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凍りのくじら



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【この小説が収録されている参考書籍】
凍りのくじら (講談社ノベルス)
凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじらの評価: 3.72/5点 レビュー 166件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全166件 1~20 1/9ページ
No.166:
(5pt)

スゴク・フミン

「この人どうなるんだろう?」
「どんな関係性なんだろう?」
「どうしてこんなに息苦しいの?」
「どうしてこんなに強いの?」
そして
「どうしてこんなに優しいの?」

そんなこんなで、凄く不眠。
寝るのを忘れて夢中で読んでしまった。
参考文献のページも、必ず読んで欲しい。
そんな作品です。
心の中にいつも抱いて、大切にしたい作品です。
凍りのくじら (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凍りのくじら (講談社ノベルス)より
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No.165:
(4pt)

傲慢は大損だから

「Wikipediaあらすじ」より以下。

「あなたの描く光はどうしてそんなに強く美しいんでしょう」
そう訊かれたとき、私はいつもこう答えることにしている、
「暗い海の底や、遠い空の彼方の宇宙を照らし出す必要があるからだ」と。
「ドラえもん」の作者藤子・F・不二雄を深く敬愛する写真家の父。
彼の名を継いだ新進フォトグラファー、芦沢理帆子の高校時代を追う。
学校と、飲み友達と、元彼氏と、病床の母と、行方不明の父と。
どんな相手にも合わせてしまう、合わせられてしまう理帆子は、自分を取り巻く個性に名前を与えていく。
でも、一人でいると息苦しい。誰かといても息苦しい。
自分の意志など、とうに摩滅してしまっているのかもしれない。
ドラえもんへのオマージュが目一杯詰まった、「少し不思議」な物語。
第27回吉川英治文学新人賞候補作。

 *

まず「ドラえもん」への愛がよく伝わってくる。
そこに問題ありな主人公の女性、理帆子の成長を追っていく。
彼女の問題とは、達観した傲慢と故の孤立。
ドラえもんの道具や話を織り交ぜながら、家族などと交流しながら。
主人公の心の動きを一人称で進む。

傲慢さとは厄介なものだよ。一人では生きていけないのに。
物語の始めで共感できないのは当たり前だ。問題児なのだから。
くどくどと自分を棚に上げ人を見下していく、この過程が我慢できずに放りだしてしまいたくなるのだろう。序盤からはそんな感じ。

しかし徐々に物語は追い詰めていく。待ってましただね。
私は失礼ながら若尾が発達障がいなんだろーなーと思って最後どうなるんだろーと気になっていたがエピローグでも触れてないし、まー良い結末ではないからもう想像通りでいいかなと結論づけた。違う話になってしまいそうだからね、本筋に関係なく。

576ページも書いている(しかも二段方式)し本人の大作になった。
あれもこれもと詰め込んだらそうはなるでしょう。おつかれさまでした。
実はトリック部分ですが、この本を読む前に似たようなのを読んだとこです。
本書の方が先ですけどね。そのせいで新鮮さが無かったのはムムっとした。

時々読んでて違和感があった。いくら達観しているとはいえ、高校生ではなく大学生だった方がまだしっくりきたかな。
それぐらいかなー、ドラえもんの力が大きいし偉大だと思った。
傲慢は大損だから周りに感謝して生きようね。
凍りのくじら (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凍りのくじら (講談社ノベルス)より
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No.164:
(4pt)

いいです

いいです
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No.163:
(5pt)

素敵

言語化不足で申し訳ないがとても素敵な作品だった。
最後はハラハラした。
ミステリーでも恋愛小説でもない、だけど先の展開が読めない
少し不思議な小説でした。
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4061824589
No.162:
(5pt)

大好きな本の一冊です。辻村先生のご本をkindolでも……。あなたの一冊に。

大好きな本の一冊です。辻村先生のご本をkindolでも……。あなたの一冊に。
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No.161:
(3pt)

挫折しかけた

主人公が本当に嫌な性格。その性格の悪さがリアルすぎて(うっすら心当たりもある)、本当に読んでいて嫌だった。
ストーリーがなかなか進まないのも相まって、200ページくらいで挫折しかけた。が、オチに気がついた後半は、山を駆け下りるように、あっという間に読み終わった。
他の方のレビューのとおり文がくどい、前半が長すぎてだれる。けど、この主人公のイヤ〜な性格を、こんなにリアルに表現できるのは流石。
辻村作品だと「鍵のない夢を見る」「傲慢と善良」の方が面白かった。
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No.160:
(4pt)

エピローグは余分

最後のエピローグは要らない。折角の終焉が台無しになってる。でも、秀越な作品だ。
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No.159:
(3pt)

最後がなー

最後が少し唐突
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No.158:
(5pt)

ドラえもんが大好きな辻村深月さんの作品!

ドラえもんを愛する辻村深月さんの小説です。物語のあらゆる場面でドラえもんが絡んできます。ラストの方には意外な展開も!女子高生理帆子とその周囲の方々の少しFな物語です。
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No.157:
(5pt)

Sukoshi Fuan

この小説につける、私のSFです。

とっても素敵な作品でした。
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No.156:
(3pt)

高校生?

ほんとに高校生?っていう感じ。普通の高校生ってこんなに頭のいいセリフ言わないよなあ、と思いながら読みました。ドラえもんはまあ・・・どうでもいいかな
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No.155:
(5pt)

自分を言語化されたような気分

他人を見下したり、何にも執着しなかったり、そうやって自分を守ってるところ。ダメな他人を愛することで自分を許したくなる気持ち。
昔の自分に通ずるところがあり、痛いところを突かれた気分でした。丁寧な日本語で的確に言語化されているため、自分の弱さを認めたくない主人公の言動に、親近感を覚える一方、自分自身への反省の気持ちも生まれました。
昔の自分に通ずるところがあると述べましたが、今の自分も、まだまだ自分の弱さを認められていないところがあると認識させられました。
人の心の奥にある綺麗じゃない感情を、丁寧に言語化していただき、ありがとうございます。
自分の確認のためにも、定期的に読み返すことにします。
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No.154:
(1pt)

終始読んでいて気持ちが良くない

主人公は人並みか、それ以上に人間的に未熟な女子高生です。そして物語を通じて全く成長せず、ただただ読んでいて不快な自分語り、周囲の人物への斜に構えた論評を繰り返します。フィクション読んでまで、あえて知りたい人物ではありません。

自身も、他者からの援助で暮らしているのに、"自分には生活感がない"と言って外食や飲み会など散々浪費したうえ、倹約家の母親をケチくさいとばかりに非難し、親の援助で暮らす元交際相手を"自分では何もできない痛いヤツ"と一丁前にディスるなど、この上ないお前が言うな状態で、どういう気持ちで読んだら良いのかわかりませんでした。

半分ほど読んだところでオチがわかってしまってからは、一層読んでいて苦痛でした。

最後に。
物語中盤で残虐な事件が起こり、当事者しか知り得ないほど詳細なテレビ報道を通じて主人公が事件を知るシーンは何だったのでしょうか。リアリティに欠けるし、後半の内容に深く関わってくるわけでもないし、ただただ嫌な気持ちになるだけでした。
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No.153:
(4pt)

引き込まれたけれど。

読んでいる最中はかなり引き込まれた。途中、かなり怖い部分もあった。でも、読後は。はて、この本は何を伝えたかったんだろう。わからない。感動したかというと、そうでもない。ドラえもんの素晴らしさだけはよく伝わってきたけれど。
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No.152:
(5pt)

余韻が気持ちいい

日本語がキレイで優しくて好きです。辻村深月さんの作品でベスト3には入るくらい好きです。これから先何回も読むと思います。出会えて良かった。
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No.151:
(4pt)

小説でよかった

辻村さん特有の人一人ひとりの掘り下げ、洞察はいつも通り楽しめる。それにプラスアフルァで、危なげでスリリングな要素があり、最後まで一気に読んでしまった。危うさがリアルに富んでいて、小説でよかったと思う反面、いま現実に起こっていることの解説書としても読める。
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No.150:
(3pt)

前置きが長すぎる

お話の構成は面白かったんですが、いかんせん不要な内容や記述が多すぎて本の8割ぐらいまで読んでてしんどかったです。最後まで読もうかどうか心が折れそうでした。

かがみの孤城もそんな感じだったので、これが著者のスタイルなのかな。
比較すると、かがみの孤城のほうが前置きが少ないのでまだストレスが少なかったです。
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No.149:
(5pt)

よかった

とてもハートフルだった
伏線回収しない系かな?と思いきや
最後に一気に、鮮やかに。

★以下ネタバレ含む★

別所が語る【好きな子】が、つまり
お母さんだとわかった時、感動した。
そこは娘に受け継がれてた。
お母さん、とても偉大だ。
娘が思ってた以上に強くて幸せな女性だった。
そして夫のことを愛してた。
凍りのくじら (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凍りのくじら (講談社ノベルス)より
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No.148:
(4pt)

ギクリとさせられる

特に展開のあるスローリーじゃなく、淡々とした日常の闇とちょっとした救いって印象でした。

青春小説ってわけでもない。

個人的に若尾の持ってる闇が共感できてギクリとさせられました。
こういうちょっとダークな小説がこの作家の真骨頂だと思います。
辻村さん好きならまず読んでおくべき小説じゃないかなぁ。
凍りのくじら (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凍りのくじら (講談社ノベルス)より
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No.147:
(4pt)

マンガには二種類あって、絵で魅せるのと、話で引き込むのがあるそうだけれど、そういった言い方をすると、本作は言葉の響きとかではなくストーリーで魅せる作品なのかな、と。

文章がなんとなく、携帯小説のような印象を受ける。
マンガには二種類あって、絵で魅せるのと、話で引き込むのがあるそうだけれど、そういった言い方をすると、本作は言葉の響きとかではなくストーリーで魅せる作品なのかな、と。

ラストは、「おぉっ!」とはなるものの、完全なスッキリ!なわけじゃない。
イマジナリーコンパニオンっていう年齢でもあるまいし・・・と。

ドンキホーテの袋の意味がいまいちなんだけど、「人間の脈絡のなさをあまりなめない方がいい」で、片づけちゃってる感がある。
凍りのくじら (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凍りのくじら (講談社ノベルス)より
4061824589

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