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(短編集)
御手洗潔の挨拶
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御手洗潔の挨拶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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御手洗潔は長篇だけでなく、短編でも楽しめる。あの、ちょっと芝居がかった古めかしい丁寧語。彼のセリフ回しが私はなんともいえず好きなのです。一般の人から見ると変わり者、奇人の部類にはいるのでしょうが、その風変わりな性格に魅入られて離れることができない石岡くんの気持ちがわかるような気がします。『数字錠』では密室状態での殺人が起こり、関係者には全員アリバイがある。見事な推理で犯人を追い詰めるものの、事件の解決を素直に喜べない御手洗さん。彼の優しさが垣間見える一編です。ちなみに、この中で正式に「私立探偵・御手洗潔」が誕生したそうな。『ギリシャの犬』はまさに御手洗さんの独壇場。隅田川上で誘拐犯を捕まえるのにノミやトンカチ、バールを持ってこいと言い残し奔走します。残された石岡くんや御手洗さんを良く知らない刑事がその言葉をにわかには信じられないのも良くわかる。個人的には『紫電改研究保存会』が好きです。御手洗さんは最後にほんのちょっと登場するだけなんですけど、この奇妙な話のオチがまさかそんなことだったとは。。。と短いながらもなかなかひねった話でおもしろかったです。短編集ということで、4つの御手洗さんが味わえるようなちょっと得した気分になる1冊です。 | ||||
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2003年現在では、50代になった御手洗さん&石岡くん。この二人がペアを組んでまだ数年、体力・気力ともにバリバリだった頃のお話し。なので、もーバリバリ謎解きしていきます!!若いってすてき☆ちなみに二番目に収録されている『疾走する死者』は、いつもおなじみ石岡くんの語りではないので、他人の視点からみる御手洗さん・石岡くんの掛け合い、石岡くんの容姿の描写などが読める!ちょっと毛色のちがうテイストの作品になってます。 | ||||
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