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ループ
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ループの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 61~72 4/4ページ
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かの有名なJ.P.ホーガンの「星を継ぐ者」シリーズの「内なる宇宙」を読んだ人なら、この「ループ」よ読めば「おや!?」と思うはずです。 どう考えても多大な影響を受けているとしか思えません。といって、”パクリ”というつもりは毛頭ありません。何事に置いても他の影響は避けられないし、それが新たな創作の種になるのですから。 そんなこんなの事情は別にしても、この「ループ」という作品は、「日本人にもこんなことを思いつく作家がいたのか!」という感激をおぼえずにはいられない、すぐれたSF作品です。 「リング」は、ちょっと奇想天外なホラー小説=怪談話でした。「らせん」は、その辻褄合わせ・・・といってもいいでしょう。しかし、この「ループ」は確実にその範疇を超越!しました。海外作品の影響の臭いを払拭しきれないとは言え、これだけの作品をものにできる作家は、日本ではそういるものではありません。 前2作品とは確実に異なる世界の発想です。騙されたと思ってご一読アレ! | ||||
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皆さん「リング」が好きな様で。もちろん「リング」は名作でしょう。「らせん」やこの「ループ」の様な展開は納得出来ない方が多いでしょう。しかし、そこにこそ作者の狙いがある様に思えてなりません。好評価され「認知」された「リング」の世界を構造的にひっくり返す行為自体に。「リング」で採られたホラー路線を金太郎飴の様に繰り返す方法も選択肢としてはあった筈です。そうしなかったのは、読者を驚かせたい、という作家心理に素直に従った為ではないでしょうか。まさにこのシリーズのあり方が「破壊と再生」を体現していると思いませんか?そして「リング」「らせん」とは違い、「生命力」に満ちたラストはやはり、「見事」と言う他はないでしょう。 | ||||
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『リング』と『らせん』の2つも相当違う小説だったが、ループは完全に別物と考えてほしい。 これは単体で読んだときに「名作」となる。『リング』『らせん』は、あくまでも話のつながりを理解するためのものに過ぎないのだ。 ではこれはなんなのか? 名作ホラーとして世間を騒がせた『リング』と比べると地味だが、僕は一級のSF小説であると言いたい。 テーマはただひとつ、我々が住むこの世界は仮想世界か否か。その疑問を突きつけてくるところに、この小説の意味はある。マトリックスとかも同じテーマだが。 楽屋落ち、禁じ手などと言われがちな展開だが、正面から取り組めば名作になりえるのだという、確かな証拠がここにある。 | ||||
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『リング』から『らせん』への発展の仕方も尋常でなかったが、『ループ』はさらに何段階も一気に飛んだと言う感じです。『リング』に論理的整合性を持たせて、どうしようと言うのでしょうか? 『ループ』の内容を最初に知ってしまったら、『リング』は馬鹿らしくて読めません。『リング』だけ読むことをお薦めします。 | ||||
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ガッカリさせられた。一大ブームとなった、『リング』と『らせん』。その世界を合理的に説明する、3部作の完結編ということで、非常に期待して読んだ『ループ』であったが……。 それはいわゆる、『夢オチ』だった。 でも、まったく逆に、『リング』と『らせん』が、現実にはありえない世界だが、読者である私が、現実として認識できる世界だったのに対し、『ループ』は、作者が『これが現実だ』と主張しているのに、読者である私には、荒唐無稽でとても現実感のない世界にしか思えなかった。 まあそれは、私がコンピューターに詳しい所為なのかも知れないが。 私には、『ループ』が、『リング』『らせん』で盛り上がった、お、おお、おもしろいっ! と思った感動(というより感心)を、否定してしまったようにしか思えなかった。 『ループ』によって、『リング』と『らせん』の面白さまで、奪われてしまった。読まなきゃよかった、と思った。 | ||||
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確かに面白いっ。ただ途中でリング系の本の経験が必要となるとは・・・。一応読んでない人のために説明も書いていますが頭に入りきらない(笑)私は読んでいなかったのでちと後悔してます。「映画を見てリングを知っている」なんて人も要注意。やはり原作を読んだ方がスムーズに読める。 | ||||
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この本読むにはやはり前作「リング」「らせん」は読んでおく必要があります。率直な感想としては「何でもアリになっちゃったのね」オチの所では思わず「オイオイそりゃねーだろ」とも思いましたがトータルで楽しめた一冊なので良しとします(^^; | ||||
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「リング」から「らせん」で普通のSFになってしまい、危惧していたが、やはり・・・という印象。SFでは「禁じ手」と評価されそうなオチです。禁じ手でも巧く書いてあれば評価できるが、「リング」「らせん」の後にこれでは、やはり無理矢理とってつけたような印象を拭えない。VRというと聞こえはよいが、特に新奇なアイデアではないし・・・。結果論だが、このシリーズは結末をつけないほうがよかったと思えてならない。小説としては読み易いので、★1つにするほどひどくはないが、この評価が精一杯。 | ||||
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「リング」「らせん」の世界とこうつなげるとは!そこまで読んだところで驚きを超えて作者の発想に感心させられてしまいました。ただ、驚きの後はちょっと話しが見えてしまって今一つだったかな。 | ||||
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この本のような世界があったらどんなだろう? と思わず考えてしまいました。「リング」「らせん」の完結版なのですが、完結というより私は新たな話の始まりのような気分になりました。読めば読んだだけ味の出る一作だと思います。 | ||||
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『リング』『らせん』に続くリングワールドの3作目。リングの世界の謎がすべてときあかされる。・・・が、この設定はどうかなぁ、と思いました。面白い設定ではあるのですが。ホラーではありません。 | ||||
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さすが、としか言わざるを得ない。完全にのめりこみました。リング、らせんを超えたといってよいでしょう。 しかし、ここまでやるか、というカッ飛んだ内容には、関心させられます。 | ||||
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