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二度のお別れ
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二度のお別れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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作者のデビュー作である本作は、40年前に執筆された作品ということで、街頭に公衆電話があり、スマホ・携帯がないというシステム的な違いはあれども、人の思いや行動には大きな違いはないんやなぁと言うことを、改めて実感しました。 | ||||
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「ピストル」とは言わないです 非常に残念ですがその点を除けば星5つだと思います | ||||
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この作家さんの警察ものは、ひとつの安定したスタイルを持っていて、適度の謎解きとハラハラ感があり、読んでいて飽きません | ||||
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Very nice | ||||
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大阪弁でテンポのいい会話は楽しめたけど、登場人物も少ないのでラストはそんなに驚きませんでした。でもストーリー展開にはスリルとテンポがあって、読んでて面白いのは確か! | ||||
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黒川さんのシリーズで一番読み応えがあった。マメちゃん惜しかったなぁ。 | ||||
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デビュー作品ということで楽しみにして読んだ作品でしたが ちょっとガッカリしました。もっと内容が複雑かと思ったら単純明確でした。 それと大阪弁でとっても読みずらかったです。 | ||||
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井上ひさしの『東慶寺花だより』を原作に映画がつくられています。「駆け込み女と駆け出し男」。いまいちな題名だと思いませんか。原作のほうだとなぜいけなかったのでしょう? 監督の自負なのか、外連なのか? その映画がブルーリボン賞をとり、その翌年の表彰式のYouTubeを見ていると、その年は大竹しのぶが「後妻業の女」で主演女優賞。その原作がこの本の作者黒川博行。そして、その黒川の処女作が本書。『後妻業』のあとがきで知りました。 大阪府警の黒田(シリーズ2作目からは独身の設定にして黒木)・亀田、通称〈黒マメコンビ〉が主人公です。会話は関西弁。関東の人にもわかるくらいのディープさです。 同じ警察ものでも隠蔽捜査とは違い、なぜかかなり民主的です。関西弁のせいでそう感じるのでしょうか? 関西弁にはそういう効果があるような気がしているのは贔屓でしょうね。筋立てはこれが処女作とは思えないくらいよくできています。2時間のミステリードラマの原作として十分に通じます。 しかし、最終章の仕掛けはドラマでは少し表現できない味わいがあります。 処女作には、その作家の美質がよくあらわれるといいますが、その通りなのでしょう。「疫病神シリーズ」が有名なので、そちらも追いかけてみようかと思っています。 | ||||
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面白く拝読いたしました。黒川氏の最近の作品を先に読んでから、初期作品に興味を持って読みました。さすがです。でも最近の作品が面白すぎるので、これは星4つになってしまいますね。 | ||||
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再読だが、ほんとうに、黒川博行は、面白い、処女作とは思えない、筆力のあざやかさで、ぐいぐいよんで、いつのまにか、終盤に。 | ||||
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黒川作品はほぼ全て拝読していたつもりが、この作品はぬけていまた。 黒川さんらしい展開の早さは、さすがと思いましたが、途中から何となく先が見えてきて、結果ほぼ想像通りの結末で、もう人捻りほしかった感があるので、☆4つで・・。 | ||||
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最後のネタばらしが切ない。。 何とも言えない胸が締め付けられる感じになりました。 | ||||
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誘拐殺人を扱う刑事たちの、正義感の希薄さが妙に先きたいさせます。黒まめコンビも現実味があって、無理に読ませようとせず、おかげでラストのやっぱりそうくるか感も受け入れやすかった。 黒田ファンとして納得の処女作です。 | ||||
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大阪出身者として、在京40年。 大阪弁が抜けずに周囲に大阪のおっさんと嫌われながら生きている。 そんな私にとって黒川作品は今は、あまり使われていないような大阪弁を思い出させてくれるだけでも価値のある作品である。 そんな氏の作品の原点ともいう『二度のお別れ』楽しむことができた。 ホンマおもろいわ! | ||||
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黒川博行連続読破中!どれもこれもおもろいなー、次は何読も!迷うなー | ||||
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一度読み始めるとどんどん進んで行く面白い流石である最後など想像できない結末で面白い | ||||
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今年の直木賞受賞の黒川氏のデビュー作である。 よく言われるグリコ森永事件の参考人に呼ばれた云々のエピソードは本作の身代金受け渡しトリックのものである。 銀行強盗から誘拐事件に発展していく事件を警察のコンビが解決していくトリックというよりプロット優先のサスペンスミステリーとなっており、デビュー作とは思えないほどの職人的な面白さの光る作品である。 真犯人や事件の真相は古い作品ということもあり、途中で分かってしまう人もいると思うが、ユーモアのある会話やスピーディな展開で飽きさせない。 | ||||
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黒川博行の84年のデビュー作。銀行強盗にはじまる脅迫事件を大阪府警の黒田と亀田のコンビが追いかける。今でこそあまり耳にしなくなった銀行強盗だが、79年の梅川事件はまだ人々の記憶に残っていただろうし、警察を手玉に取る犯人の行動も、84年のグリコ・森永事件を予告しているかのようだ。ただし、それだけにすぎないなら、発表から30年経ったいま、本作を改めて読む理由はない。時間をおいて改めて感服させられるのは、のちの黒川作品にも共通する、洒脱な大阪弁のやり取りを愉しんでいるうちに、物語の展開に巻き込まれてしまう職人芸だ。巧妙なプロットと生彩ある会話を両輪として、あたかも脚本のように物語が進んでいく。作者のあとがきによれば、本作は第1回サントリーミステリー大賞を惜しくも逃したが、選考委員の評は「刑事コンビに華がない」。でもそれは、会話以外の描写を極力そぎ落とし、セリフもそれだけでだれが話しているか分かるまでに刈り込んで、テンポの良い物語を構築した代償なのだ。 | ||||
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黒川さんの本を読み漁っていますが、これはここのレビューが1つしかなくしかも星3つだったので読まず嫌いで避けてました。でもデビュー作だし、ファンとしては一応、みたいな感じで取り寄せて読んだらこれが止まりません^^ 確かに黒川さんの作品は僕のような関西人には親しみやすいのですが、特に黒マメコンビは地味で、東京中心の文学賞受賞の為には、同じ大阪出身の某売れっ子N賞作家のような東京に根を張り、東京に題材を求めた方が受けが良いのでしょう。主人公の肩書きも警視庁所属の警視!とか少なくとも関東以東の県警所属にして。 しかし読後に感じたのは内容は負けてへんでーって事です。阪神は巨人に勝る!みたいな^^事実、前出の大阪出身N賞作家が黒川氏と親しい事を考えると、この小説の犠牲者選びのトリックなど、N賞受賞作執筆の参考にされてしまったのでは??と勘ぐりたくもなったほどです。僕自身某N賞作家も大好きなんですが、彼の立ち位置が関西から段々遠のいて行くほど黒川さんにどんどん引き込まれるこの頃です。 | ||||
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