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ループ
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ループの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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ネタバレされてたけどぶったまげた。とにかくこの作者は予想外の展開、どんでん返しを作るのが上手い。 呪いのビデオ、超能力、井戸で殺された女の怨念、ウイルス、遺伝子、仮想世界、人工知能……要素だけなら手垢のつきまくったお決まりネタなのに、その組み合わせ方が凄い。 『リング』はホラーに見せかけてSFオチ。『らせん』はそのつじつま合わせのミステリとしてよりSF度が上がったが、そのせいで貞子の超能力や高山の残留思念のような半端なオカルト要素が目立ったり、記憶を伴ったクローンなど、SFにしては荒唐無稽すぎる展開もあった。更に黒幕には裏切られた思いだった。 だが『ループ』はその全てをひっくり返した。まさにシリーズ完結編、大どんでん返し。リングシリーズはB級ホラーからオカルト要素皆無の一級ハードSFに変貌。マトリックスに先立つ電脳世界モノの傑作。 確かにこの世界なら呪いのビデオや処女懐胎、現代科学を超越した技術だって、なんだって成立するわ 『らせん』を読んだ時は高山には裏切られた思いだったが、見事『ループ』で名誉挽回。切なくも壮大な馨くんを讃えよう。でもまぁ、やっぱ童貞アウトローヒーローの高山が一番かっこいいけどな! ただあとがきを見るに、ループはらせんの後に考えたってことは当時は本当に黒幕の予定だったようだが…… とはいえリングウイルスの元凶や、ループ界が現実と全く同じになった理由、エリオット未介入でのループ界での高山の暗号など謎はいくつか残されたし、元から3部構成じゃなかったからリングとループでは矛盾点もあるのが勿体無いね。 リングで微妙に歴史や地名が違うループ世界の伏線があったら凄かった | ||||
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コンピューターを使って仮想世界を作り出したことで、 自分達が「実在」しているはずの「現実世界」も実は 仮想現実の世界だったと分かる。 「13F」や「マトリックス」と類似した着想と展開だが、 こちらの方が先なら、素晴らしいと思う。 | ||||
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これはもうホラーじゃない!と思ったけど、どの道らせんの時点でホラーじゃないですね。 じゃあSFかと言うと困ったもんで。 何か色んなもののごった煮。闇鍋みたいな作品。 多分鈴木先生は元々ホラーに思い入れなかったんじゃないかと思う。 だがリングが売れちゃったので渋々続編書いてたんだろう。 正直3作目自体は結構面白かった。続編だと言う事を考慮しなければ。 しかしこれシリーズ物でやっちゃ駄目でしょ。今までの事をなかった事にするならシリーズ化する必要なんてない単品でやってくれよ。 この手のオチで思いつくのは「あやつり糸の世界」や「13F」だがあれだって、何かの人気ドラマの最終章だったら全然話が違ってくるよ。 もうリングシリーズ終わらせたかったのかと解釈しようにも続編書いてるし意味が分からない。 後これはらせんにも言える事だが作者はクローンを誤解してないだろうか。 クローンはクローンであって本人ではないのだが。 コピーはコピーであってオリジナルではない。全く新しい生命体だ。例え記憶をコピーしたとしてもそれは別人だ。 理屈っぽいわりにその理屈が全然納得いかない所もマイナス。 | ||||
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ループが出版された時に,リングらせんと一気読みしました。あれから20年未だにシリーズものでここまで期待を裏切ったにもかかわらず納得させられた小説はありません。ループを先に読んでしまうとリングもらせんも怖く無くなってってしまいます。あれほど怖かったリングが。。。映画化されないはずです(できないはずです)。興行的には失敗かもしれないけど、私の中では、最高な一冊でした。 | ||||
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これは身もふたもない物語です。らせんがリングの超常現象を科学的に説明しようとした、しかし結果的に只の辻褄合わせでしかなかったのに対して、ループではリングそのものの世界を完膚なきまで破壊しています。此処では、リングの世界とそこに生きている人々が、正人類にとっては畜生以下の消去再再生可能な無価値のものと捉えられています。少なくともエリオットはそう見ています。作者は、誰も描かないようなストーリーを心がけたとのことですが、その新しさだけを求めるあまり、最も大切なものを犠牲にしてしまった感があります。旧来のSFの常套句である、現在の世界には異次元の別世界が存在する、というような両者を対等にした方が感情移入がスンナリ出来るのに、と思います。作者は、そのパンク精神でもって破壊するのは勝手ですが、後から高野舞や安藤満男が又登場したりして、破壊したらその話は切らないと煮え切らない感じがします。それなら、いつかエリオットに、実は礼子は私の差し金で君に取り入ったのだ。全ては私のシナリオ通りだ。いや〜礼子はよくやってくれたよ。君に対しての感情は嘘だったかなんて野暮だからきかないでくれ! なんて吐かせる後日談を期待しています。 | ||||
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友人の勧めで購入しました。かつての人気本とのことでしたが、私にはピント来ないものでした。 | ||||
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新規の物語として構築すべきだった。 だから貞子の出現が唐突で説得力がない。 プロジェクト運営の予算が尽きてサーバが停止されようとした時、プログラムの自己防衛が働いて貞子というバグを生んだとかすればギリギリ許容範囲だったかもしれない。 | ||||
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小学生の頃ずっと上の方から観察される感覚があってそれがこういう事かと納得した これはホラーじゃない 何回も読んでしまう | ||||
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ここまでの情報から(顔つき性器の塊を目指すなんて世の中狂っているよね)を意味する捉え方で 世の中を見なさいと言う教育を受けているからこれに気付かないだけの話だと言うことが判明するのである 言い換えればこれ迄に述べた彼是とは(違う何か)を目指すのが狙いの教育方針だと言うことが判明するのである (性行為から逃げ回る)を選べば気付けることから導き出される答えはこうである (顔つき性器の塊同士の性行為以外のやりようで家族関係を構築する)を目指しているから これ等に気付かないだけの話だと言うことが判明するのである 言い換えればこの捉え方の(やり方)が何なのかを 親から教わっていないのが(裏設定がわかる受け手)だと言うことが判明するのである つまり(既に死んでいる女性の人類)にだけは知られたくない(何か)を教えることにもなるから この捉え方の(やり方)が何なのかだけは明かさないことが判明するのである ここまでの情報から導き出される答えはこうである (性器の塊適合者同士の自作自演の連絡網を直視する) つまりは(性器の塊適合者同士の行動計画を既に死んでいる女性の人類に対し漏らす)事になるから この捉え方の(やり方)が何なのかを教えるものは(皆無)だと言うことが判明するのである つまり(アカシックレコード)の正体は(性器の塊適合者同士の行動計画表)の一種にしか過ぎず (アカシックレコードの内訳が何なのかを既に死んでいる女性の人類に打ち明ける)にしかならないから (既に死んでいる女性の人類にだけはこの捉え方のやり方を明かしてはならない)と言う(鉄の掟)が存在することが判明するのである 何故なら(既に死んでいる女性の人類相手にに人形劇を見せるために性器の塊適合者同士の行動計画表は存在する)にしかならないからである 言い換えればここまでの情報から(既に死んでいる女性の人類)である自分がいるのが原因で この世界に(ノイズ)が発生したから テレビゲームは開発されたし、Y2K問題は解決されテレビゲームは存続することとなったことが判明するのである さらに言うと(性器の塊適合者同士の行動計画表)が何なのかを自分に対し頑なに隠し通していることから (父方の祖母と融合することで性器の塊となった暁には人類が集う世界を襲撃する)事が判明するのである これは(やっぱり22世紀世界より原始時代世界の方がいいよね)を(天国の住人)に(わからせる)のが狙いの計画なのである つまり(貴女の事を襲撃対象扱いしています)を自分に対し(白状)する事になるから この捉え方の(やり方)が何なのかを教えるものは(皆無)だと言うことが判明するのである さらに言うとここまでの情報と(世界が滅んだことが実はある)と言う点から (この世界実はループしている)と言うことが判明するのである そして(通常の受け手)がテレビゲームをプレイしていることと自分がテレビゲームをプレイしていることに対し (通常の受け手の祖父祖母)及び父方の祖母が(批判)しないことから (ループの記録の紹介)こそテレビゲームの展開の正体だと言うことが判明するのである つまり(本当の過去の出来事の紹介)こそテレビゲームの役割だと言うことが判明するのである つまり(22世紀世界よりも原始時代世界の方がいいよね)を意味する教育を受けていることこそ これに気付かない真相だと言うことが判明するのである | ||||
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Amazonのオーディオブックで「リング」「らせん」と二つの作品を聴かせていただきました。貞子の映画の原作だよね?ぐらいの認識で、怖いシリーズだと思っていましたが、この「ループ」を読んだ感想としては、素晴らしい物語の構成だと感じました。単なるホラー小説というわけではなく、引き込まれる世界観がとても魅力的な作品だと思います。 | ||||
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シリーズ三部作の完結編。一作ずつゆっくり読んでいきましたが回を重ねるごとにホラーから離れていくような印象で、特に本作はよくも悪くもホラー小説というよりSF小説を読んでいるような感覚でした。前作らせんと密接に繋がるストーリーには唸りましたが、怖いかと聞かれるとこれが全然怖くない。単純な恐怖感なら「リング」がシリーズ最恐でしょう。 そして本作は「リング」「らせん」の二作に思い入れがあればあるほど読まなきゃよかったとぶん投げたくなるようなでかいネタばらしが中盤にあります。らせんを読んだ時も「リングはなんだったんだよ」とちょっと思いましたが、本作はその比じゃない。かつて夢中でプレイしたスターオーシャンシリーズのトラウマが甦りました。個人的には夢オチの方がまだましだったかな…。 このネタ明かしが受け入れられるならそれなりに良作だと思います。突飛な部分やご都合主義的展開、中盤の冗長なシーンなど気になる点はありますが、物語としては丁寧にまとめられている印象を受けました。 私は本作の大仕掛けがすんなり受け入れられなかったので差し引き☆3。やはりリング単体の完成度は高かったなぁ。 | ||||
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異次元の世界、あるいはパラレルワールド、のような世界が本当にあるなら、こんな事かも、想像を膨らませながら読み終えました | ||||
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リングの延長のホラーを期待する人には申し訳ありませんが、全く必要の無いSFみたいな本です。 ホラー好きで彼の特別なファンでもない私は、冷めました。 ごめんなさい。 | ||||
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スケール感がリングやらせんと桁違いです♪難しい言葉がたくさん出てきて読みづらい時も有ったけど面白かった。 良かった | ||||
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らせんの続編でリングシリーズの完結編ということで期待を持って読みました。 結果的には面白かったです。でもホラーではないんですね。 あとがきで著者がホラー作家と言われるのは心外ということを知り、 なるほどそうなのかと納得しました。リングシリーズの完結編としてはうまくできた内容だと思います。 ちなみにこの本を読むと、映像化できなかった理由がよく分かります。 | ||||
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「自分は何で生まれて来てどこに行くのか?」 「地球って、宇宙人が作ったジオラマみたいなもんで、部屋の一角に置かれ、我らの主は巨大過ぎて見えないんじゃないか?」 「人類が生まれて長くなるのに、なんでもっと発展してないのだろう?もしかしてリセットされてる??」 子供の頃からそんなことをふっと考えたりしてたら、 この“ループ”の登場です。 やっぱりみんな疑問に思ってるよね。 リング・らせん の完結編として読み始めたのに、何度も表紙を見返しました。 だって、系統が全然違ったから。 やっと“ヤマムラサダコ”って単語が中盤から出てきて安心しました。 間違って買ったのかと思った。 このシリーズは、各単体が一つの作品として成立し、それぞれの色を放つ傑作です。 ぜひともシーズ連続での映像化を望みますが、撮影方法が難しいでしょうね。 | ||||
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はじめに言っておくと、これはホラーのカテゴリに当てはまらない、 完全なるSF小説であるということ。 そして、映画やドラマといった公の場に決して出すべきではない作品であるということ。 確実にリング・らせんの完結編ではあるものの、 バクテリアとクジラほどスケールに差があり、 心霊現象の類いを全く信用していない読者にとっては、 至極秀逸な作品といえるだろう。 他のSF小説を読んでいて前々から「宇宙人は絶対に地球人そっくりではない」という問いかけをしてきたが、 著者はその考察を進化論に則って緻密に解説している。 宇宙人が地球人の現形に至る確率は、まさに天文学的数字――ありえないといっても過言ではない。 この事実に今の若いSF作家は気付くべきである。 創作において、地球人の形をした美少女が「別の惑星からやってきました」とUFOから降りてくる状況は、 その宇宙人にクローン技術でもないかぎり、避けたほうが無難かもしれない。 とにかく、頭の固い現実主義者にこそ一読してもらいたい作品である。 | ||||
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読破、"リング" "らせん"に続く第3弾。転移性ヒトガンウィルスの原因追求に主人公馨が立ち向かうが、複雑に "リング" "らせ ん"が絡み合う。 う~ん、最後の方はSFチックになりすぎて読みづらくなってしまった( ノД`)…やはり続編ものは第一弾がを越えることは難しいのかな!?スターウォーズは第2弾帝国の逆襲の方が面白いけど( ̄▽ ̄;) | ||||
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※ネタバレあり 単独の小説であればもう少し評価が上がったと思う。 が、「リング」「らせん」の続編と位置づけるとこの評価にならざるを得ない。 例えば、最近の話題作「半沢直樹」「ワンピース」「進撃の巨人」の主人公が、 実はプログラムされたコンピューター上の存在に過ぎませんでしたと言われ、ああそうなんだと受け止められる読者は少ないと思う。 前二作が好きだっただけにこの卓袱台返しの終着点は残念と言わざるを得ない。 | ||||
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解説として載っている安原顯が酷い。(このひとを私は知らないが) 私の買ったループはこの表紙ではないためもしかするとこちらには載っていないかもしれないが…。 唐突な他作家に対しての罵詈雑言から、日本に対しての過激な批判、ループの解説にはなっていない自分勝手な押し付け、カギカッコの多用などとにかく酷すぎて他にいなかったの?と問いたい。 解説って結構大切だと思うんですよね…こんな酷い解説ならない方がましです。 | ||||
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