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震源
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震源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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真保裕一さんは、その徹底した取材内容をこれでもかと文中に織り交ぜるので、好みが分かれるでしょうが、好きな人には、この震源こそが彼の真髄の1冊と思ってくれるのではないでしょうか。 プロットの緻密さ、スケールの大きさ、メッセージ性などはもちろんですが、真保さんの魅力は登場人物に厚みがあることでしょう。 信念や背景が妥協なく描かれているので、この人はなんだったんだ?っていうことがほとんどない。 いつもながら、地震火山研究官というなじみの薄い職業を、読者に見事にインプットさせる描写も見事です。僕は、毎回その職業に就いてみた気になります。 エンターテイメント性が強い『奪取』や『ホワイトアウト』も、もちろんかなり面白いです(一般受けするのはこちらでしょう)が、僕にとっては『震源』こそが、真保さんの真髄の1冊だと思います。 | ||||
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地震や海底火山の話題から国家的陰謀へ展開が壮大でありながら、一方では主人公の人間関係や心情も綿密に描かれていて多いに楽しめた。地震関係の話も興味深く読んだ。登場人物も多いし、終盤で話が二転三転しますが、私はそれほど混乱せずに一気に読み切りました。 | ||||
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この方の作品は着眼点が面白く、 しかもわかりやすく知識を吸収していけるので 全く未知の世界の話でもすんなり入っていけます。 多分ものすごい取材してるんでしょう。 それでいてストーリーは壮大で、のめりこめます。 一気に読んでしまわないとわかりにくいところがあるので、 じっくりと腰を据えて読める時にオススメ。 エピローグまで物語があって楽しめます。 | ||||
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本作のスケールの大きさには度肝を抜かれました。いわゆる「小役人シリーズ」と呼ばれる、著者お得意の取材力と構成力を駆使し、名も無き公務員を軸にした本格ミステリーです。その重厚さととっつき難さで、いかんせんある程度読者を選ぶという感は否めないものの、現代ミステリを語る上では必読の一冊だと感じます。なんといっても物語終盤で明かされるストーリーの壮大さ。この物語最大の魅力はそこにあります。 | ||||
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やっぱり真保 裕一は長編小説に限る。圧倒されるほどのディテールとリアリティに満足するばかりだ。小役人シリーズといわれ、主人公は決して社会的地位の高くない男であるが、その行動力、正義感(ただ単純にそうとは言えないものが、根底にはあるのだが)には驚かされる。また、毎回何かしらの人間模様がこめられているのも興味深い。最後はどんでん返しの連続で目が離せなくなるはず。 | ||||
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