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九月が永遠に続けば



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【この小説が収録されている参考書籍】
九月が永遠に続けば
九月が永遠に続けば (新潮文庫)

九月が永遠に続けばの評価: 2.83/5点 レビュー 136件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全136件 1~20 1/7ページ
No.136:
(3pt)

服部さん良い味!

服部さん、生理的に苦手なタイプだけど、裏があってもよさそうなのに根っから善人で救われる。
対して主人公にはイライラさせられっぱなし。
大方自己中で言うべきシーンで言葉を飲み込む。
それが周囲に伝染してマイナス回転してる感じ。
まぁ、小説だから欠けたところがなきゃ話にはならないけど。
それでも、落ち度がなくても起きてしまう不幸と、自らが招いてします不幸とは雲台の差があるわけで。

「ユリ」で読後感が良かった分、残念感が増した。
オチは最悪。
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No.135:
(4pt)

雰囲気のあるストーリー

あまりロジカルではないけど、雰囲気とか全体観でまとめ切った感じの面白いストーリー。悪い面としては、ルッキズムにこだわった感じの描写がイチイチめんどくさいので、そこら辺をシンプルにしたら、もっと読みやすかったかなぁ。。。
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No.134:
(5pt)

連鎖する悲劇。

登場人物の数はそれほど多くないにもかかわらず、人物相互の関係性が物理的にも精神的にもかなり込み入っていて、その結節点の至るところで悲劇が生じている、という内容の物語。それでいて文体はあっさりしていて読みやすいのでページは進んでいくのだが、それにつれて悲劇の様相はさらに拡大する、というジレンマ。しかもまた、それら無数の悲劇の発火点となった人物はこの物語中には貌をあらわさないがゆえにもどかしさは募る。というのも少なくともこの肉体を持って登場した人物の中には誰一人として悪人は存在しないからなのだ。
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No.133:
(2pt)

イマイチかな〜

面白くなくはないですが引き込まれはしなかったです。
登場人物がみんな現実味がなく感情移入できる人もいませんでした。
肝心のストーリーもサスペンスではなく奥が浅く読了も何も残らず…
そしてカバー背面のあらすじで突っ込んだ事記載しすぎ!
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No.132:
(5pt)

登場人物の感情移入を一切許さない狂気の傑作

彼女がその名を知らない鳥たち を読んで、ヤバい作家がいると思って、次は猫鳴りに手を出してちょっとがっかりし、そして、デビュー作の本書。こういうのを待っていた。

登場人物の誰一人として感情移入を許さない作品。それなら文字とおり他人の物語でおわってしまいそうなのに、そうならない描写。それでいて、どの登場人物もキャラがたっている(まるで本を読んでいて目の前でキャラが喋っているように。そして、久しぶりに登場した人物が出てきて「君の話を聞きたかった」と思うくらい)。

親子、殺人、レイプ、不倫とどうしようもない話で、これでもかとそれぞれの裏の姿が出てくるのに、何故か所詮小説だもんと思わせない作者の筆。

この後の「彼女がその名を知らない鳥たち」では同様なことを思いながらも、どこか主人公もその同棲相手も愛おしく思えた。こういうカップル、こういう愛の形もあるよなと。それがわかる結末だった。でも、これはそうじゃない。狂気の世界だ。

こんなのでデビューしちゃう当たり、作品よりこの作者が狂気。作者の頭のなか、非凡な人生経験のなせるわざか。ミステリーというジャンルにおさまらないなかがらも、しっかりと謎が少しずつ消えいく。ただし、読むのに覚悟は必要かもしれない。でも後悔はしない。
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No.131:
(1pt)

不快な作品

全てがとにかく不快。作者の考えが投影されてるんだろうけれど歪んでる、
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No.130:
(4pt)

2回も婦女暴行事件に巻き込まれる女性がいるのだろうか。見てみたい

ソトオリヒメは、小野小町、藤原道綱母と並んび、日本三美人に数えられる女性。古事記では衣通郎女、日本書紀では衣通郎姫とも表記され、「その美しさが衣を通して現れるような」「美しさのあまりその身から出た光が衣を通して輝いているような」というのがその名の由来だそうです。そんな男を狂わせるほど美しい女性がいるのでしょうか。きっといるのでしょうね。
映像化されていませんが、映画になるとすれば誰が演じるのでしょうか。なかなか高いハードルのように思えます。服部と言う生理的に受け付け難いキャラの近隣が独特の持ち味で作品を支えていると感じましたが、こっちも誰が演じるでしょうか。
所々に設定が変だなと思いながら、引き込まれて一気に読んでしまいました。わずか数日間の出来事を描いた作品ですが、濃厚に書かれています。作者は、後味の悪いミステリー、「イヤミス」の女王と呼ばれているそうですね。湊かなえは確かにそうですが、この作品はどうでしょうか。自分としてはかなり計算して緻密に書かれていると思いました。沼田氏の作品は初めて読みましたが、人物や状況の描写はかなり細かくて文学的な雰囲気がありますよね。他の作品も読んでみたいと思います。
性描写など若い女性には勧められないけど、分別のある大人におすすめの作品ではないでしょうか。
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No.129:
(4pt)

楽しんで読めるサスペンスホラーです。

家庭小説の様な流れで無いか違和感を持たせながらサスペンスホラーが起こっていく流れです。派手さは無いですが、ジワジワと来る感じが好きな方であればお勧めです。
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No.128:
(4pt)

今一歩

いつもの物語のオチだが「その名を知らぬ〜」ほど感動しなかった。
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No.127:
(1pt)

イヤミスを痛感

1人称で語る主人公に読んでいる途中で、嫌気がさした。
それでも完読したのは、ミステリーだから。
リアルである点は、心理描写で、その部分は秀逸だと感じた。
しかし、ストーリーにはリアリティーを感じられなかった。
ミステリーとしても、物足りなかった。
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No.126:
(2pt)

まほかるパワー、感じられず

まほかる氏の作品なので読んでみたが、凡庸で冗長な作品であった。
デビュー作であるためか、まほかる氏特有の読者を惹きつける筆力はあまり感じられず。
かといってストーリーや登場人物に魅力があるわけではない。
題名も、うーん、ひねりないなぁ。
きっとまほかる氏の作品でなければ読むことはなかっただろう。
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No.125:
(4pt)

かなり面白いミステリー

忙しい人は要注意。読み出すと止まりません。(2時間くらいあれば読破できます)
息子の失踪理由と愛人事故死の真犯人が意外で、予想できる人はいないでしょう。
純情そうな脇役が実はドス黒かったり、誰もが嫌うおっさんが実は良い人だったりと、現実の世の中もそんなものかな~と怖くなった。
個人的には、「清純さこそが最も卑猥なのではないか。」という言葉に感銘を受けた。清純な人と付き合うと身を滅ぼすかもしれない。女を見る目が変わったw
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No.124:
(1pt)

すみません 低評価です

あっちこっちで高い評価を受けているようなので読んでみた。修行をしたのであろう、まず文章が上手だ。加えて、巷間言われているようにとても読みやすい。

 でもいいのはそこだけ。第5回ホラー・サスペンス大賞という名にそぐわない、とてもショボい内容。第一、最も大きな謎が息子の失踪というあたり、話が矮小過ぎる。日本のサスペンスってこの程度だからなあ。

 最後に犯人を少しひねってあるあたりはいいのだが、ホモ教師は結局何の伏線でもなかったし、ちょっと考え直した方がいいのでは、と思うような構成。文彦と謎の女が恋に落ちるのも、背景説明が少なく、余りに安易で唐突。
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No.123:
(5pt)

あっという間に引き込まれた

心情を情景に例える上手さに唸ります
ストーリーもあっという間に引き込まれました
女なら分かる 狂わせる女を見事に描いていると感じました
少女の頃の拉致監禁レイプ、精神異常、失踪や事故が複雑に散りばめられ
大抵のミステリーは早めに犯人わかって白けてしまう私も、沼田まほかるさんの作品は読めないので、本当に面白いです
しかも、現実離れしていない生々しさが、好きです
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No.122:
(2pt)

好きな作者ではあるけれども

この作品に関してはミステリとして完成度がイマイチです。
ソトオリヒメ=全ての男が犯さずにはいられない魅力を持った女・・・そんな女存在するのかしら?
色んな男が色んな女に欲情するってのが普通の感覚だと思うんだが。
主人公がそう思い込んでいるとするにしても、それまで主人公が見てきた経緯的に無理があると感じた。
そしてその魅力がその娘にもちょっとだけ受け継がれて、主人公の息子がその娘をちょっとだけ好きになったと思いきや
母親を見て則母親に鞍替え。「おいおい」と思わず口に出してしまった。
元夫の義娘が巻き込まれた地下鉄の事件の真相も明かされてしまうと物語を進めるための駒にすぎなかったという感じだし。
これ読んでガッカリした人は沼田まほかるの傑作短編集『痺れる』を読むことをおススメします。
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No.121:
(4pt)

あまり

評価が良くないですが、私は特別におすすめということではないものの、面白かったです。切なくなりました。
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No.120:
(3pt)

冗長さの中に力強いメッセージが込められた作品。

ネタバレ注意。ホラーミステリー、ということで手に取った一冊。ホラー要素はあまり感じられないもののミステリー性は十分にあった。ただ冗長な展開が続き、もどかしさも。物語は母である佐知子目線で進んでおり、もう少し主語を変えても楽しめたのではないかと感じられた。服部さんな存在が現実に戻してくれる唯一の薬なのか、服部さんにはミステリー性はなかった。そんな緩慢なストーリーではあったが、読む手を止められなかったのは、やはり沼田ワールドのある種の芳香なのか、決して後味の悪いものではなかった。とはいえ、ハッピーエンドではないが・・・。
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No.119:
(2pt)

好みではなかった。

ユリゴコロがおもしろかったので、他も読んでみたくなり読んでみましたが、これは私の好みではありませんでした。
初めは面白いのですが、だんだん主人公が私の意思にそぐわない行動ばかりするので共感できず、
元夫の妻に全く魅力を感じないのに、登場人物が皆、この人に惹かれてるようで、イライラし、あと少しで読み終えるのですが挫折しました。犯人もどうでもいい登場人物で、興味が失せました。
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No.118:
(3pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。ホラーサスペンス大賞だったり、映画化される作品が多いということで、手に取りました。この作品はホラーというよりは、イヤミスですね。母親の秘密、母親の友人の死、息子の失踪、離婚した夫の妻の過去、その娘の秘密、等の色々な人間関係が入り交じるなか、思春期の男女の複雑な心も混じり、なんとも言えない、どんより曇ったストーリーでした。
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No.117:
(1pt)

残念

最初は面白いのかなと読み進めましたが、気持ちの悪い登場人物を並べただけで何がおもしろいのかさっぱり。
気味の悪い登場人物の生い立ちや背景もないので全く共感できず、何を描きたかったのが疑問が残りました、、、
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