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君たちに明日はない
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君たちに明日はないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 21~40 2/6ページ
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学生時代の友人に薦められて読みましたが、思っていた以上です。最高でした。 | ||||
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著者作品は二作目です。 サラリーマンの通勤には、丁度良い作品です。 シリーズ化されており、続編を読むつもりです。 | ||||
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弁が立ち、頭脳明晰な見た目イマドキの主人公が本業の依頼された企業からの社員に最後通告をする仕事をこなしながら恋愛にも忙しくする一方で、首を切られる側もその人たちなりの事情があり、人それぞれにドラマが描かれている。ストーリー展開が早く、'主人公中心であったのが、いつの間にか流れるように他の人たちにもスポットライトが当たっている。故に読み手を止めない面白さがあるのだが、極めて自然に登場人物の人間模様が楽しめる上で、(実際にはないのだろうが)こんな首切りの仕事はやりたくないし、首切り面接も受けたくないと感慨深く読み耽ってしまう。 | ||||
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人物もよく書けており、無類に面白い。 ただ各章が、どことなく尻切れトンボで終わっていて、「その後を知りたい」でも「ここで終わった方がいい余韻を残す」という葛藤を感じる。 シリーズ化しているようだが、将来同じキャラのその後を描くような一話が数話あると、さらに楽しさが倍増しそう。 | ||||
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面白いし主人公の考え方や仕事に対する厳しさと甘さがうまい具合にミックスしてる。 が、最初の面接の彼女を自分の女にするとか、後々社長も渋い顔をしていたがあたしも同意見だ。 しかもリストラの話に的を絞ってくれたらいいのに、時折入り込んでくる彼女とのセックス描写が多すぎ濃すぎる。 官能小説かよ!と突っ込んだ。 話としてはオムニバス仕立てでありながら過去の面接者のエピソードを持ち出す場面なども面白い。 多種多様な面接者にも驚かされ笑わされるが、毎回大団円とはいかないところがこの話のリアルさでありシビアな部分だと思う。 理不尽とも言える場面も多々あるのにもかかわらず面白いと思い、続きを買おうと思うのはひとえに主人公の一見ちゃらんぽらんに見える明るさなのかもしれない。 | ||||
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突拍子もない展開でなく、さくさく進む感じ。ドタバタ感は無いし、独身で、時間も金も自由なら、こういうのもいいなと手の届きそうな感覚。池井戸、奥田に似た雰囲気。嫌いじゃないです。 | ||||
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リストラ屋、首切り屋。企業の人員削減を請け負う会社に勤める村上真介。面談を通して首切り対象者にそれとなく巧妙に自己都合退職を会社の人事部に代わって通告する。その数が自分の成績になりまた出世につながる。笑いと涙の物語だが内容はさっぱりしている。一般文学通算707作品目の感想。2013/12/02 08:10 | ||||
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自分の周りには、自分に似たような人たちがいます。小説ですが、世の中には色々な人がいるのだろうな、と、考えました。 難しくはなく、楽しく読み進めました。 パート2は、今読んでます。 | ||||
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今まで読んだ作者の「冒険犯罪小説」カテゴリーとはかなり違った作品。もっと明るくて軽い。その分人物描写もやや浅い 描き方になっている。リストラ請負会社に勤める村上真介という主人公と彼に首を切られそうなりながら最後は恋人同士 になる年上の女性陽子。彼らを物語の中心にして、それぞれの会社でリストラに合う男女を描くことで人の行き方と人生における 幸せとは何かを軽いタッチで考えさせてくれる。読後感がそう強く残る作品ではないが、何となく、この真介の生き方や ものの考え方が押し付けがましくなくていい。 | ||||
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北海道の田舎から出てきた、と言う割にはお洒落で、粋で、 人間味のある主人公です。 リストラ援助会社?という職業、業種が成立するのですから、 時代を反映していると言うか、時代とともに移ろっていくと言うか。 その特殊な業種にたどり着いた主人公の、巡り合いを描いています。 女性あり、オタクあり、同級生あり、コンパニオンあり、音楽業界 あり、ヘッドハンティングあり。 移ろい行く時間の中で、陽子さんと主人公の会話と、感情、描く 未来、と言うのが、実に洒落ていて、尻切れトンボ的なところも 何となく許してしまう。 都会派の小説って言うんでしょうねえ。 明日はわが身かな、と言う奇妙な予感を持ちながら、今の時間を 過ごしていることをさりげなくあらわしているのかな。 そんな風に最後の場面を読んでしまいました。 序盤はタルくて、面白くなかったのですが、陽子さんのお近づき から、勢いがついてしまったのですから、やっぱり濡れ場の力は 偉大と言うか、何とも情けない。 長崎出身の方が、北海道の田舎を語るのは、絶対的に無理があり ます。長崎の五島列島辺りを出身に設定すると、もっと作者の味が 出たのかも。でも、他の作品も読んでみたくなりました。80点。 | ||||
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小生も、会社に居たころは、本部長として採用も教育も指導も矯正も首切りもしてきたので、こういう仕事人が居たらいいとも思う。首切る時は、採用しておきながら育てられなかった申し訳なさが有るので、責任の取り方として自分でいちいちやりました。思い出す一冊。他のも全部読んでみました。 | ||||
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リストラ業務請負会社の若手社員が主人公。 こういう会社が実在するのかは寡聞にして知らないが業務内容は対象者を絞った早期退職制度の説明代行の様な仕事である。 但、それ程あくどい手管を弄する訳ではない。主人公が担当した業種も異なる5つのリストラ面接を巡る人間模様が描かれている。 読み易いんだけど、面接担当である主人公、美人アシスタント、元リストラ対象であった年上の恋人、学生時代の友人…全般的になんかしっくり来ない。 面接対象である人々の人生模様も感情移入する程ではない。 取り敢えず続編『借金取りの王子』までは読む予定。 | ||||
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主人公は、クライアントに代わって退職するよう社員を説得する会社で働いている。その仕事で出会う人たちとの物語。いかにもドラマがありそうな設定。面接担当者とリストラされる人との話もあれば、面接相手と恋仲になってしまう話もある。バラエティに富んでいるし、それなりにおもしろいのだけれど、テーマがわからず、読後に何も残らなかった。娯楽小説だとすれば、それでよいとは思う。ただ、他のレビュアーさんも書いているように、性描写はいただけない。汚らしいし、普通の女性はAVみたいなことはしない(と思う)。ひまつぶしにはなるので、そのようなニーズがある方はどうぞ。 | ||||
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タイトルに興味を持ち読んでみました。なかなか面白かったです。続きもあるのでさっそく買ってみました。 | ||||
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リストラの宣告を代行する会社の33歳の社員が主人公で、彼自身その会社が代行してリストラをされた過去を持つ。人はリストラに直面したときにどうするのか。 暗くなりそうなテーマだが、基本的には明るい調子で物語が進んでいく。ちょっとした時間つぶしには最適。続編も今から注文します。 | ||||
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友人に勧められて読みました。 面白かった。コミカルな描写で軽く読めたが内容はシリアス。最近は周りでもリストラの話が多くて決して他人事ではすまない。というか自分自身に置き換えたら正直いろいろと考えさせられた。続編も同時購入したので続きが楽しみです。 | ||||
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33歳の別会社の人間にリストラの宣告はされたくないな・・・。 実は垣根作品は初。山本周五郎賞作品ということと、テーマに興味があったので 手に取ってみた。タイトルや装丁のイメージ通りに読みやすい小説であったが、 もう少しハードなネゴシエートもあるかと思いきや、意外と皆さん物分りよかっ たり、リストラがあっさり回避されたりと、そちらはやや拍子抜け。 他のレビュアーさんも書かれている通り、この土俵で戦うと、どうしても奥田英朗 との比較になってしまうが、残念ながら、一話完結の妙味は奥田英朗には遠く及ば ずというのが正直な感想。 ただし、3話目の「旧友」はベタだけれどいい感じの作品。他もこの水準の話で あれば、いい勝負になると思うのだが。 | ||||
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友人に勧められました。 「自分のことが書いてあってびっくりした」って。 読んでみて思ったのは、小さい人生のなかにだって、宝物や悲劇がたくさんあるってこと。 自分の人生もなかなか捨てたもんじゃない? そんな不思議な勇気がでる本です。 一つだけ残念だったのは、あまりにも男目線だったこと。OL目線だってありだと思う! | ||||
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「ヒートアイランド」等でヒットを飛ばす垣根涼介のサラリーマン小説。 リストラ代行会社の社員である主人公は、今日も会社に代わって首をきるための面接を行う……。 垣根涼介の上手さはその読みやすさにあると思う。改行が多いから、という理由はさておき、それでもこの読みやすさは半端ではない。 どう考えても暗く重くなりそうな話を明るくテンポよく描いているのもお見事。嫌な感じがまったくなく、読み終わってとても気持ちのいい小説だ。 文章に若さがあるのもとても魅力的(稚拙という意味ではありません、念の為)。 アンダーグラウンド小説だけじゃないぜ、というところを見せつけた作者が今後どこへ向かうのか楽しみだ。 | ||||
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1)各話にサービス精神でいれられる性描写の違和感 2)回復会社ならともかく前提のリストラ会社が成り立つのか疑問 リストラする前に有能な人材から辞められるのが現実のしがない会社 3)リストラ要員の資料があるくらいの会社なら自分で経営回復手段を講じる 4)所詮、面接官とリストラ要員とのつかの間の関係に 人間の苦悩は表現しにくいのかも | ||||
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