アミダサマ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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作者はホラーとか、サスペンスとかそういった色合いでこの作品を書こうと意図したわけでは決してないと思う。僧侶の経験もある氏の現世感や仏教の世界感を多少交えながら、人の世の無常や何でもないことが歪んで広まったり、悪いことが連鎖して起きたりするが、そんなことは特別なことではなく普通にあることでそんな中を人は生きていくのだと云っている気がする。自分を見失っている、何かに囚われている者も結局救ってくれるのは愛する人であり、愛する人がそばにいるからこそ人は再生出来る。いろいろな因縁やしがらみに振り回されず本当に自分に必要な人、その人は外見や過去や学歴や家柄などといった物差しは陳腐でただ本質をみてその人だと気付くべきだと教えてくれている。そんな気がしたラストだった。安っぽいホラーではない深い意味の物語である。氏の作品はこれで三作目だ。「ユリゴコロ」で衝撃を受けてからますます気になっていく。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ユリゴコロが非常に面白かったため、 他の沼田まほかる作品も読んでみたいと思って購入。 ただ、ユリゴコロとは違ってリアリティがなかったのでちょっと期待外れでした。 抽象的な表現が多すぎて、それが実際に物語の中で起こっていることなのか、 それとも登場人物の空想内の出来事なのかよくわかりませんでした。 小説に対して、現実味を求める私とはちょっと合わない作品でした。 | ||||
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私はなかなか面白いと感じますよ。ただもう少し急展開するのかな?とかしてる内に始めに出てきた青年がdv野郎でかなり胸糞悪いシーンが出てきて、それがしばらく続き放置してます。でも最後まで見届けたいのでいつか読みきります。今年中には(笑)沼田まほるかさんは本当に大好きな作家さんなので、今の所前作好きです。ただあんまり書かれてないですよね?他の事で忙しいんでしょうが、次回作はいつですか!?待ちきれないんですが。今のとこ、一番好きな作家さん。 | ||||
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怖さも気持ち悪さも何も感じず、登場人物の描き方が浅くて誰にも共感も出来ず、薄いスープの上澄みだけをすくって飲んだような読後感でした。ただ響きの良い仏教言葉だけが浮いていて違和感を感じました。ミハルサイドに絞った方がまだマシだったと思います。 | ||||
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廃棄物置き場の冷蔵庫から発見された少女。少女は死者を含めたものの心に働きかができる異能の持ち主だった。少女に導かれるように発見者となった青年と僧侶、その周辺に不可思議な出来事が起こり始める・・・というホラーなストーリー展開。 これまでの作品に比べ力強さがなくて、抹香臭いだけで読んでいて退屈してしまった。 ホラー系の作品では、曖昧なままの雰囲気で良い感じになるものあるが、本作品はそうではない。ストレスのみが溜まってしまった。 イヤミスとして売れ筋作品をものした著者が、無理矢理書いた(書かされた?)ようにも思える。残念無念。 | ||||
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最近はハマっている沼田まほるか作品 このアミダサマも登場人物の名前が覚えづらい^^; 辻褄が合わないとか意味が分からないとか思てしまう人には沼田作品は馴染まないかも 町の雰囲気や空気感までも伝わってくる文力に引き込まれる | ||||
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