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アミダサマ
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アミダサマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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ユリゴコロが非常に面白かったため、 他の沼田まほかる作品も読んでみたいと思って購入。 ただ、ユリゴコロとは違ってリアリティがなかったのでちょっと期待外れでした。 抽象的な表現が多すぎて、それが実際に物語の中で起こっていることなのか、 それとも登場人物の空想内の出来事なのかよくわかりませんでした。 小説に対して、現実味を求める私とはちょっと合わない作品でした。 | ||||
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私はなかなか面白いと感じますよ。ただもう少し急展開するのかな?とかしてる内に始めに出てきた青年がdv野郎でかなり胸糞悪いシーンが出てきて、それがしばらく続き放置してます。でも最後まで見届けたいのでいつか読みきります。今年中には(笑)沼田まほるかさんは本当に大好きな作家さんなので、今の所前作好きです。ただあんまり書かれてないですよね?他の事で忙しいんでしょうが、次回作はいつですか!?待ちきれないんですが。今のとこ、一番好きな作家さん。 | ||||
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怖さも気持ち悪さも何も感じず、登場人物の描き方が浅くて誰にも共感も出来ず、薄いスープの上澄みだけをすくって飲んだような読後感でした。ただ響きの良い仏教言葉だけが浮いていて違和感を感じました。ミハルサイドに絞った方がまだマシだったと思います。 | ||||
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廃棄物置き場の冷蔵庫から発見された少女。少女は死者を含めたものの心に働きかができる異能の持ち主だった。少女に導かれるように発見者となった青年と僧侶、その周辺に不可思議な出来事が起こり始める・・・というホラーなストーリー展開。 これまでの作品に比べ力強さがなくて、抹香臭いだけで読んでいて退屈してしまった。 ホラー系の作品では、曖昧なままの雰囲気で良い感じになるものあるが、本作品はそうではない。ストレスのみが溜まってしまった。 イヤミスとして売れ筋作品をものした著者が、無理矢理書いた(書かされた?)ようにも思える。残念無念。 | ||||
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最近はハマっている沼田まほるか作品 このアミダサマも登場人物の名前が覚えづらい^^; 辻褄が合わないとか意味が分からないとか思てしまう人には沼田作品は馴染まないかも 町の雰囲気や空気感までも伝わってくる文力に引き込まれる | ||||
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一気に読み終えた。 正直、結末はよくわからない。 でも、物語には一貫して不気味さと緊迫感が備わっており、続きが読みたくて仕方なくなる。 ストーリー云々よりも、ストーリーの流れを作っている、と感じさせる作品。 作者の他の作品もぜひ読みたい。 | ||||
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展開が分かりにくくホラーというより後味が悪すぎて楽しめなかった。 | ||||
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天童荒太っぽいような雰囲気があり、期待させるが、つまらん。単純に話がつまらない。はらはらもしない。もっと、ミハルを前面に出せばいいのに、ジョウカンとその母親の話中心。つまらん。天童荒太のはずれ作以下。文庫になるのが理解不能。 | ||||
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カバー裏面にホラーサスペンスとあります。沼田さんらしいちょっとブラックな怖めの小説と理解して読み始めたのですが、1/3くらいに進んだら、オカルト全開になりついていけなくなりました。後ろの方をめくってつまみ読みすると、話はいっそう発散していくように思われましたので、そこで放棄しました。 幾つか、うーむと唸りたくなるフレーズもありますが、飛び跳ねるストーリーやオカルト過剰を好まない方には勧められません。 | ||||
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とにかく気持ち悪い(笑) なんていうか、ぞわっと鳥肌が立つというか、 あのガラスをきぃーってならした時の気色悪さが、 読んでいる間中ずっと続く。 おもしろいおもしろくないそれ以前に、 これだけ気色悪い言うのはすごいとしか・・・ ま。 そういう意味では読んでよかったのかも? ただ、これを定価で買って読む気には絶対になりません! | ||||
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『アミダサマ』のテーマは壮大で、命そのものの存在を問い詰める立派なものだ。 それでも、この作品はやはり好き嫌いが分かれるように思う。 理由は二つあり、ひとつは登場人物がいやらしかったり、嗜好なり行為なりが醜かったり、グロテスクだったりする沼田まほかる作品そもそもの特徴。 もうひとつは、超常現象がそのまま超常現象のままであり続け、表立っては解決も理屈も与えられないこと。これらをうまく飲み込めるかどうかだ。 とりあえず読んでみて、独特の臭気にただ飲み込まれるのもいいだろうし、作品が言いたかったことにミミを傾けてみるのもいいだろう。 今回は嬉しいことに(?)、主人公の一人である住職浄鑑が、沼田まほかるには珍しく好感のもてる人間である。彼は理性的で常識的で、己の無力を知っている。優しく、悩ましく、信心深い、その上何と身体もムキムキの素敵なオジサンなのである! 読者は安心して浄鑑さんと共に苦しみ恐怖し、また応援することができる。まほかる作品を読みすすめてきて、『痺れる』の女たち、佐知子、十和子など、かつての歴代主人公の毒気にあてられた読者がいるならば、それが浄化されてしまうほどである。 あ、でも、悠人パートは相変わらずですね、はい。 閑話休題。この作品は、登場人物の立ち位置や役割が分かりやすいのも特徴だ。殆ど白痴で色んな男に股を開き何事も言われるがままに成す(だけに見える)、ほとほと「律する」からは遠そうな女リツコが、「律子」なのは、テーマの象徴である気がする。 最後に、愚痴をひとつ。 何故、沼田まほかるの文庫本はあらすじでネタバレするのか。 以下、少々ネタバレ注意してください(といっても裏表紙に全部書いてあるのだよ、これが)。 気になったのは、「愛する母の死」の部分。 『九月が永遠に続けば』でもそうだったが、 ミステリーで言えば、最後に死ぬのは誰だよとか、被害はここまで広がるよとか、話の最も盛り上がる部分を懇切丁寧に書いてしまっているのだ。 そのため、「こんなに頑張ってるけどお母さん結局死ぬのね」なんて白けた思いで読むしかなくなってしまう。 ちなみに母の死は決して導入部ではなく、クライマックスであり、帰結であり、物語の結論のようなものでさえある。 ストーリーだって楽しみたい、なのにはじめからここまで明かす必要はあるだろうか。 | ||||
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猫鳴り、ユリゴコロに心を鷲掴みにされ、続けて、九月が永遠に続けばを読み、本作も読み終えました。正直なにがなんだか分かりませんでした。とにかく気持ち悪くて重苦しくて、肝心のキーの女の子の不思議な魅力っていうのがよくわからないまま話が続き、さらには終わってしまいました。輪廻やカルマやそんな話を言いたいのかな〜とあまりモノを知らない私は釈然としないまま読了しました。文で読むより映画にしたら、ちょっとおもしろいかもしれません。しかし、もやもやします…。 | ||||
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奇妙な力を持つ一人の少女に二人の男が呼び寄せられてと、 中々に魅力的な始まり方のする作品なのだが、そこから最後まで微妙な流れが続く 一番に問題なのは、ミハルの能力が不明なことだ 死んだ猫を復活させようとすると、なぜか村人が家族を虐待したり陰口を叩くようになるという 訳の分からなさ しかも最後まで読み終えてもこの二つを繋ぐ説明などないという開き直りっぷり よくある田舎村が狂気に侵されるシチュをやりたかったが、具体的な理由を作るのは 面倒だから放棄したということだろうか 岩井志麻子の作品でも読んだほうがいい 主人公の一人といっていい悠人のパートは、ひたすら彼女に暴力を振るっては そのうちよりを戻すという流れを延々と繰り返すだけと酷いを通り越して意味不明 悠人が妙に短気なことに理由でもあればいいのだが、それも特になく ただカルシウムの足りない人の話を描写することに何の意味があったのか 当然のことながらラストも酷く、細かい説明なんて必要ねぇといわんばかりに雰囲気と 勢いだけで突っ走って終る 読み終えても結局この作品はなんだったのかという疑問だけが残り、何もスッキリしない 編集者にケツを叩かれながら慌てて書いたような凡作なので、買うとしてもあまり期待は しないほうがいいだろう | ||||
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この方の本を読むのは初めてでしたが 最後まで どうなる?どうなる?と わくわくどきどきがとまらない作品でした 読みかけると時間を忘れて一気に ラストまで読んでしまいました | ||||
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暗くて深くて狭くて、醜くて、純粋で綺麗で。 人間の欲望・恐怖・畏怖を凝縮したような感じです。 ですが、不思議と読後感は悪くありません。 沼田まほかるさんの作品はどれもそうですが、文章も読みごたえ十分です。 但し、引きずり込まれそうになるので、再読するには少し時間が必要な感じがします。 | ||||
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Amazonの内容紹介やレビューなどを見て、少女に宿る「何か」と、僧侶、もしくは青年が法力などの類で攻防を繰り広げるといった内容を想像していましたが、全く違いました。またホラーサスペンスとありましたが、一般的なと言うか、娯楽的な意味でのホラーサスペンスとはかなり違う印象です。 たぶんに仏教の教えに即した内容であり、また、結構えげつない描写もあります。人間の業を表していると言ってしまえばそうなのかも知れませんが、軽いノリで読むとゲンナリすると思います。 物語は主に、青年パートと僧侶パートが交互に描かれます。しかし内容は、少なくとも青少年向きとは言い難いと感じました。 たとえば青年パートにおいて、青年はある女性をいきなり押し倒して強姦します。そしてその後もサディスティックな仕打ちを繰り返します。僧侶パートはそれよりマシですが、例えば、この中年僧侶の品行方正だった老母が、中年のホームレスに、自ら猥褻な行為をするような描写もされています。 そして僧侶は「戦い」ますが、超能力的な法力をもって化け物や何かと対決するわけではありません。語弊のある言い方かも知れませんが、彼が戦うのは「状況」です。戦うと言うよりも「引き込まれないように必死に押しとどまろうとしている」と言った方が適切かも知れません。 しかもその戦い方は、仏教の教えそのものに従うようなやり方です。「色即是空 空即是色」「あるのでもない、ないのでもない」等々といった事を薄っすらとでも知っておかないと「なんのこっちゃ?」となると思います。 また、この本は著者が60歳を越えてからの出版物となるようです。そのせいか、文体が若干(古めかしいという意味で)かたい感じの印象もあります。 そして宗教観に彩られた内容は、著者が元は僧侶をしていたという事もあるのでしょう。しかし専門家から見れば内容的には初歩の初歩でも、仏教に全く関心がない者からすればチンプンカンプン、というあたりを考慮したのかどうかは、疑問が残るところです。 私見ですが、仏教に関心がない人の場合、この本を「興味深く楽しく読める」のは、まぁ、三十代以降くらいからではないでしょうか。 | ||||
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読みやすい文章であり、 言葉使いも巧みなため、 僕は心を動かされ、 ドキドキしながら、 読みました。 キレイごとのない、 人間の描写も、 個人的に、 好きです。 | ||||
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どうしてこういう事が起きてるのか、という説得力がない 阿弥陀仏、仏教の世界観で語られるのかと思いきやそうでもないし 人間のグロテスクな面ばかり強調されているが、そのグロテスクにならざるを得ない のっぴきならない事情が伝わらなければ、ただ不愉快なだけ 異常さの描写のさじ加減がリアルでもあり、その点で星2つ | ||||
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確かに「屍鬼」に、設定や雰囲気は似てますね。 ですが、なんでしょう、こちらのほうが、迫力は凄いです。 「屍鬼」が流麗な文章で最終的に少女漫画になっちゃったのに比べて、「アミダサマ」は最後まで生々しい。 設定そのものはさておき、台詞や内心に、いちいちリアリティがあり、作者が非常に人生経験が豊富な大人だと感じる。 そこそこ読書体験、人生経験を積まないと、この方の作品は楽しめないと思う。凄い作家さんがいるんだなあ、と沼田さんの本を読むたびに思う。 読後感は、「銭ゲバ」のジョージ秋山さんの作品を読んだ後のように、嫌な気持ちになります。いやミスっていうジャンルのどこがいいのか、と思いながら、読んでしまう……。 怖いもの見たさ、みたいなものに惹かれてしまう。 人生どん底!な気分の時に読めば、もしかしたら、吹っ切れるものでもあっていいのかもしれない。 ストーリー自体、目新しさはないのだが、沼田まほかるさん、そのものが非常に目新しい感じがする。 作家さんとしては凄く惹かれるんだけど、作品が好きかどうかといえば、好きではない。 嫌な気持ちにならない、天上の調べのような小説を、いつか書いてほしいです。 | ||||
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この作者の作品は初めて。 売れているというPOPを見つつも、あらすじなどには特に惹かれるものはなかった。 ただ、最初の数行を読んで「あ、読みやすそうだな」と思って購入。 期待せずに読み始めた。 物語はなかなか盛り上がらないが、文章の巧みさに驚かされた。 これをこう表現するのか、という使い方が凄くうまい。それでいて、うっとうしくない。 きざったらしいというか、鼻につくような比喩をする作家っていますよね。 そういうところがないんです。個人差もあると思いますが。 特に恐怖は表現が難しい感情だと思うのだがそれを様々な角度から描写していて 最後まで飽きずに読めてしまった。 お話自体は割とオーソドックスなオカルトもので、割と重厚な感じ。 もっとリアルでライトな話を好む自分としては趣味ではないのだが それでも文章の力で楽しく読めてしまった。 この作家の世界の見方を感じられて楽しかった、というのが読後の感想。 調べると僧侶経験もある方だそうで、さすがに経験の重みが出ている文だと納得した。 ファンになりました。 この方の他の作品も読もうと思います。 | ||||
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