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キングの死
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キングの死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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アメリカには弁護士出身のサスペンス作家が多くいるが、著者もその一人。その期待で本書を読み始めたがサスペンスとしてはもの足りなさが残った。サスペンス的な要素より、父親の存在によって自分の人生が支配されていると思う主人公の葛藤や、父親殺しの真犯人が親族ではないかとかばう等、人間関係、人間心理を丁寧に構成している点は評価できると思う。この点は、著者の第三作目のThe Lost Childを先に読んだのだが、同じことが言えるかと思う。 その点で今後の作品に期待したい。 | ||||
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この作家は、徐々に進化しつつあるのかなと思いながら本書を読み終わった。「ラスト・チャイルド」、「川は静かに流れ」、と、最新作から逆に読んできて、本書を読んでみて書くごとに良い作品を書いてゆくような予感がした。処女出版の「キングの死」が高い評価であり話題性もあったから期待して読んだのだが残念ながら少し期待外れであった。物語は、主人公のワークこと弁護士ジャクソン・ワークマン・ビケンズの一人称で語り始められる。独り言の愚痴のような繰言が前半には長々と語られ、”もう少しテンポ良くストーリーを進めてくれよ!”とこちらもイライラしてきたころから徐々に面白くなってきて、なんとか最終結末まできたころには、少なからず意外な展開もあり、少しページを繰るのも早くなってきた。それにしても、前半で主人公の心理描写など微に入り細に渡って、ご丁寧に何度も同じようなエピソードが語られるのには少々うんざりしてしまった。この作品を絶賛している大御所作家たちと、私の今作への評価の違いに戸惑うのだが・・。新作の「ラスト・チャイルド」は、まー、まー、だったから次回作に期待しよう。 | ||||
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