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震源
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震源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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真保裕一さんの本です。 地震火山研究官の江坂が主人公で、同僚の森本がミスをして、津波警報が出せなかった。森本は鹿児島に飛ばされるが、そこで職を辞してしまう。責任を感じている江坂は、森本を探すが、そこには国家的陰謀が。 みたいな話ですが、行方不明の森本を探す江坂の話がダラダラと続き、かつ、話の先が見えないので、つまらなくて飽きてしまいました。 後半になってくると、国家的陰謀の話になってくるのですが、なんか実現可能なの?というような「真相」でしてね。 ネタバレですが、最終的には、地下マグマを刺激して、火山活動を促して、新島を作る、という、都市伝説レベルの話になってきます。それなら、アメリカ軍の地震兵器でも使えよっつーの。 最後には、日本にひそむネズミ、いわゆるスパイを摘発というところで終わっているのですが、これもなぁ…。 なんか、いろいろフリがあり、その回収もそれなりにあるのですが、ダラダラ長いだけって感じてしまいました。 | ||||
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主人公に魅力がない、粘着質 長い割に見せ場がひとつもない小説 | ||||
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超大作のわりにこれといったクライマックスも無く内容に乏しい。発想は面白いが展開に無理がありすぎる。特に門倉の行動は最初と最後が中心でサスペンスらしくはあるが、政府側の人間としては胡散くさい。読み進む内に内容がどんどん発散してしまい、挙句の果てには北朝鮮工作員まで絡んでくると始末に負えない。一般文学457作品目の感想。2012/10/19 | ||||
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ネタバレを多く含みます。 最大の問題は、結末。 他のレビュアーのかたも指摘しておられるが、あおっておいて、結局何もない、という結末は非常に肩透かし(地震が頻発している→核実験か?新島出現か?→実はもう地震は沈静化してます…)。特に、このようにやや無駄に長い小説の場合、結末がこれでは、読破した努力が報われない失望感を禁じ得ない。 また、登場人物が多すぎる。それだけならまだしも、重要な人物と、二度と出てこない脇役との描き分けが下手なので、どの人物が重要なのか全く分からない。 最後の最後に、「驚愕の事実」とばかりに、「このひとが実は・・・」というのが描かれているのだが、登場人物が多すぎるために、ハッキリ言って「このひと誰だっけ?」としか思えず、ちっとも面白くない。 また、主人公の江坂が、「追ってくれるな」とばかりに姿を消した同僚を執拗に追い回すのも不自然。問題の島に、ボートで簡単に上陸できてしまう展開も不自然。岩を動かして(!)ハリボテを破壊しようとするのもハチャメチャ。 個人的に一番腹が立ったのは、颯爽と現れて主人公を救った「人相の悪い男」が、あとから会話のなかで「実は土橋だった」ということが分かったシーン。そのまわりくどさが理解不能。「そこに土橋が現れた」ではいいではないか! | ||||
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失踪した同僚を捜し求める地震火山研究官・江坂。 その過程で、やがて巻き込まれる国家的陰謀。 何故そこまでして失踪した同僚を捜し求めるのか、理解に苦しむ。 人にはそれぞれ事情があるんだから、そっとしといてあげれば良いのに。 執拗に同僚を探し求める主人公には、感情移入できないと言うより、 違和感を感じた。 主人公が巻き込まれる国家的陰謀とやらも判りにくい。 終盤二転三転し、しかも完全に事件の決着は付いていない。 確かに専門分野の知識など、緻密に取材しているんだろうけど、 面白い話を書こうとして力みすぎている印象を受けた。 評価は厳しく★★ | ||||
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