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アミダサマ
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アミダサマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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私はなかなか面白いと感じますよ。ただもう少し急展開するのかな?とかしてる内に始めに出てきた青年がdv野郎でかなり胸糞悪いシーンが出てきて、それがしばらく続き放置してます。でも最後まで見届けたいのでいつか読みきります。今年中には(笑)沼田まほるかさんは本当に大好きな作家さんなので、今の所前作好きです。ただあんまり書かれてないですよね?他の事で忙しいんでしょうが、次回作はいつですか!?待ちきれないんですが。今のとこ、一番好きな作家さん。 | ||||
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とにかく気持ち悪い(笑) なんていうか、ぞわっと鳥肌が立つというか、 あのガラスをきぃーってならした時の気色悪さが、 読んでいる間中ずっと続く。 おもしろいおもしろくないそれ以前に、 これだけ気色悪い言うのはすごいとしか・・・ ま。 そういう意味では読んでよかったのかも? ただ、これを定価で買って読む気には絶対になりません! | ||||
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『アミダサマ』のテーマは壮大で、命そのものの存在を問い詰める立派なものだ。 それでも、この作品はやはり好き嫌いが分かれるように思う。 理由は二つあり、ひとつは登場人物がいやらしかったり、嗜好なり行為なりが醜かったり、グロテスクだったりする沼田まほかる作品そもそもの特徴。 もうひとつは、超常現象がそのまま超常現象のままであり続け、表立っては解決も理屈も与えられないこと。これらをうまく飲み込めるかどうかだ。 とりあえず読んでみて、独特の臭気にただ飲み込まれるのもいいだろうし、作品が言いたかったことにミミを傾けてみるのもいいだろう。 今回は嬉しいことに(?)、主人公の一人である住職浄鑑が、沼田まほかるには珍しく好感のもてる人間である。彼は理性的で常識的で、己の無力を知っている。優しく、悩ましく、信心深い、その上何と身体もムキムキの素敵なオジサンなのである! 読者は安心して浄鑑さんと共に苦しみ恐怖し、また応援することができる。まほかる作品を読みすすめてきて、『痺れる』の女たち、佐知子、十和子など、かつての歴代主人公の毒気にあてられた読者がいるならば、それが浄化されてしまうほどである。 あ、でも、悠人パートは相変わらずですね、はい。 閑話休題。この作品は、登場人物の立ち位置や役割が分かりやすいのも特徴だ。殆ど白痴で色んな男に股を開き何事も言われるがままに成す(だけに見える)、ほとほと「律する」からは遠そうな女リツコが、「律子」なのは、テーマの象徴である気がする。 最後に、愚痴をひとつ。 何故、沼田まほかるの文庫本はあらすじでネタバレするのか。 以下、少々ネタバレ注意してください(といっても裏表紙に全部書いてあるのだよ、これが)。 気になったのは、「愛する母の死」の部分。 『九月が永遠に続けば』でもそうだったが、 ミステリーで言えば、最後に死ぬのは誰だよとか、被害はここまで広がるよとか、話の最も盛り上がる部分を懇切丁寧に書いてしまっているのだ。 そのため、「こんなに頑張ってるけどお母さん結局死ぬのね」なんて白けた思いで読むしかなくなってしまう。 ちなみに母の死は決して導入部ではなく、クライマックスであり、帰結であり、物語の結論のようなものでさえある。 ストーリーだって楽しみたい、なのにはじめからここまで明かす必要はあるだろうか。 | ||||
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Amazonの内容紹介やレビューなどを見て、少女に宿る「何か」と、僧侶、もしくは青年が法力などの類で攻防を繰り広げるといった内容を想像していましたが、全く違いました。またホラーサスペンスとありましたが、一般的なと言うか、娯楽的な意味でのホラーサスペンスとはかなり違う印象です。 たぶんに仏教の教えに即した内容であり、また、結構えげつない描写もあります。人間の業を表していると言ってしまえばそうなのかも知れませんが、軽いノリで読むとゲンナリすると思います。 物語は主に、青年パートと僧侶パートが交互に描かれます。しかし内容は、少なくとも青少年向きとは言い難いと感じました。 たとえば青年パートにおいて、青年はある女性をいきなり押し倒して強姦します。そしてその後もサディスティックな仕打ちを繰り返します。僧侶パートはそれよりマシですが、例えば、この中年僧侶の品行方正だった老母が、中年のホームレスに、自ら猥褻な行為をするような描写もされています。 そして僧侶は「戦い」ますが、超能力的な法力をもって化け物や何かと対決するわけではありません。語弊のある言い方かも知れませんが、彼が戦うのは「状況」です。戦うと言うよりも「引き込まれないように必死に押しとどまろうとしている」と言った方が適切かも知れません。 しかもその戦い方は、仏教の教えそのものに従うようなやり方です。「色即是空 空即是色」「あるのでもない、ないのでもない」等々といった事を薄っすらとでも知っておかないと「なんのこっちゃ?」となると思います。 また、この本は著者が60歳を越えてからの出版物となるようです。そのせいか、文体が若干(古めかしいという意味で)かたい感じの印象もあります。 そして宗教観に彩られた内容は、著者が元は僧侶をしていたという事もあるのでしょう。しかし専門家から見れば内容的には初歩の初歩でも、仏教に全く関心がない者からすればチンプンカンプン、というあたりを考慮したのかどうかは、疑問が残るところです。 私見ですが、仏教に関心がない人の場合、この本を「興味深く楽しく読める」のは、まぁ、三十代以降くらいからではないでしょうか。 | ||||
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私は読み終わって嫌な気持ちになりました。 アミダサマ(阿弥陀様)とあるように、宗教の概念 が出てきます。その知識があるとまた異なった解釈・ 感想になるのかも知れませんが・・・。 決して読後感は良くないです。 人の嫌なところが凝縮された感じで、何も現実の世 界以外に、本を読んでまでこんな気分を味わいたくな いと思いました。 | ||||
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読みやすくてサクサク読める本だな〜と思って読み進めたが、最終章が…長すぎる…完全に間延びしていて、飛ばし読みを何回もしてしまった(ラストなのに!) 全体的には、読んでて暗〜い気持ちになる、心を侵食してくるような何かが感じられて、好きな内容でした。 | ||||
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