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凍りのくじら
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凍りのくじらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 1~20 1/6ページ
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「この人どうなるんだろう?」 「どんな関係性なんだろう?」 「どうしてこんなに息苦しいの?」 「どうしてこんなに強いの?」 そして 「どうしてこんなに優しいの?」 そんなこんなで、凄く不眠。 寝るのを忘れて夢中で読んでしまった。 参考文献のページも、必ず読んで欲しい。 そんな作品です。 心の中にいつも抱いて、大切にしたい作品です。 | ||||
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「Wikipediaあらすじ」より以下。 「あなたの描く光はどうしてそんなに強く美しいんでしょう」 そう訊かれたとき、私はいつもこう答えることにしている、 「暗い海の底や、遠い空の彼方の宇宙を照らし出す必要があるからだ」と。 「ドラえもん」の作者藤子・F・不二雄を深く敬愛する写真家の父。 彼の名を継いだ新進フォトグラファー、芦沢理帆子の高校時代を追う。 学校と、飲み友達と、元彼氏と、病床の母と、行方不明の父と。 どんな相手にも合わせてしまう、合わせられてしまう理帆子は、自分を取り巻く個性に名前を与えていく。 でも、一人でいると息苦しい。誰かといても息苦しい。 自分の意志など、とうに摩滅してしまっているのかもしれない。 ドラえもんへのオマージュが目一杯詰まった、「少し不思議」な物語。 第27回吉川英治文学新人賞候補作。 * まず「ドラえもん」への愛がよく伝わってくる。 そこに問題ありな主人公の女性、理帆子の成長を追っていく。 彼女の問題とは、達観した傲慢と故の孤立。 ドラえもんの道具や話を織り交ぜながら、家族などと交流しながら。 主人公の心の動きを一人称で進む。 傲慢さとは厄介なものだよ。一人では生きていけないのに。 物語の始めで共感できないのは当たり前だ。問題児なのだから。 くどくどと自分を棚に上げ人を見下していく、この過程が我慢できずに放りだしてしまいたくなるのだろう。序盤からはそんな感じ。 しかし徐々に物語は追い詰めていく。待ってましただね。 私は失礼ながら若尾が発達障がいなんだろーなーと思って最後どうなるんだろーと気になっていたがエピローグでも触れてないし、まー良い結末ではないからもう想像通りでいいかなと結論づけた。違う話になってしまいそうだからね、本筋に関係なく。 576ページも書いている(しかも二段方式)し本人の大作になった。 あれもこれもと詰め込んだらそうはなるでしょう。おつかれさまでした。 実はトリック部分ですが、この本を読む前に似たようなのを読んだとこです。 本書の方が先ですけどね。そのせいで新鮮さが無かったのはムムっとした。 時々読んでて違和感があった。いくら達観しているとはいえ、高校生ではなく大学生だった方がまだしっくりきたかな。 それぐらいかなー、ドラえもんの力が大きいし偉大だと思った。 傲慢は大損だから周りに感謝して生きようね。 | ||||
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いいです | ||||
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言語化不足で申し訳ないがとても素敵な作品だった。 最後はハラハラした。 ミステリーでも恋愛小説でもない、だけど先の展開が読めない 少し不思議な小説でした。 | ||||
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大好きな本の一冊です。辻村先生のご本をkindolでも……。あなたの一冊に。 | ||||
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最後のエピローグは要らない。折角の終焉が台無しになってる。でも、秀越な作品だ。 | ||||
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ドラえもんを愛する辻村深月さんの小説です。物語のあらゆる場面でドラえもんが絡んできます。ラストの方には意外な展開も!女子高生理帆子とその周囲の方々の少しFな物語です。 | ||||
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この小説につける、私のSFです。 とっても素敵な作品でした。 | ||||
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他人を見下したり、何にも執着しなかったり、そうやって自分を守ってるところ。ダメな他人を愛することで自分を許したくなる気持ち。 昔の自分に通ずるところがあり、痛いところを突かれた気分でした。丁寧な日本語で的確に言語化されているため、自分の弱さを認めたくない主人公の言動に、親近感を覚える一方、自分自身への反省の気持ちも生まれました。 昔の自分に通ずるところがあると述べましたが、今の自分も、まだまだ自分の弱さを認められていないところがあると認識させられました。 人の心の奥にある綺麗じゃない感情を、丁寧に言語化していただき、ありがとうございます。 自分の確認のためにも、定期的に読み返すことにします。 | ||||
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読んでいる最中はかなり引き込まれた。途中、かなり怖い部分もあった。でも、読後は。はて、この本は何を伝えたかったんだろう。わからない。感動したかというと、そうでもない。ドラえもんの素晴らしさだけはよく伝わってきたけれど。 | ||||
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日本語がキレイで優しくて好きです。辻村深月さんの作品でベスト3には入るくらい好きです。これから先何回も読むと思います。出会えて良かった。 | ||||
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辻村さん特有の人一人ひとりの掘り下げ、洞察はいつも通り楽しめる。それにプラスアフルァで、危なげでスリリングな要素があり、最後まで一気に読んでしまった。危うさがリアルに富んでいて、小説でよかったと思う反面、いま現実に起こっていることの解説書としても読める。 | ||||
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とてもハートフルだった 伏線回収しない系かな?と思いきや 最後に一気に、鮮やかに。 ★以下ネタバレ含む★ 別所が語る【好きな子】が、つまり お母さんだとわかった時、感動した。 そこは娘に受け継がれてた。 お母さん、とても偉大だ。 娘が思ってた以上に強くて幸せな女性だった。 そして夫のことを愛してた。 | ||||
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特に展開のあるスローリーじゃなく、淡々とした日常の闇とちょっとした救いって印象でした。 青春小説ってわけでもない。 個人的に若尾の持ってる闇が共感できてギクリとさせられました。 こういうちょっとダークな小説がこの作家の真骨頂だと思います。 辻村さん好きならまず読んでおくべき小説じゃないかなぁ。 | ||||
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文章がなんとなく、携帯小説のような印象を受ける。 マンガには二種類あって、絵で魅せるのと、話で引き込むのがあるそうだけれど、そういった言い方をすると、本作は言葉の響きとかではなくストーリーで魅せる作品なのかな、と。 ラストは、「おぉっ!」とはなるものの、完全なスッキリ!なわけじゃない。 イマジナリーコンパニオンっていう年齢でもあるまいし・・・と。 ドンキホーテの袋の意味がいまいちなんだけど、「人間の脈絡のなさをあまりなめない方がいい」で、片づけちゃってる感がある。 | ||||
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とてもいい作品でした。 はっきり言って始めは主人公が全然好きになれないし、痛々しい人だと思っていたのですが、それでも読み進めていくと、だんだんサスペンス要素もあるし、心温まる話にもなってきて、本当に最後まで読んでよかったと思いました。 途中から面白くて一気に読めました。 ドラえもんを知らなくても読めますし、ドラえもんを知ってたらより楽しめるかなと思います。 最後にスッキリする感じも、すごくいいと思いました。 | ||||
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登場人物の繊細な感情を描くのがほんとうにすばらしい作者だなと思います。 その感情に共感できなくても、読んでいるだけで美しいな、と思います。 | ||||
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前半、傍観者的に読んでいたのですが第8章から先は号泣しながら、一気に読んでしまいました。こんなことになるとは思いもせずに、、、電車の中で読んでいたら大変なことになったと思いました。 | ||||
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私個人の見解ですが 辻村深月さんの小説の中で 最高傑作だと思います。 この小説に出会えて 良かったです。 大袈裟ではなく 私の宝物になりました。 | ||||
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辻村深月さんの青春小説すごろく?(たくさんの作品を、順番に従って読み進めると、単体で読むよりも深く楽しめる)の中の一冊。静けさの流れる中、寂しさや、優しさ色々な感覚、感情に、気づいていけます。 | ||||
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