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君たちに明日はない
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君たちに明日はないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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信長、明智の本は大変読み応えがあったので続けて読みましたが あまり面白くなかった。残念 | ||||
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出て来るキャラクターみなが普通の人間より一段上の世界から物事を見ているような感じで、 読んでて違和感しかなかった ワイルドソウルのように尋常ならざる環境で育った人間がそういう視点を持っているのはわかるが、 この小説に出てくるようなどこにでもいそうなサラリーマンがそういう視点で語っても 共感も感情移入もできない 垣根さん自体が物事の捉え方が普通の人間とは一味違うのはいくつかの作品読んでわかるが、 その視点でこういう作品書いてもちょっと合わないと思う | ||||
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そこら辺にいそうなサラリーマンその他の社会人を描いているつもりなのかわからないが、作者のそれ自体が現実とはかけ離れたキャラでしかなく、現実感がなかった。主人公やら回りのキャラも一部カッコ悪い面を見せながら泥臭くなくスマート過ぎて、自分としては腹立つくらいだめでした。 | ||||
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1)各話にサービス精神でいれられる性描写の違和感 2)回復会社ならともかく前提のリストラ会社が成り立つのか疑問 リストラする前に有能な人材から辞められるのが現実のしがない会社 3)リストラ要員の資料があるくらいの会社なら自分で経営回復手段を講じる 4)所詮、面接官とリストラ要員とのつかの間の関係に 人間の苦悩は表現しにくいのかも | ||||
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サラリーマンが主役ということでヒートアイランドと違うテイストの話を期待して購入しました。 物語自体はさくさくと読みやすいです。しかし相変わらずハードな性描写は健在でした。私にはこの物語に過度な性描写が必要だとは思えません。理解不能です。 | ||||
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何これっ?!山本周五郎賞???どーなっちゃってるの〜? こんなダラダラとした、つまらない話に300ページも付き合わされて腹が立ちました。 真介の過去のバイクの描写と、トヨハツ自動車のリストラの件は特に必要ないんじゃない? 初セックスの時に、真介が胸毛を剃ってきたっていうのも気持ち悪かった。 | ||||
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小説もひとつの商品である以上、売らなければならない。売るためには、誰に向けて書くのかを 明確にする必要がある。そんなことは当たり前なのだが、的の絞り方があざとすぎると鼻について しまう。小説の舞台は興味深いものだし、人物の内面描写はよく書けている部分もあるだけに、 惜しい。 一見サラリーマン向けに見えるこの小説は、実際にはホワイトカラーの女性をコアターゲットと しているのではないだろうか。 たとえば主人公の作りこみ。高校時代は不良だったのに猛勉強して筑波大学に進み、プロの ライダーを目指すも夢破れ、現在はタフな交渉を生業としている。顔はジャニーズ系が入って いて、キャバクラ嬢のような派遣のアシスタントと並んでも絵になる。以前の会社では意図的に 給料分をちょっとだけ上回る仕事だけをこなしていた。 つまり見映えがして運動神経もよく、そこそこ頭脳明晰で度胸があり、如才なく振舞えもすると いう男なのだ。 この素敵な主人公が心を寄せてくれる幸せな女性がいる。キャバ嬢のようなアシスタントではない。 40になろうかという独身の営業ウーマン・陽子だ(主人公は、昔はともかく今は熟女好きという 設定… おいおい…)。 この陽子が実際の主人公なのではないかと思う。少なくとも読み手に最も感情移入させるキャラクターと して設計されている。 自分からは何の努力もしないのに、主人公からは好きになってもらえるし、濃厚なSEXもしてもらえる。 仕事でも、リストラされかけたぐらいだから不愉快なことはあるが、業界団体や他社のエライ人は 理解者になってくれるのだ。 作り話なんだから目くじらを立てるのもどうかと思うが、ここまで特定の層への媚びが見えてしまうと 読み進めるのもつらくなる。 | ||||
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5編の短編が収められていますが、どの話も尻切れトンボみたいに途中で終わってしまい不満です。続編で『借金取りの王子』という作品があるそうなのでそちらの方を読んでみたいと思います。 | ||||
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篠田節子が解説で、こう書いている。設定部分でいかに大嘘をつくか。それが小説の面白さを決定する。しかし嘘が大きければ大きいほど、細部のリアリティーの積み重ねが重要になる。え?細部にリアリティー無いじゃん。例えばFile5のアンケート、匿名なら本音を書くって?有り得ない。有り得ないですよ。オレだって書かないよ。そして、あの結果。これは、小学生向けの道徳の教科書か?正攻法が嫌いなのではない。むしろ大好きだ。この作家には、技術が無いと僕は言いたいだけ。奥田英朗の伊良部シリーズの醜悪なパロディにしか思えない。唯一「旧友」は、悪くない。 | ||||
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君たちに明日はない、題名が今の時代にふさわしいリストラ問題を扱っていてすごい興味があって読んだのですが、主人公がなにか大雑把な感じで次々と面接をしてリストラを言い渡すのですが、こういう面接官の知性もあまりない落ちこぼれの人が人の人生を左右する仕事ができるのか、小説の世界だからと言ってしまえば、それだけですが、もっと面接官が深みがあってもいいのでは、全体に流れが安易で、唯一主人公がこんな仕事やっていいのだろうかと反省するところで、ほかは感激するところもありませんでした。 それと主人公の時折乱暴な投げやりの言葉も気になりました。あと、ホテルの場面で表現も遠慮したくなるような箇所があって文学か風俗かというところもすごく気になりました。 読者三者三様で見方も大きく違うでしょうが、もっと面接官としての重み、時に自分の仕事に悩み、リストラされる人にほんの少しだけ優しさの片鱗見せる、そんな物語であってほしかったです。お節介ですが、もっと深みがないとそのうち筆者が明日はない可能性がないのではと思いました。 | ||||
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なぜこれが山本周五郎賞で、これほど多くの人に評価されているのでしょうか? 最後まで読めばわかるのだろうかと、苦痛に耐えて読破したが、答えは『?』のまま。 まず、登場人物の造形が浅い。主人公の真介の底の浅さのごとく、 誰にも感情移入することができない。 特に、もう一人の主人公、陽子。仕事のできる気の強い女だが、可愛げもある、という ふうに読者に思わせたいようだが、単なる思い込みとゴリ押しで生きて来た年増女と しか思えない。真介の年上女性好みも、必然性がサッパリ感じられない。単なる 熟女好きか、マザコンの変形としか思えず、気持ちが悪い。 気持ちが悪いといえば、この作者の性描写の気持ち悪さといったらない。 汚ならしいことこのうえない。おぞましい。 作品中、繰り返し出て来る「ナマな」とか「ナマっぽい」という表現にもヘキエキ。 プロの作家が、こういう言い回しを繰り返すって、「?』。 会社小説ですから、いろいろな業界の、会社や仕事の内容については よく書かれているけれど、別にノンフィクションじゃないんですからね。 涙と笑いの希望を与える小説、なんて言われてるようだけど、私はこれを読んで 明日からの生きる気力が萎えました。うっ、思い出すと気持ち悪。。。 | ||||
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