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仄暗い水の底から
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仄暗い水の底からの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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停滞した濁った水のようなにおいが、文章から漂ってくるような短編集です。 表紙が良い。 中身は、雰囲気は悪くないし、特に幽霊船の話は面白かった。 ただ全体的にみると怖さや不気味さよりも気色悪さが勝ってしまい、ストーリーは予定調和で驚きが乏しく、小粒で似たような話の集まりだった。 | ||||
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恐怖の怖い小説だと聞いて半ば意気込んで読み始めたのですが、予想とは裏腹にそれほど怖いとは感じられませんでした。同名映画「仄暗い水の底から」の原作らしいと聞いてそんな恐怖映画の原作はさぞかし怖いのじゃなかと覚悟したものの、あまり怖くなく拍子抜けしました。怖い怖いと意識しすぎて読んだ影響かもしれませんがどの短編も怪しい感リンが出てきたと思ったらただそう思っただけだった「浮遊する水」然り、この出てくる女性はきっとこうだと神秘的に思い込んだら違っていた「孤島」があり、どれも自分の思い描いた恐怖世界と異なりその異なり方があまり怖さを感じさせなかったような気がします。おおよその予想された結末が途中で読めた「穴ぐら」他も怖いと話は余りありませんでした。その中でも「漂流船」は幽霊船が登場し、何か恐怖を感じさせる幽霊船は子供の頃にそういう怖い話を聞いたことのある経験もあいまってそれと照らし合わせてやはり少しぞっとさせられました。最後の「海に沈む森」からのエピローグへの流れは恐怖どころかにと小説の世界とはいえ、人々の不可思議なつながりを感じさせられてしまいました。初めて鈴木光司の小説を読んで今まで怖いと言うイメージでの気負いがまずは打ち消されてしまいましたが、他の小説も追ってみたいです。 | ||||
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