■スポンサードリンク
鷺と雪
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
鷺と雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞を取った作品ということで、シリーズ第1弾「街の灯」から読み進めてきましたが、全体的にイマイチでした。 特に最終巻はこれで終わり?って感じのラストなので続きがありそうでなんだかスッキリしません。 「街の灯」「不在の父」などの作品で、格差について表現したいのはなんとなく分かったのですが、ミステリーとしてはすぐ答えが分かってしまう作品や逆に意味がよく分からない作品が多かったです。 昭和初期という時代をよく調べて、その時代の空気が伝わってきたのもよかったのですが、果たして全体を通して作者が読者に言いたかったことは何なのかが分かりませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作が直木賞を受賞したのだとしたら やはり個人的にはよく分からない。 表題作の終盤数ページだけは 読み応えがあると思うが 短編としても主題がよく分からない。 (※短編だが一貫性が非常に乏しい) この作品に収録されてるなかでなら 不在の父が1番読み応えがある と思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上品で穏やかなお話を堪能しました。 ラストがまた堪らない。 夢の様に楽しく無邪気な少女時代から、一気に時代の波にもまれていくんであろう事が伺える。 が、少女時代に培った美しい健全な芯は損なわれずに大人になっていくんだろうと感じる事ができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館にあったので、、。 昭和初期のハイソな家庭の女子学生が、 なんだかミステリーとも思えないようなミステリーを解いていく、、という感じ。 主人公の設定なのか、、 少女探偵ナンシードルーとか、少年探偵ブラウン、みたいな感じがした。 アイディアとか、ストーリーが、深みがないような、軽さっていう点でも。 昭和史とリンクしているところが、面白さと言えば、面白さか。 直木賞ねえ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館にあったので、、。 昭和初期のハイソな家庭の女子学生が、 なんだかミステリーとも思えないようなミステリーを解いていく、、という感じ。 主人公の設定なのか、、 少女探偵ナンシードルーとか、少年探偵ブラウン、みたいな感じがした。 アイディアとか、ストーリーが、深みがないような、軽さっていう点でも。 昭和史とリンクしているところが、面白さと言えば、面白さか。 直木賞ねえ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和初期の香りがする味わい深い世界にうっとり。 時代は決して明るいはずはないんだけど、 それでも蝶のようにしとやかに華麗に生きてる英子お嬢様のモダンな日常・・・この時代独特の余韻に浸れます。 謎そのものにはそれほどインパクトはなく、やはり時代を味わう作品なのではないでしょうか。 それにしても最後の2,3ページの緊迫感といったら!! 特に最後の1行にはガツーンとやられました。とんでもないショックを残しつつ終わっちゃうのね。 この後、英子お嬢様たちは時代の渦に巻き込まれ、激動の時代を生きることになる。 それを知っている私たち読者はとても平静ではいられません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和初期の香りがする味わい深い世界にうっとり。 時代は決して明るいはずはないんだけど、 それでも蝶のようにしとやかに華麗に生きてる英子お嬢様のモダンな日常・・・この時代独特の余韻に浸れます。 謎そのものにはそれほどインパクトはなく、やはり時代を味わう作品なのではないでしょうか。 それにしても最後の2,3ページの緊迫感といったら!! 特に最後の1行にはガツーンとやられました。とんでもないショックを残しつつ終わっちゃうのね。 この後、英子お嬢様たちは時代の渦に巻き込まれ、激動の時代を生きることになる。 それを知っている私たち読者はとても平静ではいられません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長いキャリアを持つ著者の直木賞作品。これまでも本屋さんで名前を よく見ましたがなんとなく手が出ませんでしたが、受賞作ということ で初めて読んでみました。 本書は、連作となる短編が3本。どれもテンポはゆったりとしていて、 ミステリーというより、戦前の時代の空気を感じさせる歴史書的な 物語集です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長いキャリアを持つ著者の直木賞作品。これまでも本屋さんで名前を よく見ましたがなんとなく手が出ませんでしたが、受賞作ということ で初めて読んでみました。 本書は、連作となる短編が3本。どれもテンポはゆったりとしていて、 ミステリーというより、戦前の時代の空気を感じさせる歴史書的な 物語集です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとなく隔靴掻痒の感というかまだるっこしさがあります。 これってミステリーなの・・・という感じもぬぐえない。 非常に肩すかしを食ったような 面食らったような 待ち人来たらずのような 雷鳴轟けど雨降らず・・のような やるせない読後感でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとなく隔靴掻痒の感というかまだるっこしさがあります。 これってミステリーなの・・・という感じもぬぐえない。 非常に肩すかしを食ったような 面食らったような 待ち人来たらずのような 雷鳴轟けど雨降らず・・のような やるせない読後感でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北村薫の作品はいつも楽しい。今回は昭和初期の設定なのに、登場人物には隣人のような親しみを感じる。また、元ネタとなっている事件の選択もいい。大事件ではないが、非常に趣のある事件で、それを見つめていた人や時代がやさしく書いてある。 それでもなお、素直に溜飲が下げられないのは、北村薫が書くミステリーの独自性にある。『日常の謎』を対象としたミステリーという新分野を切り開いた功績は大きいものの、時折、『これってミステリーなの』と思ってしまうことがあるのだ。 本書でも、『上野』と『ライオン』というヒントで『三越』を思い浮かべる読者は少なくないと思うが、それより先の動機は『三越入口の説明板』を読んだことがないとわからないだろうし、逆に『三越入口の説明板』を読んだことがあれば、答えそのものを知っていることになり、ちっともミステリーでない。 『日常の謎』には殺人事件のような強烈な動機がないだけに、つい、ミステリーとしての完成度を求めてしまう。完成度の高さに思わず唸ってしまう作品が多いだけに、『鷺と雪』にミステリーを求めすぎると期待がはずれてしまうかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北村薫の作品はいつも楽しい。今回は昭和初期の設定なのに、登場人物には隣人のような親しみを感じる。また、元ネタとなっている事件の選択もいい。大事件ではないが、非常に趣のある事件で、それを見つめていた人や時代がやさしく書いてある。 それでもなお、素直に溜飲が下げられないのは、北村薫が書くミステリーの独自性にある。『日常の謎』を対象としたミステリーという新分野を切り開いた功績は大きいものの、時折、『これってミステリーなの』と思ってしまうことがあるのだ。 本書でも、『上野』と『ライオン』というヒントで『三越』を思い浮かべる読者は少なくないと思うが、それより先の動機は『三越入口の説明板』を読んだことがないとわからないだろうし、逆に『三越入口の説明板』を読んだことがあれば、答えそのものを知っていることになり、ちっともミステリーでない。 『日常の謎』には殺人事件のような強烈な動機がないだけに、つい、ミステリーとしての完成度を求めてしまう。完成度の高さに思わず唸ってしまう作品が多いだけに、『鷺と雪』にミステリーを求めすぎると期待がはずれてしまうかもしれない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!