読んで気になる作品だと思えば続けてくるでしょうし、 合わないなら本書に辿り着かず、途中で立ち止まっていると思います。 アムリタの作品の中で、 美しい糸で作った織物を、その状態を保ったまま糸にして、 さらに織物を作ったら、どんな美しいものができるでしょう? と言うフレーズがあるのですが、過去作が糸。それらを紡いだ作品が『2』なのでしょう。 デビュー作から本書のような事をやりたいイメージがあったのかもしれませんね。 過去作品を読んだうえで、やっと本書のカタルシス味わう準備ができるという、 本書の敷居の高さは問題なのですが、他の方の感想で頻繁にでるぐらい過去作読書は大事な事だと思います。 さて、ライトノベルの文体で軽妙に話が展開される中に、 『面白いとはなにか?』『美しいとは何か?』と、創作における哲学が述べられたり、 ミステリのようでそうでなくてファンタジーかもしれないけどSF?いや、恋愛? と他ジャンルに渡り、心地よく振り回され、斜め上を行く展開に放り投げられる楽しさは本当に凄い。 実の所、本書はやり過ぎ感が否めなず、アムリタの方が完成されていると思い、 8点ぐらいで感想を書こうかなと思っていたのですが、 本作や過去作の事を考えているといつの間にか夢中になって回想していて、 かなりハマってて好んでいる自分に気づいた次第でして、 『恐怖』も『笑い』も『驚き』もやり過ぎて『困惑』や『残念な気持ち』などなど、 それは、本書に出てくるキーでもある感動させられている事だと気づき、 これはもう、好みの上で満点大満足しかないと思った次第です。 ミステリ視点では破綻してめちゃめちゃで、オススメし辛い作品なのですが、 やり過ぎ感含めて、とても楽しい読書を得られた作品でした。 終わってしまったのが少し寂しい気持ちです。 中身についてはネタバレで。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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終盤の真相の落とし所はとても気持ち良かったです。
ただ、作中のアニメキャラやそのネタ色が強すぎて意味が分からないのと、 過去作の「アムリタ」を読んでいる人への要素もあるので、 本作単品としてはちょっと辛い。 仕掛けを味わうなら「アムリタ」は必読。 未読の場合は本作の友達のテーマが楽しみ所と言った印象です。 学ぶ為に学校へ行く必要がないと述べる小学生の天才数学者が、 学校で経験する友達とはなんなのか?に興味を持ち学校へ通うようになる。 人をパラメータ化して解釈したり哲学チックに持論を述べる様は、 著者の描く天才の不気味さが、かもし出ていて面白い。 不安定な展開ながらも終盤の力技のようなまとめ方は好みが分かれる所。 著者の作品傾向を踏まえて読んでいるので、そんなに悪くはないと思う次第でした。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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著者の本を読んできて、なんとなく分かった事。
それはSFの世界を活用したミステリならSFミステリ。歴史の世界を活用したミステリなら歴史ミステリ。と言った具合に名が付くような感覚でライトノベルを活用したライトノベルミステリ。であること。 つまりラノベに見られるアニメ風の軽いキャラクターやセリフ回しを活用した仕掛けを施してきてます。 あぁそう言えばと、過去作も思い返してミステリの新しい仕掛けの植え所を感じた次第です。 「小説の書き方」を生徒に教える話の流れは、 まったくもってミステリと違う所にいる物語なのですが、 終盤はいつも通り、野﨑まど流の展開でありました。 驚いた!というより、 毎回よく話の雰囲気を変えられるものだと楽しんでいます。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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『死なない生徒』なのに『殺人事件』?タイトルがユニークです。
不死の存在がいる中での殺人事件という事で、 山口雅也の「生ける屍の死」を思い出しました。 生物学的や概念での不死を扱った話の下敷きは既視感を受けた気がしないでもないですが、 本書は学園を舞台にライトなミステリとなっていて読みやすいです。 首切り殺人の謎など、 不死の存在を仄めかした物語ならではの解釈や考察が面白いですし、 真相もなかなか飛んでます。 SFなのかオカルトなのかの作風は著者のいつも通りで、 ここまでくると、なんでもあり。と思えそうですが、 固定概念から外れた発想がとても刺激になって良かったです。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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読後最初の一言は、うあ。何だこれ……っと、
個人的に衝撃を受けたので点数甘めで。 表紙と序盤の雰囲気やセリフ回しからは、まったく想像出来なかった展開。 ミステリと言えばそうだろうし、 青春小説ともSFともホラーとも恋愛とも哲学書とも好きなように感じられる。 過去にどんな作品に触れてきたかで、 類似作品をいろんなジャンルから思い当たるのではないだろうか。 それらがたった200数ページのボリューム内に混在している。 作中に出てくる二見が天才最原のコンテに触れた時の表現通り、 この作品は一気に読まされました。 題材の映画を論じる場面にて、 何千万人を感動させるには?そもそも感動とは何か? どうやって伝えるか。興味深い話がでてきます。 メタ要素もありますが、読後に思った事は、 作者は読者がここを読んだらこんな反応になる。という事を 想像ではなくて確信をもってやっているような気がしました。 表紙やラノベのキャラ色が出ていたり、 ギャグが合わないと思うかもしれませんが、 それもそういう読者の感情を狙って引き出しているとしたら・・・恐ろしいものです。 ミステリと思ったり青春モノと思ったりと、 何かを希望し思いながら読むとその望みは叶わなそうです。 短い小説なので何も意識せず作品に触れてみるぐらいが良い読書な気がします。 作品の作り方、感じさせ方、読者が受け取る感情の多様性。 内容の外側に驚きました。 著者の『2』が読みたいのですが、 その前に過去作を読んでおくのが良さそうなので少し追っかけて読もうと思いました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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『少女たちの羅針盤』に続く2作目。
前作の結末後の話なのでネタバレなしに1作目は先に手に取られた方が良いです。 前作が好みで期待値が上がり過ぎてしまったか、 今作は謎と登場人物たちの魅力は分散していて複雑さが残った印象でした。 後輩達や先生方など関わる面々がドロドロしており、 なんか足を踏み入れては行けない所に来ちゃった不安だけが残ります。 そんな雰囲気なだけに前作で苦手だった渡見が自分の思いに真摯で輝いて見えました。 羅針盤のメンバーにまた会えたのは嬉しかったのですが、 言い換えれば、夢中になれた読みどころはそこかな。。 作中作の演劇のシナリオの「かいぶつのまち」は面白いと思いました。 演劇のシナリオは魅力があります。 またいつか羅針盤のメンバーが活躍する話を楽しみにしてます。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
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どの短編も驚きあり、とても楽しい短編集でした。
人物造形や感情などはバッサリ切り落とし、 事件⇒検証⇒解決をテンポよく味わえる構成になっていました。 これは好みが分かれそうですが謎を解くパズルが好きな私はとても満足です。 1つに絞れないのですが 「少年と少女の密室」「死者はなぜ落ちる」「佳也子の屋根に雪ふりつむ」 この3編は違った色をもつ真相の楽しさが印象的でした。 ところで著者の本は5年以上ぶりの久々の新刊です。 間で、PSPゲームの『トリックロジック』にて著者のミステリに触れていたのですが、 その中でゲームの特性、内容の盲点を他の作家に比べて上手く活用していた真相を描いていると感じてました。 その時の問題編、解決編、それに触れる読者が受けるだろう盲点や謎解きの楽しさを 本書の密室蒐集家でも感じる事ができゲームをしている様な楽しさがありました。 あと余談で、密室蒐集家の造形は、 麻耶雄嵩の貴族探偵と伊坂幸太郎の死神の精度を連想してました。 純粋に謎を楽しむ本書の様な本が近年減った印象を受けているだけに、 今後も密室蒐集家が現れる作品が読みたいと思いました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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タイトルを初めて見た時の印象は、なんか捻りがなく地味で冗談かと思いました。
本格物という噂を耳にした事をきっかけに、あまり期待せず読み始めたのですが、 読み終わって見ると久々に推理本を読んだ満足感が得られました。 『体育館』の単語があまりに日常に馴染み過ぎて最初気づかなかったのですが、 体育『館の殺人』で、館モノですね。 広々とした体育館で起きる密室殺人。足跡ではないですが雨が降り、 残された1本の傘からロジックを展開していく流れなど、好み満載でした。 アニメオタクの探偵役によるアニメネタが随所にあったので、 ここは好みが分かれそうですが、 ライトノベルが流行っている現代では、このテイストで学園ミステリを扱う本書によって 本格推理の楽しさを若い世代に知ってもらえたら良いなとプラスに感じました。 ロジックの見せ所が豊富でありながら、所々探偵のノリで端折る荒を感じるのは確かですが、 私はそこまで問題にせず若い作者のデビューの勢いを感じる作品でした。 ベテランになるほど荒の出る作品が出し辛く穴を突かれ批判されやすくなる故、 結果こういう推理物の楽しさを感じる作品の出会いが少なくなり、 古典や新本格頃の作品に目を向けてしまいがちでした。 なので現代でこの作風の本書が出てきた事に嬉しく思います。 2作目の期待が高まってプレッシャーになりそうですが、 作者受賞の言葉にある通り、また好きな物を書いてもらいたいなと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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殺人者のアイドルが誰かに過去の事件を告発される現在のパート。
始まりの物語。演劇ユニット羅針盤結成の過去のパート。 現在と過去を章仕立てで入れ替える構成はよく見ますが、 本書は効果的で魅せ方がすごくよかったです。ミステリの謎や少女達の物語も面白く読めました。 過去パートでの少女達の前向きで勢いある青春物語を楽しむと同時に、 仲間として笑い合い助けあう4人の羅針盤のメンバーの中で これから悲劇が生まれる未来が予め提示されているので、 一体誰が誰をどうして?と言った疑問が悲しく付きまといました。 沈む気持ちもあるのですが、 それを補える良さがたくさんある作品でした。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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あらすじからループ物のSFかと思って読み始めましたが全然違いました。
が、これは好みで面白かったです。 自殺した人物が使用していたSNSを軸にセキュリティ専門家の主人公が事件の調査を行う。 著者がネットセキュリティ関係の人との事で、 要所要所で活用されるセキュリティ話やその人間関係、サーバーの存在。 そして自殺コミュニティの仕組み、課金方法、運営者の特定など、 話が現実的で事件の捜査と展開が面白く読めました。 コンピューターが苦手な人もすんなり判るバランスなのが良いです。 島田荘司氏の解説で、本書はハードボイルドとあったのですが、なるほどと納得しました。 個人的な感覚でハードボイルドと言えば、トレンチコート着ての硬派で少し古いイメージが浮かんでしまいますが、 本書はネット犯罪を絡めての現代風で新しいハードボイルドの誕生と言った所でしょうか。 高望みかもしれませんが、謎解きが現実的に進行するので、意外性が弱かった印象でした。 好きな話だったので、他の本も読んでみようと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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