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仄暗い水の底から
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仄暗い水の底からの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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リングシリーズの印象が強すぎて、「こんな王道のホラーも書けたのか!」と驚いた。 というか原作が短編とは知ってたけど、映画とまったくの別物で笑った。中田秀夫凄え。 とはいえ中には怪奇小説風や冒険小説風なのもあるのだが、あとがきを読んで納得。『SFマガジン』や『小説宝石』『野性時代』など各誌に掲載されたものをまとめたもののようで、ホラー短編集というよりかは、「海にまつわる物語集」という方が正しいのかもしれない。 ちなみに出来不出来の差は結構激しいかと。 とはいえ、なんといっても本作の白眉は「浮遊する水」だろう。 ホラー映画のようなバーンという驚かし方はないが、「追い詰められた」と頭でわかる恐怖は小説ならでは。また現実を侵食するリアルなホラーは読んで後悔する人もいるかもしれない。 | ||||
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角川ホラーの定番、怖い話の短編集です。 映画はまだ見てないのですが、孤島、漂流船、海に沈む森は面白かったです。 他は微妙かな。今度映画を観てみます。 | ||||
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東京湾周辺の水にまつわる作品が収録された短篇集。 カルトホラーと銘うっているが、ホラーだけじゃなく、ちょいといい話やミステリ仕立ての話もあり、バリエーションは豊か。読んでいて恐怖を感じないのは、往年のモダンホラーの諸作品を思い起こす。 アパートに越した母子が体験する不思議な出来事「浮遊する水」は、ド直球のゴーストストーリーとして映画化されたが、原作の方は世にも不思議な物語テイスト。 その他、昔東京湾の孤島に女を放置した男が再会したものは「孤島」、漂流船に乗り込んだ男に起こる怪異「漂流船」等。うだつのあがらない役者の舞台裏の出来事「ウォーター・カラー」は、意外な結末が印象的。絶体絶命のケイビング「海に沈む魚」は、やわらかな感動につつまれる作品だ。 | ||||
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作者の体験談がはいっているみたいなので興味があり購入しました。 確かに短編なので読みやすいってのもありますが まだ、生きていた?!あの中で、、、つい最近まで!!! あの中に、、、まだ、、いる!!みたいな展開はリングですね この程度のお話なら感受性豊かな子供の頃に 悪い事をして暗い押入れに入れられた人であれば誰でも思うもの 怖い話の後なら尚更です それか精神病んでいる人や不思議ちゃんと付き合うと こんな感じの体験談は聞けますね 作者が凄いのは日本人がこうすれば怖く感じるだろうなって 普通の話でも表現や構成にひねりを入れてここまで読ます事 私としてはこんな短編で映画作れる映画監督の方がよっぽど凄いです | ||||
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孤島が読みたくて、購入したのですが、見え見えのエンディングにはがっかりしました。 全体的には、面白い部類ですが、特に良かったのは「海に沈む森」ですかね! ケイビングとまではいかないまでも、未窟の鍾乳洞はよく行き、若い頃、このような経験があります。 | ||||
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どの話も水に関する話だ。7つめの短編は、プロローグとエピローグに関係した話になっている。どれも読んでいてぞくっとするが、本の内容そのものよりも、むしろ、そこに登場する人間の内面、心のうちにあるゆがんだ心理に恐怖を感じる。怖いのは怪奇現象などではない。生身の人間の心だ。そのことを強く感じるから、よけいにこの本に対して怖さを感じる。 | ||||
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水をテーマにしたホラー短編集ですが、どの話も読者を引き込む文章、ストーリー構成のうまさがあります。「リング」のような背筋がぞくっとするような話や、どんでん返しのある話、泣けてしまうような切なく感動する話もあり、話の幅の広さを感じました。まあ、ホラーなんでほとんどの話に幽霊が関わっていて、ちょっと飽きてしまうところもありますが。ただ、僕個人としては面白かったけど、それだけという印象です。読んでいるときは話に引き込まれてしまいますが、1冊読み終わった後にふと考えるとあまり印象に残る話がないように感じました。つまり、人から「どうだった?」と聞かれたら面白かったと答えますが、ぜひ読んでくれと人に薦めるような本ではなかったかな、という感じです。「リング」はお薦めですが・・・。 | ||||
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