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震源
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震源の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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| 「震源」 江坂という火山専門の気象観測官。 父親との確執。 先輩で、同僚森本の若い娘に走っていき、家庭を崩壊させることから、 仕事上でのミスを起こす。そして、ある事件に巻き込まれ、結果として、死んでしまう。 誇り高くストイックで、豊かな感受性と鋭い洞察力を持ち、 教養はもちろん、勇気と決断力に優れている。 真の優しさのなんたるかを知っている。 彼らは、内面に悩みや弱さを抱えた普通の人間であり、 心に何らかの鬱屈を持っている。 他人にどう見られるかではなく、自分が自分をどう見るのかである。 | ||||
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| 沖縄の海を舞台に多くの思惑が絡み合う国際小説なのだが、どうにも長い とにかく人物が多く序盤は入れ替わり立ち代りで視点が変更するので、読んでいてとても疲れる 盛り上がってくるのは500ページ過ぎた辺りからで、それまでの500ページはおまけみたいなものと 適当に読み飛ばすのがいいかもしれない そしてこれだけ長い作品なのに終わり方がいささか適当でややがっかり もう少し纏めて欲しかった 作者のファンなら買うのもいいかもしれないが、そこまで期待はできないかもしれない作品 | ||||
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| 序盤は謎が多く散りばめられグイグイ引き込まれるが、後半真相が明かになるにつれて、妙に現実的というか、何だこんなオチかよ・・・的な展開で、これを現実の国際政治に即したリアルさが良いと評価するか、もっと衝撃的な展開を期待していたのに・・・となるかで大きく評価は分かれると思います。個人的にはここまでひっぱいといてカモフラージュの伏線の方が衝撃的で真相が何とも尻すぼみという感じしかしなかった。ミステリーサスペンスものかと思っていたのに妙にこじんまりとした政治駆け引きものに終わってしまっているような違和感を感じた。真保氏の最初の一冊にはあまり推薦できません。 | ||||
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| 地震や海底火山の話題を縦糸に、国家的な陰謀を横糸に、という感じで、ま、おもしろかった。 ただ、ちょっと地震や津波の話しがオオ過ぎ、という感じ。 で、ちょっとこのあたり馴染みのない人(がほとんどと思うが)には、勘弁してという感じがあるかなぁ。 外国の小説の場合、こう言うのがなんちゅうか解説的ではなく、上手くストーリーの流れの中で紹介されるんだけど。 興味を持っている私にも、ちょっとしんどいと言うか、うるさかった。 ストーリー的には、面白くないわけではなかったが、どうも展開が遅い。余分なことがオオ過ぎる。そ のわりには、国際的陰謀なるものが、内容的に希薄。 うーん、なんか、厚み(600ページをこす)の割に食い足りなかったなぁ。 | ||||
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| いわゆる「小役人」シリーズの一作。気象庁の地震火山研究官である江坂を中心としてストーリーが進む。ただの研究員がやがて国家的な計画へと進んで行く、というのはやや荒唐無稽な展開になりがちなのだが、著者の特徴とも言える取材と、それを生かした緻密な描写がハマって全く違和感がない。そのあたりは、見事というより無いだろう。ただ一方で、この作品に限って言うのであれば、序盤から多くの場面が入れ替わり、しかも登場人物も多いためにややもすると混乱を生じやすい。また、終盤の二転三転もクセモノで、こちらも結論が何だったのかが見えにくい。私自身、二度三度読み返してようやく頭の整理がついた。このあたりは諸刃の剣ではないだろうか。 | ||||
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| 出足で登場人物が出てくるのを覚えとかないとこの人だれだっけ・・・となってしいました。緻密な人間関係・役割分担は他に類がないほど圧倒されるが、なんかうまく行き過ぎていくな・・・と読んでいるうちに感じた。 最後のクライマックスも「どうもな・・」の印象から逃れられない。 でも、この専門分野の知識をまとめていく作者には頭が下がる。これほどの知識努力を他の作家にも求めてしまう自分は欲張りかな。真保さんのおかげで雑学の知識は増えてます。 | ||||
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