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九月が永遠に続けば
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九月が永遠に続けばの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 21~40 2/7ページ
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感じたのは血の繋がりについて。そして、心が惹かれるのは理屈じゃないよね、ってこと。 誰にも感情移入は出来ないまま読み終えました。特に雄一郎氏ねって感じ。 | ||||
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登場人物と似ているキャラクターの知り合いがいるかどうか、 読者のそれまでの恋愛、結婚、離婚、略奪愛などの経験値によって 感想が変わる本だろうなと思いました。 なぜこんなに評価が悪いのか理解出来ないのですが お若い方だと人間のドロドロとした根源を描いている部分に 拒絶反応を起こすかもしれません。 海外の映画で精神科医と患者の恋愛を描いているものがありますが この本はもっとグロテスク。 主人公の元夫の性癖はありえそうですし、 主人公の息子が一回り以上年上の実父の後妻に惹かれてしまうのも ありえそう。 どれも法律に触れる行為ではありませんが、 魅力的な友人に嫉妬し続け、線路に突き飛ばしてしまう女子高校生だけが 犯罪者です。 やった事はいけませんが、嫉妬する位魅力的な人、 美しい人ってたま〜にいますよね。 主人公の高校生の1人息子と元夫の魅惑的な後妻が 何日も一つ屋根の下に暮らし、 まだ男女の仲じゃないというのが現実的じゃないと思いました。 | ||||
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テーマは凄くいいと思います。が、内容にも登場人物にも全く共感出来なかったです | ||||
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失踪した一人息子を探すシングルマザーを中心に、ストーリーの進行にともなって、不快ともいえる複雑な人間関係が浮き彫りになっていく作品。 元夫、愛人、息子の同級生の父親と、男性に対する嫌悪、憎悪のオンパレードで、酩酊してしまいそう。女性のどす黒い本音を書かせたらこの人アリの凄腕だが、本作品はミステリ(ホラーサスペンスか)としての完成度がいまいちで、終盤にかけて尻すぼみ感が否めない。まき散らした毒が、ただの悪口雑言に陥ってしまったようで、ミステリならぬヒステリーの印象しか残らなかった。 デビュー作として見れば、たいしたものなのだろうね。 | ||||
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「ユリゴコロ」「彼女がその名を知らない鳥たち」の2作品が良かったので、沼田まほかるさんのデビュー作にたどり着きました。こちらのデビュー作は、ホラーサスペンス大賞受賞作です。 1人息子と暮らす、シングルマザーの主人公は、若い男と逢引きをするようになった。ある日、高校生の息子が失踪し、その翌日には恋人が事故死する。 このような幕開けで始まる物語ですが、主人公の別れた元夫、その後妻、後妻の娘など、複雑な人間関係が現れます。しかもそれらの人々が、やたらに複雑にからまりあっており、何がなんだか混乱するうちに、主人公はその中に巻き込まれていくのですが、ハッキリ言って、読者はこの展開についていけません。 自分の息子が行方不明なのに、妙に淡々と話が進んでいくのも違和感を感じます。 この作品のキーパーソンは、主人公の元夫が再婚した後妻なのですが、最初から最後まで、この女性を取り巻いているものがすべての元凶なのです。そのあたりを、この作品に主軸に持ってくれば良かったのではないでしょうか。 また、服部という登場人物が、この作者の次作の構想につながったのは間違いないように思います。 | ||||
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レビューを気にせず買ってみましたが…ダメでした。どこに面白さを見出していいのかわからないし、怖くも気持ち悪くもなく、ただただ何が言いたいのか分かりません。他が面白かっただけに残念です。 | ||||
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文彦が失踪するまでは良かった。 文彦の失踪原因、冬子の自殺、犀田の死、カンザキの犯行、どれも納得がいかない。 文彦は高校生じゃオカシイよね! 心理描写がやたら長く続いてウンザリ、その時、作者も辻褄合わせに困っている。 でも、所々に凄い文章力を感じるので星ふたつ。 | ||||
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私はこの人の作品は苦手です 幸せな気持ちにもなれませんし、すきっともしませんから | ||||
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本当にこの本を読んで震撼された方はいらっしゃるんでしょうか? ごくごくありきたりなサスペンス長編です。 そもそも主人公の女の身勝手さには終始イライラさせられる上、レイプされた女とまたその娘の美しさもいまいち伝わってきません。 それほどに男を魅了するほどの女であればもっと見た目なり肉体なりの美しさを書くべきだと思いました。 私は作者の短編集を読み素晴らしいと感じこの本を手に取ったのですが、もう読む事はないと思います。 読んでも短編に限ります。 この作者は短い文章の中でこそ才能を発揮される方なのではないでしょうか? | ||||
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素晴らしくいい小説ではないのですが、それなりに楽しめる。 いろいろとありがちな設定が興味を削ぐかもしれません。 | ||||
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人によってこんなに評価が分かれる小説ってなかったよなあ。 ストーリーを一口に言うと、息子と二人暮らししている主婦がいる。元夫の精神科医は、とある事件の被害者アサミに恋愛感情を抱くに至ったため、主人公の主婦と離婚する。アサミに起きた壮絶な事件がある。アサミには美しい娘がいる。ある日主人公の主婦の息子が行方不明になる。そして・・主人公側の思いに焦点を当てると、最愛の息子がいなくなった不安や悲しみが伝わる。アサミに焦点を当てると、悲劇的な事件に巻き込まれた女性とその後の悲惨な人生という話にもなる。私は主人公主婦にまとわりつく、隣人の関西のおじさんに焦点をあててしまったため、このおじさんが作り出す美味しそうな鍋料理が気になっってしかたがなかったです。不思議な小説ですので、一回は読んでみることを勧めます。 | ||||
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なんか、最近読んだ本では、百田さんのプリズムに近いかな。 ありえないものにありえないものを重ねてしまうので、余計に ありえないものになっていく。 出来上がったものは怪物。 とりあえず、物語はバツイチのご婦人が、別れた旦那の子供に 言い寄る彼氏と深い仲になることから始まります。 別れた旦那の子供は評判の美人。魔性の女。 深みにはまるご婦人には高校三年生の文彦君が一人。 サンダル履きの、ゴミ捨てに行った文彦君が突然疾走する。 不倫の彼氏が突然謎の死を遂げる。 疑いは評判の美人、別れた旦那の子供、冬子にかかります。 と、まあ、ここまででも充分にあり得ない設定で、そこから始まる 真相は、あり得ないだろうという、旦那の設定から、あり得ないだろう という文彦君の真相に。 これ以上は書きませんが、あり得ません。 それでも読みきらせたのは、なんか日常感じることのない狂気の世界。 35点。 まあ、こんなものですか。 | ||||
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全体を通して、主人公の目から見える風景や、動いている人物の描写が上手いと思った。この作品の評判やあらすじを知らずに読み始めたので、はじめは主人公の女性と年下の青年の関係が軸になってストーリーが展開されるのかと思っていた。しかし、ある夜主人公の息子が何の前触れも無く姿を消す。そこからが面白くて一気に読み進んでしまった。後半以降いろいろな疑問(謎)が明らかにされていくのだが、物語の半ばくらいまでの切迫感の割には肩すかしというか、「そんなの、アリ?」としか言えない方向に・・・。 突発的に家を出なければならなかった息子は、何故母親に1本電話を入れて「しばらく帰れないけど心配しないで」と言えなかったのか?まだ高校生の自分が突然姿を消すことによって巻き起こる騒ぎは予測できたはず。←でも、これをやってしまうとこの小説自体が成り立たない(笑)。 いくら亜沙実が「魔性の女」であったとしても、まだ性体験も無く、そういう意味では子供といってもいい高校生の息子が、30過ぎの妊婦に、しかも実の父親の再婚相手に身を焦がすほど激しく惹かれるものだろうか?主人公と自動車学校教官の青年ならわかる。41歳の離婚歴あり独身女性と25歳の青年が男女の関係に陥るのは特に不自然な設定ではない。しかし、高校生の息子の場合は、読みながら「無理だろー!」と何度も思った。 でもね、小説ですからね。 結局は、亜沙実というひとりの魔性の女のせいで、元夫も息子も人生を惑わされてしまった、ということか。 そかし、キーパーソンであるこの亜沙実という女が過去に経験したことについては主人公の口からいろいろ語られているが、実際にどのような人格の持ち主なのかはよくわからないままである。 そんな違和感を持ちながらも、やはりこの作者の言葉の選び方や表現方法は上手だなと感心する。 息子が消えた夜を境に、主人公の焦燥感、後悔、脱力感に満ちた重苦しい心情や、また、目を背けたくなるような回想シーンなどが描かれる中、服部正雄という異色のキャラクターを登場させているのも印象的である。いるいる、おせっかいでずうずうしい、こういうオジサン、イヤダー!と思わせられる立居振る舞いとセリフのてんこ盛りではあるが、思わず声を出して笑ってしまう場面も何度かあった。 が、魔性の女、異常性が露わにされた元夫、突飛な行動を起こす息子、わけのわからないカンザキミチコなどが ひと通り出揃って結末を迎えたあとは、服部だけがまともな普通の人間に見えてしまった。 | ||||
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病んでいるものがときに放つ、美しさを描写したかったのだと思う。 しかし個人的には、特定の精神疾患について描写するとき、いたずらに好奇心をあおるような書き方はすべきではないと思う。 当事者の方で苦しんでいる人もいるのだから。 あさみさんの描写は、エグいだけで同情も配慮も伝わらなかった。 沼田さんの作風は割合好きですが、これはちょっと、方向性がいただけない。 | ||||
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この作品は第五回ホラーサスペンス大賞を受賞している。別におどろおどろしい化け物が出てきたり、オカルト的な人物が登場するわけでもない。ただ、何か不安で恐ろしく、その正体が分からぬまま筋が進行していく恐怖は耐え難いものがある。ある日、私こと、佐知子の息子が忽然と失踪する。その直後には、愛人の犀田が地下鉄のホームで転落死する。この二つの事件は関連があるのか、佐知子は耐え難い恐怖と不安に苛まされ、必死に息子を探そうとする。もともと、犀田は、別れた夫雄一郎が再婚した亜沙実の連れ子冬子のボーイフレンド。冬子は、亜沙実が、見知らぬ男たちに強姦されたときに出来た子供、その事件ゆえに精神を病んだ亜沙実を雄一郎は引き取って結婚するというのがこの物語の実質的な発端となっている。それぞれの登場人物は悪人ではないが、何らかの秘密を抱えている。それが不気味だ。作品の後半に、段々筋が進行していく中で、不安は目に見えた恐怖に変わっていく。この作品の特徴は作者の確かな文章力だ。こういった作品でしっかりとした文章力はより恐怖と不安を掻きたててくれる。どんどん筋を追わせること、目に見えない不安と恐怖からのがれるべく読者にページをめくらせる、そんな作品だ。 | ||||
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個人的には衝撃はそんなにはありませんでしたが、面白かったです。 | ||||
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途中まではわくわくしながら読み進めました。 いっきに読めるし、とても面白かったです。 オチが残念! 息子…ちょっと変なんじゃない? 関崎とナズナが嫌いでした | ||||
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イライラする読み物だった。人の内面をとことん描いたのだろうが、だるくひつこく良さが判らない。思い切って素晴らしい結末になるのかと思えば、そうでもない。 | ||||
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サンプルを読んで、即購入。 同じような体験はしたくないと思いつつも、どんどん読めてしまうお話。 不幸だと感じるのは、真実を知ろうとするからなのでは?と。 鈍感力が、幸せを支えることもあると痛感した本。とてもおもしろかった。 | ||||
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面白かった。なぜ評価が悪いかわからない。 確かに、軽いミステリーとして読むとつらいかもしれないが。猫鳴りの次に読んだが、同じ作者の作品という感じて特に違和感なし。 | ||||
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