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九月が永遠に続けば
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九月が永遠に続けばの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 41~60 3/7ページ
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ぽっかりと時間ができ、本屋でほとんど偶然のようにピックアップして買って読み始めた。時間つぶしという割には長く、ストーリーも、どこが「ホラーサスペンス大賞」受賞作かといった具合。しかし、表現力・文章力はあり、女性らしい着眼もありで、とりあえず、最後まで読んだ。評者は男なので、主人公にはあまり感情移入できなかったが。 登場人物はそんなに多くはないものの、半数以上のキャラクターは不自然というか、書き込み不足というか、いかにも造った感じ、といったところ。作者はこれがデビュー作との由。第2作以降はもう少し手慣れてきているだろうから、折があれば、また別のを手に取ってみようか、とは思う。 | ||||
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アサミの存在が物語の核な割にアサミは最後まで哀しい人形のままで 犯人がどうでもいいおセンチな第三者だったことにがっかりしました。 人間の原罪の魑魅魍魎を描きながらもシナリオとしては 「なーんだ、ただの行き違いじゃん」と登場人物が全員ズッコケる。 アサミと兄の関係も明言されることなく想像は読者に委ねる形に終始。 後半でもしかして冬子はアサミの兄の子供だったのかもと思うものの ページを戻って心理を推察するには物語は進行しすぎていて。 無駄な人物を削ぎ落とせばもっとクリアにもっとリアルになったのに。 いろいろ盛り込みすぎてアサミのDNAの輪郭がぼやけた気がしました。 | ||||
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読んでいて、ここまで苦痛になる小説はなかなか無い。 旨み成分が無く、辛味成分も無く、苦味、渋み成分しかない。 選考委員の方は文章ばかり褒めているが、内容はどうなんだと聞きたい。 とはいえ、年配の方には愛されそうな本だと思う。 二十代の若造が読む本では無いかな。 | ||||
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とても良かったです とても敏速に処理して頂き、本も良好な品でした。有難う御座いました。 | ||||
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たくさんの登場人物の気持ちが錯綜して 私には難しかったです。 誰に感情移入するかによって、色んな味方ができる 作品だと思いました。 | ||||
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本屋に行ったらエロ怖いとPOPにあり、その売り文句に惹かれて買ってみた。 普通に読む分には面白かったですよ。 誰が押したのか・・・とか、爪はなんなの・・・とか、 そもそもの失踪の原因は・・・とか、 最後まで分からないままだしね。 序盤あたりではゾクッとする場面も確かにありました。 しかしまあ、他の方も書いていますが、 とんでもねえ糞ガキだな、とは思いました。 連絡くらいしろや、と。電話一本で済む話じゃねーか、と。 と突っ込みたいポイントもあるんですが、値段分は楽しまさせてもらったので良しとします。 | ||||
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賛否が真っ二つに分かれているので興味をそそられ、読んでみました。私の場合は「賛」です。主人公の元夫の後妻の描写…というか人物設定、恐るべきものがあると感じました。こういう魔性を有する女は、直接的に見たことがないと理解できないと思います。男を狂犬病にする女…いるのです、こういう女。たとえば、デイサービスに通っているような80歳くらいの老人を狂気させてしまうような女です。私の場合、幸か不幸かそういう実在の女を知っています。筆者も、空想ではなく、実在のモデルに取材したのではないでしょうか。また、主人公の女性が、同性を男の目で嘗め回すような描写がありました。それも感覚的には理解できます。たぶん、ふつうの健全な人にはお薦めできないと思います。ただ、性に浸って生きてきた人には共感を得るのではないでしょうか。 | ||||
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総じて皆さんの評価が低いですね。 作品のストーリーや一人一人の行動についてはそれぞれ意見があるでしょうから、 特には申し述べません。 しかし、この作者の心理描写や「まるで○○のような」という比喩表現には私は 年齢を重ねた著者の奥深さを感じます。 読みやすくて軽妙な作品だけがやたら持てはやされる昨今ですが、このような重 心の低い小説があってもいいんではないかと思います。 私は『ユリゴコロ』に次いで二作目の沼田作品ですが、前者の時はさほど感じな かった文章の精緻さを『九月・・・』では感じました。 ディープな小説だけに、登場人物の心理や行動については賛否両論あるでしょう が、ここはひとつ、「文章を堪能する」という観点から、この小説を読まれれば いいのではないでしょうか。 | ||||
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本作品は、ホラーサスペンス大賞という、現在は存在しない新人賞の第5回(2004年)の大賞を受賞した作品とのこと。 「ホラー」と「サスペンス」という二つのジャンルをミックスした作品を公募した、この新人賞は、2000年に始まり、2005年の第6回で短い幕を閉じたという。 受賞作家には、今をときめく、道尾秀介や、誉田哲也がいるとのことで、レベル的には良い作品が集まったのではないかと思われるが、やはり、エンタテインメント小説の2ジャンルを兼ねるという趣向には、困難な面が多かったのはではないかと、推測されます。 本作品も、率直な感想として、「ホラー」と「サスペンス」の二つを兼ね備えていることは認めるが、どちらも中途半端な印象が否めないような気がします。 主人公の「私」である水沢佐知子は41歳。 医師である夫と、8年前に離婚し、高校三年生の息子・文彦と二人暮らし。 物語は、ゴミ出しに行った文彦がそのまま失踪。 行方を探し求めるというメインストーリーに、関係する登場人物達との「愛憎劇」といったものが深く、かつ複雑に絡まっていく。 この「愛憎劇」の描写中に、目を蔽いたくなるような「ホラー」系のものが含まれているのだが、どの登場人物も、その「真意」が描写される一歩手前で終わってしまう。 これは、もしかすると、グロテスクになる直前で、「抑えを効かせる」という小説上の高度なテクニックなのかもしれないが、エンタテインメントに期待する「面白さ」を十分に満たしていないように、私には感じられました。 また、この「愛憎劇」が古来からの人間の営みであることを示すためのエピソードとして、 1.衣通姫(ソトオリヒメ)の逸話 2.柳田圀男の「遠野物語」中の逸話 が登場するのですが、物語後半で活かされていないのは、自分にとっては、消化不良な印象。 良質な作品とは認めますが、自分の好みとはちょっとはずれた作風であります。 | ||||
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小説として、上手いとか下手とかではなく、生理的に無理でした。 登場人物、とくに主人公に感情移入できない。 もちろん、価値観の違う人とか、自分にできない発想の人も世間にはいると思いますが、 理解云々、じゃなくて、心に入ってこない。 やっぱり小説って、どこか自分に置きかえて物語に入りこむものだと思います | ||||
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この作品がホラーサスペンス大賞受賞を取れた理由がわかりません 全然面白くなかった 共感できるところもないし、 てかホラーじゃない オチも弱すぎ この作者の本を何冊か読みましたが、 発想が偏見に満ちてる気がします 無理な設定や考えが多すぎる。 | ||||
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500ページ近い作品なのに盛り上がりに欠け、読めなくはないがとにかく淡々と話が進んでいく作品 全体的に疑問だらけだが、特に男性に散々酷い目に合わされた亜沙美がああいう性格になるのが 一番の謎だ。いじめてくんかマゾということなのだろうか。 せめてそういう性格になるまでの推移を書いていれば納得もできたのかもしれないが、 泥臭い登場人物の中に一人だけ天使のようなキャラがいるのは違和感があった あれなら男性に対する復讐心を強く持っていて、人をはめたり利用したりと暗躍して文彦を誘惑したり 犀田を間接的に殺害するようなキャラにしたほうがまだ魅力的だったのでは あとあの犯人も正直どうでもよすぎるのがどうかと 冬子もああいう流れなら、生かすかせめて他殺にするのがスジなのでは・・・・ まあ二時間ドラマの脚本ならこれでいいのだろう、多分 | ||||
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猫鳴りはイマイチ好きではなかったので、これも期待せず手に取ったのですが、久々に良い小説家を発見した感じで嬉しいです!まず、文章力が素晴らしい。計算しつくされたストーリーで、無駄なものがとても少ない。読み返すと、この伏線がここにつながっているか・・・、と改めて作家さんのすごさを感じました。狂気から無縁なところにいる主人公の母親とヘンな関西弁のオジサンを通じて現実を濃くさせているが、本筋は女性主人公から語られる女性の狂気ではなく、男性の狂気が起こしている倒錯。亜沙実と冬子ではなく、安西雄一郎と文彦の物語。今後の作品も本当に楽しみです。 | ||||
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猫鳴りが傑作だけに、本当にがっかりしました。 読み始めて、救いようのない世界が広がりますが、我慢して、いつか面白くなるかもしれないと読み進みましたが、224ページで限界になりました。皆さん、どうして読み終えることができるのでしょう?教えてください、どうして耐えられるのですか?この小説はどうしてなんとか大賞なのですか? 気持が悪くなりました。 いまキリンシティという飲み屋さんにいますが、そっとこの本を置いていきましょう。 このくだらない文庫が629+消費税ならば、猫鳴りが1万円の方が安いと思います。 これだけの無駄はありません。 | ||||
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書店に平積みされていたのを何気なく手に取ったのだが、読んでる途中からレビューを事前に読んでおけば良かったと後悔した一冊。設定も展開も昔よく日中に放送されていたサスペンス・ドラマ並のドロドロ。結末も「それで終わらせるってのはないだろ」のレベル。 あえてポジティブな感想を残すとすれば、それぞれの登場人物の描写に見られる二面性が良かったという点。誰しもが某かの「過去」を持ち、それらに起因する自身の異なる側面を心の中で同居させ続けることで表裏が自然発生する。そんな人間の二面性が自然に描かれている点には好印象を持った。 | ||||
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ホラーサスペンス大賞受賞作という帯につられ買いましたが、全く面白くなかったです。ハラハラもドキドキも感動も何も無く、山場も無ければ、結末も???、文章もまわりくどくて読みにくい。(いらない表現が多い)どこが面白くて1位なのでしょうか?教えてほしいです。 | ||||
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以前、オビに騙されて同じ著者の『猫鳴り』という、 とんでもなくしょうもない内容スッカスカの作品を買ってしまい…。 「2度と買ってはいけない作家リスト」に入れてあったのですが。 作家の名前すっかり忘れてた。そして、やはり「ホラー大賞受賞」のオビに騙された。 最近「○○大賞受賞」だったり「○○第1位」の文字が、 ものすごくくだらない作品のオビによく踊ってますが、これって明らかに虚偽表示ですよね? 「○○大賞」とか「○○ランキング」って有名無実ですよね? 広告表示法(?)みたいなものに抵触しないんでしょうか? しょっちゅう騙されてます。 | ||||
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ホラーサスペンスという分野になるのでしょうか。 淡々と、気づけば話が進行していっているという感じです。 それなりに伏線もあるし、ミステリー的な要素も十分あります。 とはいえ、一般的なミステリーファン受けする内容ではないでしょう。 登場人物の人間関係は気持ち悪い程どろどろしているし、どこか不自然な 性格の人間ばかりです。 そして、最後の真相もどこか拍子抜けするし、個人的に納得のいくものではありません。 しかし、作者の感性というか、考え方というものには、ある種人間の本質を捉えている 部分を感じ、読んでいてたまに鳥肌が立ちました。 それを表現するために極端な設定になっているのかなとも感じました。 ハマる人はハマるのではないでしょうか。 答えのない人間の心の闇を描いている感じですが、服部の存在が唯一の救いと言えるでしょう。 | ||||
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内容よりもまず、登場人物に『大阪弁』を話すガサツなおっさんがいますが、あまりにリアリティがなさすぎます。あんな妙ちきりんな大阪弁を話す大阪人は、いません。大阪人として馬鹿にされているようで、腹が立ちました。作者も大阪出身とのことですが、何の意図があってあんな人物を登場させたのか、大体あの男が大阪弁である必然性がどこにあったのか、さっぱりわかりません。内容のつまらなさは、ほかの方のレビューのとおりです。買って損しました。 | ||||
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少なくともホラーではないな、と。 序盤、人間関係の複雑さをあえて読者に対して分かりにくく記述している割に、 後半戦のあっさり展開には正直がっかり。 本屋での紹介文に惹かれて購入したが、いまいちでした。 ラストまで読んでも「ふーん・・・」何も残るものが無い。 ではサスペンスとしてはどうかと言うと、犯人役に魅力が無く、 これなら2時間ドラマの犯人のほうがよほど個性的で魅力的。 厳しい評価ですが、率直な感想です。 | ||||
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