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虚無への供物
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虚無への供物の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 41~60 3/6ページ
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| 40年位前に読み、かなり忘れていた部分があり、楽しく読んでいます。 | ||||
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| 上巻と同様に忘れていた部分が多く、思い出しながら楽しく読んでいます。 | ||||
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| おかげで寝不足。今世紀になっても繰り返される、洞爺丸事故にも似た、無責任な人々による無意味な死。誰もが少しずつ人間を遠ざかり、犯罪者になってゆく…。本作から半世紀を経て、現代人はさらに罪深くなっている。眠い頭でぼんやりとそのようなことを考えた。 | ||||
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| 上巻のレビューでも書かせていただきましたが、これはダメです!この作品を評価する人の見識を疑います。 それでも上巻はまだ江戸川乱歩賞の選評どおり「冗談小説」としてそれなりに読む事ができましたが、 下巻からはストーリーがグダグダで、終章間際になって(いきなり何の前ぶれもなく)やたらシリアスな 内容になって、前半のパロディ(アンチミステリー?)は何だったのですか? 中井氏と同様の専門の探偵作家でない(純文学作家?)坂口安吾氏はこの小説の3分の1ほどの短さで 「不連続殺人事件」という傑作を書いています。この小説の数倍は面白い本格ミステリーです。 なのにどうして「不連続殺人事件」よりこの作品の方が評価が高いのですか?世の中は不思議ですね。 | ||||
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| ミステリーが好きで、古今東西の名作と言われているものはほとんど読了していますが、 前評判の高いミステリーは、さすがにどれもこれも面白く、なるほどと納得のいくもの ばかりですが、唯一の例外がこの「虚無への供物」です。 本当に面白いミステリーが書けないから、それを逆手にとってアンチ・ミステリーの傑作 と豪語し、やたら小難しい純文学的な犯行の動機を持ってきて読者の深読みを誘い・・ 「読者こそ犯人だ」って意味がわかりません。 これ虚無への供物というタイトルが秀逸なんですね。例えば氷沼家殺人事件ってタイトルなら ベスト10には絶対にはいらないでしょうね。 プロットは破たんしているし、トリックは平凡だし、人物はみんな非人間的でパロディばかり だし・・本当にこれってどこがいいのですか? | ||||
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| 人それぞれ評価は異なるだろうけど、あえて僕なりに順位をつけるとしたら 第1位「ドグラマグラ」 第2位「虚無への供物」 第3位「黒死館殺人事件」 となる。 上記のような序列が正しいかどうかわからないが、三大奇書に順位をつけると僕にとってはそうなる。 で、実際にこの虚無への供物を読んでみたが、 余計な背景描写が多く、また、著者独自の世界観にもとずく「ウンチク」がやたらと鼻につく。 登場人物に名前もわざわざ読みにくい名前が多くて、「この人物ははたして男だったか?それとも女だったけか?」 と最初のうちは、戸惑い面食らうことが多い。 ただ、面倒くさいのははじめだけなので、安心して読むことが出来る | ||||
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| なぜ、探偵小説には必ずと言ってよいほど 「殺人事件」 が起こるのでしょう? 虚無への供物という作品もやはり殺人事件が起こりますが、 作中人物は殺人事件が起こった後になって探偵が登場することに懐疑的な意見をもつ者もいて、 なるほど、確かに殺人が起こりそうな場所や状況を事前に調べて、殺人を未遂に終わらせるべき、 それが名探偵の使命という考え方は非常に新しい発想だと思います。 とにかく、既存の探偵小説を超越しようという著者の熱意が伝わってくる作品であり、 この虚無への供物という作品は、あらためて 「古い探偵小説への挽歌」 とも言えるような深刻なテーマを読者に突きつけているような気がしてなりません。 三大奇書のうちの一作として、推理小説の好きなかたにぜひお薦めします | ||||
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| 『虚無への供物』『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』 日本推理小説(ミステリ)界の3大巨頭であることは、最早史実。 刊行年代を鑑みると古典と呼ばれて然るべきところであるが、 未だに色褪せることなき世界構成・修飾。 まァ、推理小説が好きって言いたいなら、 取り敢えず読んでみたら?という一冊。 | ||||
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| 『虚無への供物』『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』 日本推理小説(ミステリ)界の3大巨頭であることは、最早史実。 刊行年代を鑑みると古典と呼ばれて然るべきところであるが、 未だに色褪せることなき世界構成・修飾。 まァ、推理小説が好きって言いたいなら、 取り敢えず読んでみたら?という一冊。 | ||||
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| 三大奇書読了。昭和10年頃出版された他の二書とは全く違う趣きの作品 だと思いました。推理小説がミステリー小説と云われるようになるさきがけ の作品のように感じられました。途中で四次元やゴーレムの話が登場して、 推理小説が幻想小説になってしまわないかと危惧しながら読み進めましたが、 どうやら踏み留まった感じ。現実の出来事と推理過程の想像上の出来事が 混在してきて混乱しますが、不思議な読後感を持ちました。 | ||||
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| 3大奇書の一冊ということで、やはり読んでおくべきと考えて購入した。 ドグラマグラや黒死館に比べて時代が後の作品だけに前時代的な暗さ、 オドロオドロしさはなく、文体も読みやすい。 舞台は昭和30年の東京。昭和29年生まれで東京に住んでいる私としては 親しみも持てる。三軒茶屋、太子堂、三宿や昭和女子大や目青不動が 登場するのも楽しい。 密室殺人か事故か判別しがたい事件が連続して発生し、物語は進行するが 読者の興味を繋ぎ止めるのに成功していると思う。下巻に期待したい。 | ||||
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| この古めかしい表紙のものが欲しくて、今回購入させて頂きました。事前情報に偽りなく、安心しました♪ | ||||
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| かなり根気よく読まないと意味が分かりませんが、根気よく読んでもわかりませんでした! | ||||
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| オールタイム第2位とのことでようやく手を出しました。 なるほど刊行当時ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」などでぺダントリー 溢れる古典ミステリに嵌った読者や、新本格で鍛えた現代のコアなミステリ マニアには、独特な文体も相まって、受け容れやすいかもしれません。 然しながら、芝居がかった登場人物は一般的読者層にはちょっと取っつき難く、 また、頓珍漢な推理合戦を重ねながらも肝心なところを出し惜しみした挙句、 最後に得られるカタルシスが乏しいので、万人にお勧めできる作品ではない との感想です。 | ||||
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| 読みたい本でしたが近くに販売店がなく。 購入してもとても良かったです。 | ||||
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| 新装版が上下で出ていますが、こちらのカバーが欲しかったので満足しております。何冊か実物を見たのですが読めれば良いというような状態だったので、かなり嬉しかったです。どうもありがとうございました。保存版です♪ | ||||
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| よく練り上げてある小説です。奇書と言われて、期待半分でしたが、奇書ではないと思います。文体も読みやすく、普通に読めます。登場人物の関係が複雑で分からなくなる時もありました。一読して損はないと思います。 | ||||
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| 推理小説として、わくわくしながら読み進められます。奇書というより、よく練られた推理小説です。 | ||||
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| 推理小説といってもいろいろなジャンルがあるけれど、この作品は「密室殺人の謎解き」を徹底的に追及したもので、1950年代において一つの完成形をつくりあげたという点で帯にあるように「全てのミステリーで第2位!」というコピーがつくのは納得できます。 ですから、いわゆる「本格推理」と呼ばれる作品が好きな方には大変おもしろい作品なのではないかと思います。文章も非常にこなれていて、当時の社会や時事問題にも触れるだけではなく、宗教や生物学など幅広い知識欲を刺激してくれるところも特筆できるところです。 しかしながら...この作品には決定的に、心をわしずかみするような人間くさい犯罪の動機、愛情、憎しみ、執着などが一切なく、ホロリとさせる人情の機微もありません。ですので、そういった分厚いストーリーを期待する方にはとても上下2巻の800ページに時間を捧げることはお勧めできません。 数多くのオカマや謎の爺さんたちがでてきますが、まるでゲームのキャラのように誰が犯人でもよく、事件の真相はああだ、という人がいれば、いやそれは違うという理屈、理屈の繰り返しでストーリーがないぶん、「もうどうでもいいや」と完全に心が離れてしまいました。 | ||||
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| 言葉遣いも現代っぽくて、読みやすい。 もっとお耽美路線まっしぐらなのかと、恐る恐るページをくったが、その辺助かった(笑)。 でも当時の年代の人々には、”異様な日本語”に映った気もするので、 それをもって”奇書”の異名がついたのかと思ったほど。 それから・・・ ルールタビーユを更に劣化させたような、奈々村久生という探偵気取りの阿呆推理には、だいぶ辟易させられます。 「これは、本邦バカミステリーの元祖でもあるのではなかろうか?」と何度思ったことか。 (私は「黄色い部屋の秘密」が嫌いです) 上巻は、一冊まるまる使って、”結局何もわかってない”ということなので 「それに耐えられた人だけが、下巻を手にする事が出来ます」という感じ。 なんかdisってるみたいですが、そういった事でもないのです。 凄い勢いで読めたので、それはたぶん「面白かった」ということなのでしょう。 でも何というか、雲を掴むような手応えしかないのです。 その辺が”アンチミステリ”と言われる所以なのかも知れません。 | ||||
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