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ダイナー
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ダイナーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全137件 1~20 1/7ページ
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結構分厚い小説なのにものすごい引き込み力でどんどん読める たまたま映画を観たことから原作を手に取ってみた 映画のカラフルなビジュアルが好みだったので 文章を追いながらあのイメージが浮かんでとても楽しかった 題材が題材なので普通に生きてたら役に立たない知識も得られる グロテスクな描写もわりとしっかりしてくれるので大満足 食べ物も美味しそうだし想像力使いまくりで頭疲れるけど それがめちゃくちゃ楽しい この作家さんの他の本も読みたい | ||||
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無駄に調理描写や説明が長い。全体的にバランスが悪い。 そして描写がうまくないので読んでてストレスがあった。 登場人物のユニークさのごり押しだけの方が読みやすかった。 著者の強みはハチャメチャなところなので。 | ||||
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殺し屋がテーマであるだけに、けっこう過激な内容が多いですが、作中で描かれる料理の表現も上手く読んでいてお腹が空いてきました。 普通こういうバイオレンス系だと、そんな事考えられないので、本当に不思議な気持ちで読んでました。 他作品にはない、個性的なストーリーで面白いです。 | ||||
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最初だけ読んで放置していたのを、読み直した。なぜこんな面白い本を一気に行かなかったのか、昔の自分に聞いてみたい。 闇サイトのアルバイトに応募したオオバカナコは、裏社会の男たちに拷問され、会員制のレストランにウェイトレスとして売られる。シェフのボンベロが言うには、そこの客は全員が殺し屋らしい。好かれることも嫌われることも殺される理由になる。カナコはいつまで生きていられるのか。 作者には珍しい女性の一人称で語られる。残酷で血生臭いのはいつも通りだが、設定が一風変わっている。500ページ越えの長編なのに部隊がレストラン内部に限定されているのだ。舞台劇みたいな小説だ。まったく退屈しない。一気に読ませる筆力はさすがだ。 強烈な個性の殺し屋たちが次々と訪れる。存在そのものがエキサイティングで有り得ない人物を大量に作り出す。殺人技術はバラエティに富んでいるが、共通点は全員人として壊れてること。作者は、小説家というより漫画家に近い才能が’あるのかもしれない。 舞台が固定されているのに、ストーリーは常に意表を突かれる。絶対弱者と思われたカナコが、意外なしたたかさを見せるのが痛快だ。 チャプター4の炎尾とソーハの話がいちばん凄い。チャプター5の親子も泣かせる、というか顔がひきつる。最初から最後まで残酷変態血みどろ絵巻が続くのに、不思議と不快感が無い。抽象化が巧みなせいか。 最近は鬱展開とか称して読者を不快にさせるだけの漫画があるそうだが、実はそんなのは誰でも書ける。不快な場面を連発しているのに不快にさせないという作者の超絶力量を見習ってほしいものだ。 終章とエピローグが画龍点睛であった。ああ、満足。 | ||||
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実写版映画で初めてこの作品を知りました。映画ももちろん面白かったのですが、映画では描かれていない場面や変更された場面を知りたくて、思わず購入してしまいました。気付けばずっと肩に力を入れながら読んでいました。個人的に、小説って紙の方が読みやすいと感じます。ですがこちらはKindleでもとても読みやすくて!あっという間に読み切ってしまいました。面白かった〜! | ||||
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重苦しさと突き抜ける爽快さで病みつきになり、五臓六腑にアナーキーさが染み渡ります。悪い男浴びたくなったら読みます。 漫画版の巻末にもありましたが命は誰のものか、の観点で読むとまた味が滲み出てくる 噛めば噛むほど味が出ます。うまい。飽きない。最高。神。お腹すいたまま読んでたんですけどご飯忘れて夜中になるぐらい熱中しました。 | ||||
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物凄いスピード感で物語に引き込まれ、 シンプルで骨太な世界のなかで、 陰惨な過去をもつ非情な登場人物たちが、 残酷かつユーモラスなやりとりをする。 こんな面白い作家様だったとは。 昔、この作品の映画版の宣伝をみて、 なんじゃこれとしか思えず、 興味をもてずにいたのですが、 試しに買って積んであったこの本を、 順番がきたので手に取り、 なんの期待もせずにページをめくり、 ふと気づいたら100ページくらい、 タイムスリップしていました。 夢中という言葉がピッタリくる作品。 著者様の他の作品も、 今積んである本が少し減ったら、 まとめ買いしようかと思います。 あ、そうそう。 この作品、念入りに加筆修正され、 単行本から文庫化されたようなのですが、 ミスなのかなんなのか、 よくわからない部分がいくつかあり、 たとえば1ヶ所、文章の途中に、 消し忘れたかのように、 変な言葉がはさまってたり、 一行だけ文字間隔が妙にひろくなってたり。 (これは2ヶ所あったかな?) 意味がありそうなら理解できるのですが、 まったく理由がわからなくて。 失敗なのか、わざとなのか。 わざとだとしたら、 理由はなんなのか。 ぼくには解明できませんでした。 が、そんなのどーでもいいです。 面白いので。 著者様とは映画の趣味が合いそうだなと、 本編とあとがきを読んで思いました。 文学だの国語だの論理だの、 伏線だの回収だの、上品だの下品だの、 面白きゃどーでもいいだろクソッタレが! という小説。 大好きです。 | ||||
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めっちゃくちゃ面白かった!! 読んで良かった! 興味がある方は是非読んで欲しいです。 読み終わって暫くはダイナーロスになりました笑 | ||||
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ユニバーサルのほうが完成度が高かったです。ユニバーサルはともかくスゴイ、圧巻。筆致がすごい。 こちらは、人が死にまくるシーンばかりでちょい飽きかけました。 次から次へと変な人が出てきて殺戮されまくるっていうね。凄味もなくなってくるっていうか。 しかし、カッコいいヒーローと守られるヒロインという設定自体が大好物なので、ラストの戦いシーンは、もうホントおいしくいただきました。しかも、外見などの描写がないのに、カッコよく見えてくる、これは好き。 あと、ヒーローと再会できるかどうか、あえて描き切らないエンディングも好き。 | ||||
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表紙、中身とも新品で嬉しかったです! | ||||
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エンターテイメント性の高い、狂気で生臭い話。 | ||||
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この作者の作品を初めて読む人には刺激的な内容で面白い小説、なのかな? 既に発表済の対談・エッセイ・その他を切り貼りした「その話もう聞いた」と連呼したくなる作品。この作家の作品を散々読んできた私には新鮮味が全く感じられず駄作に感じました。 あと、平山さんは短編でこそ本領発揮する作家さんだと思う。作品によって文体を巧みに変える力量は素晴らしいのに、長編小説ではそれが発揮する機会がない上、もれなく途中でだれまくって駄作ばかり。 | ||||
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殺し屋専用のダイナーっていう良い意味でB級映画的な設定と、序盤のカナコがそこで働くようになる経緯はここからどんな世界に連れて行ってくれるかワクワクしたけども、ダイナーに着いてからはう〜ん。。。 ストーリーのメインを張る殺し屋たちの設定が荒唐無稽過ぎるし、あまりうまくない文章とあいまって中高生の読むライトノベルのような出来。各章ごとに殺し屋が出ては退場しの繰り返しでストーリーもあまりあるように思えない。 普段から小説をよく読む層にはお勧めできないと思います。逆に、映画で興味を持ったグロ好きの中高生は読みやすいかもしれませんね。 | ||||
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一気に読めました。映画観てみようかな? | ||||
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グロいから要注意と言われながらも、かなり前から、目をつけていた本。 「俺はここの王だ。ここは俺の宇宙であり、砂糖の一粒までが俺の命令に従う。」 読み始めて暫くしてこのフレーズで、あれ?この本って、この前やってた藤原竜也主演の映画の原作だったの?ということに気が付いた・・・。 しかし、読み進むほどに、こんなの映像にできるの?という疑問ばかりが浮かんだ。とにかく描写がグロい。暴力、暴力、暴力。「脳漿をぶちまける」みたいな表現が日常茶飯事に出てくる。いくら蜷川実花氏が監督でも、この世界観は無理だろ・・・。でも、ひょっとして???と、思って調べたけど、「残念」と言うか「やっぱり」と言うか酷評しかされていなかった。そりゃそうだよね、映倫通らないよね・・・。(漫画もチラ見しましたが、原作ほどのインパクトはやはりないですね・・・。) 主人公の一人はボンベロという、殺し屋だけを相手にした会員制ダイナーのシェフ。とにかく料理が芸術的。口調や雰囲気から、自分は、ワンピースのサンジを思い浮かべてしまった。もう、そのもの。(笑) 前述の通り、とにかく暴力の表現がグロい。特に読み始めは慣れないこともあり、閉口するけど、(映像じゃないけど、「顔を背けたくなる」っていう表現がピッタリ来る。)対比的に出てくる、ボンベロの調理する料理が、本当に旨そうで、前半過ぎるとグロさには慣れるのが不思議。よくそんな中で、料理が旨そうなんて思えるね?っていう疑問はあるかもしれないけど、背景がグロ過ぎるゆえに、ボンベロの芸術的な料理がとにかく引き立つ。血なまぐさいけど清潔な手術室のようなダイナーで味わう、肉汁滴るハンバーガー。こうやって文字にしてしまうと、なんだかおどろおどろしい感じもするけど、読んでいると、口の中に唾液があふれてくるだけでなく、匂いまでしてくるような気になるから不思議だ。野菜のシャキシャキ感、肉の歯ごたえ、鼻に抜ける香り、ほとばしる肉汁。そんな感覚が色や湿気を持って、自分の五感に訴えてくる。作者である平山氏がそれを狙ったのかどうかは、判らないけど、強烈な暴力により、潰れる頭蓋骨や折れる上腕骨、剥がされる爪、引き抜かれる髪の毛、削げる皮膚、えぐり取られる筋肉。そんな身の毛もよだつ状況の間にふと訪れる、微妙な緊張感を残した、つかの間の平和。そんな時だからなのか、そこに供される、極上の料理の数々が鮮明なイメージとなって浮かび上がってくる。 出てくる人物は(犬まで!)、皆超キャラが立っており、読者は、あっ!という間に奇想天外な平山ワールドに引き込まれること間違いなし。監禁されている、もう一人の主人公であるオオバカナコと共に、読み終わるまで、あなたはこのダイナーから抜け出ることはできない! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人を食った名前のオオバカナコは事務用品問屋に勤めるOLで手取り12万、そのうち家に4万入れて生活している。何の希望も夢もなく、海外の美しいリゾートで死ねたらいいなぁ、と漠然と思い、単発30万円の運転手バイトに応募。あれよあれよという間に採用され、仕事の最中に、意味も分からず、敵対者として捕らわれ、一味と共に凄まじいまでの拷問。頭をシャベルで砕かれる寸前に、謎の男に買われ、ポンペロという雇われシェフがやっている会員制ダイナーのほぼ奴隷同様のウェイトレスとなる。 オオバカナコの前に、同様のウェイトレスが8人いたが、全員、客もしくはポンペロに殺されており、彼女もすぐに9人目となるだろうと言われる・・・。オオバカナコの監禁され時間の観念のない中での延命生活が始まる・・・。果たして彼女は生き抜くことができるのか・・・? | ||||
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漫画が気になり調べたら、原作があると知り興味惹かれて読んでみた。余り考えずに疲れず読める。惨虐描写の文章が続くが何故かそこまで重く感じない(いい意味で)。時々見せる洒落た言い回しの文は好みが分かれるかも知れないが個人的には好きだ。 | ||||
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映画化されると聞いて購入しました。 読んでも読まなくても何も変わりません。 | ||||
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主人公はどうなっちやうの!?と疾走感のあるストーリーとドライな展開に対して暖かみのあるラストが秀逸でした。 | ||||
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ドキドキして最後まで飽きずに一気に読めます。 | ||||
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前から気になっていましたが、映画化もされたため読んでみました。 最初の拷問を受ける際の情景描写がエグくて想像したらやばかったですが、それだけ死が間近にある世界というものを体感しました。オオバカナコの鬼強いメンタルとボンベロの完璧超人ながらも迷っている心情が良い味を出してます。こんな世界観を出せる作者はまさに天才だと思いました。 | ||||
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