綺想宮殺人事件
評判
綺想宮殺人事件の評価:
2.70/5点 レビュー 10件。 D ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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2.70/5点 レビュー 10件。 D ランク
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正直『黒死館』の難解さは、戦前の作品ということで、現代社会の我々には取っ付き難い文体、というのが大きな要因のひとつだと思うのですが。
で、こちら『綺想宮殺人事件』は、当然ながらそこは無問題でありまして、奔流のようなペダントリィが、抵抗なく這入って来てくれます。
無論、理解なんかしてませんが。
最大のキモは多分、終盤にいきなりやって来る、大袈裟にいえば(?)パラダイム・シフトのような転回だと思うのですが(不要論もある)。
でもそこに至るまでの薀蓄博覧会も、フリとして活きているというか。
初めて目にするタイプの「死体の理由」には驚きましたし。
後期クイーン問題、或いは所謂「新本格」以降にも幾度となく言及されてきた「原理の問題」。
思えば久々に読んだテーゼでした。懐かしい、というか寧ろ新鮮。
まあ――あとがきにあるように、現代ミステリのひとつの主題的名作、なのかも。
そんなに青筋立てないで読んでみて。