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UFO大通りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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「UFO大通り」と「傘を折る女」の2作。 話の結末はなんだか似通っていたけれど、大がかりになりすぎている作品が続く中だったので、楽しめる作品だった。 突っ込みどころもあるけれど、読んでみる価値はあり! | ||||
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たとえ田村正和にやらせると言われても、映像化させませんて言ってた。 でもすぐその後に『古畑』がはじまっちゃったので、実現しなかったけど、 島田荘司の単行本の後書きに書いてあった。テレビ局から打診があったらしい。 『吉敷シリーズ』はやってもいいとも書いてあった。そのくらい、御手洗には思い入れがあったのだね。 『傘を折る女』は玉木宏が御手洗やったんでびっくりした。もっと番宣すればよかったのに知らない人多かったと思う。 まあ、『傘を折る女』は2時間ドラマにむくかは疑問だよ。 御手洗シリーズはシリーズで映像化しようなんて無理かもね。 | ||||
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本書収録の2作品ともに、いかにも島荘という感じである。 奇妙なこと、奇妙な行動の理由が明らかにされる快感は、まさに本格ミステリの醍醐味だ。 たしかに少々古くささを感じるかもしれない。 しかし、それがテッパンというものだ。スタンダードとはそういうものだ。 ハッタリのかけ方もミエミエだけど、それだってかつての新本格作品みたいで、微笑ましい。 ただし、両作とも、仕掛けはわりとすぐに読めてしまう。 「UFO〜」なんて、矢追純一氏じゃないんだから、実在するわけがないと思えば、あれはバレバレでしょ。 でも、そこがまた島荘らしくていい。 ちょっと薄味だから中編にしたんだろうけど。 まあ、大傑作というわけじゃないんで、評価は少し低いけど、同時期に刊行された「帝都〜」や「溺れる〜」よりは、読んでいて面白かった。 ミステリに徹した分、深刻度合いが低かったためかもしれない。 | ||||
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文庫開いて、文字の大きさに驚いた。いつの間に講談社文庫こんな事に。でも表紙デザインはかっこ良くなった。 相変わらずの御手洗、楽しかったですよ。特に「傘を折る女」は好きでした。一人称部分は、感情移入してぐったり疲れたし、そこはかとなく滲み出る女の「変」さが良かった。 「島田荘司の大傑作!」とか「人生で読んでおくべき本!」とかまでは言えないけど、(本格ミステリには詳しくないので…) 私はこの作品、充分満足してます。 | ||||
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久し振りに島田作品を読みました。 UFO大通りと傘をさす女の二作が収録されています。 UFO大通りは島田作品っぽいキテレツな状況で起こる事件。 被害者宅付近で「宇宙人を見た。UFOも見た。」というおばあさんの証言があり それが事件とどう関係するのか。 殺害された痕跡も無い。んじゃーどうやって殺されちゃったの? って感じです。 傘をさす女は暴風雨の中、傘を壊す女が目撃され 「雨の中、わざわざ車に轢かせて傘を折る女がいた。 どういう意図なんだろう」という話から御手洗の推理が始まる。 中編なので、偶然の要素もあるけどそれでも納得するような仕上がりでした。 私は結構楽しめた一冊でした。 新しい御手洗作品を読めたってのが嬉しいからかも。 作風が変わってからは私の中で島田作品の位置は全く変わってしまい 彼の進む道を小説を読むという行為では応援できなくなっていました。 だからこそまた御手洗を目の当たりにして ノスタルジックな、昔の友達に会ったような嬉しさがあり 評価が甘くなっちゃったかも・・。 でも楽しめたことには変わりないです。 | ||||
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単行本は2006年8月31日リリース。オリジナルは、短編ミステリーの天才だった故鮎川哲也に捧げられている。 2006年島田荘司は大量に作品を発表した。『帝都衛星軌道』と『溺れる人魚』がリリースされているが、驚くべき事に『犬坊里美の冒険』というシリーズも開始、里美はついに司法修習生になった。龍臥亭の頃の登場から成長する島田文学の典型みたいな彼女である。それ以外にも季刊島田荘司04に掲載されていた『最後の一球』もリリースされた。 さて本作だが横浜時代のミタライ&石岡君が大活躍するファンはたまらない作品だ。プロットが格別でいかにも島田荘司らしい作品に仕上がっている。僕は特に『傘を折る女』の組み立てに唸ってしまった。白いワンピースを着て、雨の中を傘をさして歩いていた女が突然傘を閉じ、車にひかせるようにし向けた。かくて傘は轢かれ骨は曲がった。何故女はそんなことをしたのか。というおそるべきそんなのないだろシチュエーションからミタライの論理的構築がスタートする。実に見事。 島田作品の登場人物はみんな熱い血が通っているのが感じられる。『警察官は日本の免疫です』というミタライの台詞が不思議なくらい心に渦巻いた。 | ||||
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『UFO大通り』と『傘を折る女』の 中篇2編からなっています。 どちらも同じようなアナフィラキシーが鍵になっているのが 確かに気になるといえば気にはなりますが、 まぁ、それを差し引いても、物語自体は面白かったです。 ちょっと設定や行動がありえないだろう?ってなところもあるにはありますけどね。 『傘を折る女』の雪子の取った行動は分からなくもない。 彼女の思って言うことも分からなくはない。 だから最後が切なかったですね。 あ、『UFO大通り』に登場する刑事が本当に嫌で、ムカムカしながら 読んでました。 最後の御手洗の一言にちょっとだけ胸がスカッとしましたね。 | ||||
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もしあなたがホームズを、エラリー・クイーンなどと比べ、伏線などにおいて不十分だからミステリとして一段劣るという評価を疑いなく下すなら、自然この作品への評価も下がる筈だ。本作品は、新本格というヴァン・ダインスクールから外れた作法により構成された本格ミステリーだからだ。ファンから観れば、確かに既視感をさそうところはある。しかし20年以上のベテランなのだからそれは当然。島田にとってこの手法とテーマは骨絡みなのだ。なぜか初期作品を過剰に誉め讃える往年のファンは、後期の仕事を認めようとしない。この“日本人”の謎にあなたも向き合ってほしい。それは本格の未来にとってきっとよい結果をもたらす筈だ。 | ||||
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