猫鳴り

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種別
長編
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あらすじ

2010年09月16日 猫鳴り (双葉文庫)

流産した哀しみの中にいる夫婦が捨て猫を飼い始める。モンと名付けられた猫は、夫婦や思春期の闇にあがく少年の心に、不思議な存在感で寄り添ってゆく。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。濃密な文章力で、生きるものすべての心の内奥を描き出した傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

猫鳴りの評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

猫鳴りの総合評価:

7.82/10点 レビュー 89件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

猫鳴りの感想

沼田まほかる氏というと、「ユリゴコロ」・「九月が永遠に続けば」など有名で、評価も結構高い。
どちらも読んだが、当方も、ともに高得点を付けた。
内容的には、イヤミス感・ホラー感・サスペンス感が当方にとって、ツボに嵌る。好きな作家だ。

さて、そういうことで手にした一冊であるが、読み始めはすこぶるイイ!
子を授かり損ねた中年夫婦の前に現れた一匹の捨てられた仔猫。
この仔猫への接し方がイヤミス感たっぷりで、この後、なにか不穏な出来事が起こりそうな気配を濃厚に漂わせます。
このゾクゾク感、なかなかイイですね。
そしてその後夫婦の前に現れた、トカゲのような一人の少女。

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死に向かって生きるということ

命の長さを自覚し始めた時に、飼い猫が死に向かって歩いていくお手本を見せてくれた、という話しだろう。
猫好きには、この短い小説ね3分の2のページを読み進めるのが、辛くてたまらないけれど、気になって一気に読んでしまう。怖い物見たさかもしれない。
命には限りがある。誰にでも平等に死は訪れるけれども、自然な事だにゃ。とこの本の猫が教えてくれた。
猫鳴り (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 猫鳴り (双葉文庫)より
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